レヴェナント 蘇えりし者のレビュー・感想・評価
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レオ様がボコボコにされます。
1823年、アメリカ西部開拓時代の話。
とにかくレオ様がボコボコにされて笑ってしまった。
熊にブンブン振り回されているシーンとか残酷でショッキングなはずが不謹慎にも笑ってしまう。
西部開拓時代を詳しく知らないので深い話は良く分からないけど、一つのサバイバル映画としては超オススメ。
生命達へ
ひとりの男の復讐劇は、私を深く長い生命の歴史へと誘う。
過酷な自然界に住む子熊と母熊、バッファローの群、インディアンとその馬達。
ディカプリオ演じるヒュー・グラスと共にスクリーンに写しだされたのは、そんな彼らの荒々しい呼吸とたったひとつの真実だけでした。
私達は、喰い、喰われ、助け、助けられ、生きて、そして死ぬ。
生命は遥か遠い昔から、生かされ生かしを繰り返し、そして私は今ここにいる。
ラストでイリャニトウ監督は、正気を失い争いを繰り返し続ける私達人類に、生命の象徴とも言うべきヒュー・グラスを借りてある言葉を託しました。
「復讐は神の手に委ねる。俺の出番ではない。」
320人目のレビュー、もうほとんど興味ある人はいないとは思いますが...
320人目のレビュー、もうほとんど興味ある人はいないとは思いますが、一言。
あれほどアカデミー賞に縁のなかったディカプリオがようやく手にしたオスカーの意味が分かりました。作品としても素晴らしかったけど、やはりディカプリオの演技が素晴らしかったです。
その前に観た「リリーのすべて」でのエディ・レッドメインの演技にも感動して号泣したばかりだったので、2年連続で難しかったとしても、どうしてエディじゃなかったのかを確認するために観たのですが、あの役を狂気の目で演じられたこと、ただのアイドル俳優にならなかったこと、その振り幅の広さそのものが評価されたと思っています。
映像は素晴らしかったですが、2回は見たくありません(笑)
人間ってしょーもないなぁ
こんなにも雄大で美しい大自然を前に、憎みあったり殺しあったり。
人間ってほんと、しょーもないなぁ。
人間がしょーもないのは今に始まったことじゃなくて、多分「人間」という生き物は元々しょーもなさを内包しているものなんだろう。
昔はオノとかしかなかったから、殺しあってもまあ、そいつらが死ぬぐらいで済んでいた。
それがだんだん文明が発達して、莫大な人間、だけでなく動物、自然を破壊できるようになってしまった。
人間のしょーもなさは変わらない。
だって、しょーもなさを内包しているのが人間だから。
バカは死ぬまで治らないっていうけど、人間は滅亡するまで治らないんだろう、とこの映画を見て思った。
その時に、あの美しい自然が少しでも残っているといいなあ。
とりあえず、自然が美しい映画でした
ディカプリオ様々
美しい自然と人間の醜さ。
面白くない
今作の監督の作品「ゼロ・グラビティ」「バードマン」は非常に良かった。映像の美しさ、カメラワークが非常的に物語に効果的に影響していたからである。ただ今回はストーリーが酷すぎる。シンプルにもほどがある。息子が殺されてその復讐を果たそうとするがその道中に様々なことが起きる、何ていう映画は死ぬほど見てきた。映像の良さはストーリーあってのものであり、いくらこの映画の映像が綺麗だろうがストーリーがつまらない時点で映像美は評価に値しない。誰が「この映画は映像が綺麗だからおすすめ」などというだろう。
ディカプリオも何だか俺は演技のためなら何でもしますという感じ。きつい芝居のフルコースという感じで何だかディカプリオのイメージビデオ感が非常に強い。まぁディカプリオがこの映画で主演男優賞を受賞したのは納得なんだけど、厳しく辛い演技が一番みたいになっている今日、その風潮を誰か変えていかないものなのか。
最後の30まで特に大きな展開がないというのは非常にきつかった。
長いのにつまらないというのは本当に最悪である。
やっぱり感はあったものの…
君たち、本心か?
この映画、見所は映像と主人公の熱演だが、そこ以外で楽しめた部分はあったか?
終始這いずってるデカプリオは確かに凄い芝居をしてたと思うが、所詮熊はCGだし川に流されるシーンでは衣装の下はウェットスーツだろう。
こんなに頑張ったんだからオスカーください、みたいな感じがしてむしろ引き込まれない。
デカプリオの演技が素晴らしいのはクイック&デッドの頃から分かってたことだ。
いくら映像が素晴らしくても、ど直球の復讐譚に二時間半は長過ぎる。ストーリーは無理に引き延ばした感じがするし、復讐相手がウォーリアーのトム・ハーディじゃデカプーなんざ舜殺だろう(笑)
アカデミー賞にノミネートされるのは配給元が選んだ作品だ。
映画の感想は人それぞれだが、星4、5の皆さん、本心からこの映画、面白かったか?
頑張りました
ビックリするほど、何も来ない
この映画はいろいろなことを考えさせる。
まず、主演男優賞とはいったい何なのか?30年程ずっと疑問に思っているが、今回はわかりやすい。どうやら一番頑張った人に与えられる賞のようだ。ディカプリオの今回の頑張りはかつて受賞できなかったいかなる映画よりも頑張っているように思える。アカデミー賞を獲るぞ、という気迫は全面に感じ取れ、結果がついてきて本当に良かった。
次。クマという動物はどういう力加減で襲ってくるのか?
一発で殺せる相手をギリギリな感じで生かして、いったん休憩してまたギリギリ死なない感じで襲ってくるというのは勉強になった。ま、一撃で殺してしまっては頑張ってるディカプリオが報われず、映画もそこで終わってしまっていたので好都合な習性だった。
途中、その人を選んだらアカンやろ、という人を隊長が選ぶシーンがあった。隊長は後々痛く後悔している感じだったが、いやいやいや。あれはアカンで。絶対そいつ選んだらアカンで、と映画館全体で突っ込むべきだった。リーダーシップを問われる人選だった。
ま、その人選の結果、当然と思われる悲劇が起こったわけだが、ここまで、おおよそ映画の予告編で聞いていた内容なので、特に驚きはなかった。
しかしながら。
予告編も考え直してほしい。だいぶ、物語の深いところまでいってしまっている。
結局、ここから先まさかただ単にサバイバルして、復讐するような展開になるんじゃないか?という疑念の元物語は展開するのだが、まったくもってその予想を裏切ることなく、ただただ壮絶なCGとディカプリオの頑張りが展開される。
考えてみたら、欧米のアメリカ原住民侵略戦争というのはそれ単体で大きなテーマである。
ところがこの映画はびっくりするほど、この側面については核心をつかない。主人公は中立的な立場のような描かれ方はしているものの、その辺はかなり曖昧な描写になっている。
見事なまでに暴力シーンや大自然や馬の体内などの描写ははっきりと表現しているのに、難しいことはいいじゃないですか的な感じになっているのは作り手のどういう意図なのか?
終わってみれば結局なんだかよくわからない映画でした。
迫力
レオ様念願のオスカーおめでとう記念に見た。
迫力がすごい。泡吹いて唸り声あげるレオ様すごい頑張ってる。そりゃオスカーあげたくなるよな。
生きて復讐することへの執念がとにかく凄まじい。あらゆる手を使って執念を描き出してくる。地面を這い、冷たい激流に揉まれ、雑草や屍肉を喰らい、死ねばよっぽど楽なのに、とにかく生き延びる。
馬の腹から胎児を引きずり出して、その中に包まるシーンが凄く印象的だった。なんだったら監督の性癖なのかと思うくらい生々しくて、グッときた。
そこまでして成し遂げたことが復讐。虚しい。観客にプレッシャーを与えて与えて与えてラストであの虚脱感。なんか癖になる感じだった。
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