セルフレス 覚醒した記憶のレビュー・感想・評価
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将来のイーロンマスク
ようは漫画NARUTO -ナルト-に
出てくる大蛇丸の転生と同じ、
元の身体を捨て新しい身体に
乗り移る内容。
目の前に死を感じたとき
人は少しでも生き長らえようとする。
老いた身体を捨て、新しい肉体が
手に入るならこの上ない。
たが自分の身体のように馴染むのか。
目に見える景色、臭いの感覚、
触れた感触、心臓の鼓動。
現代の医療でもドナーからの移植で
ドナーの記憶を少し引き継ぐ
みたいなことがあるから
身体に二人が共存している感覚なのかな。
まあ移った肉体が元軍人という
アドバンテージが非常に役にたった例。
サスペンスクライムアクション
としても良くできている。
不死は誰もが願うのか?
『天国から来たチャンピオン』や『アイランド』などなどその他諸々の要素が詰め込まれた面白い作品でした
このような内容の映画は大好きです
あまり深く考えずにさらりと見られていい
地上波やBSの映画を自動で録画しているので何が録らてれいるのか分からずタイトルだけで見始めました
この先どうなるどうなるとモジモジワクワク
自分で選ぶと片寄ってしまうので何でも見てしまう雑食になりたい
思わぬ名作や奇作にたどり着けたらラッキーですね
持てるものと持たざるもの。
建築家として巨万の富を得た主人公ダミアンだが、いまや病で余命半年の身。そんな彼が友人の勧めでクローンの肉体に記憶を移植するという手術を受け、新たな人生を謳歌することに.。
しかし、その肉体はクローンではなく金と引き換えに献体されたマークという青年のものだった。それを知ったダミアンはマークの家族を守るために組織と戦うことに.。
命をも金で買えるダミアン、かたや娘の治療費のために自分の命を売らざるを得ないマーク、まさに持てる者に持たざる者が搾取されるという社会の構図がここでも見られる。
ダミアンはトランプばりの金ぴかのペントハウスに住むいけ好かない金持ちだ。そんな彼が改心して貧しいもののために戦うという話かと思ったけど、はなから金持ちという以外そんなに嫌な奴でもないみたいで、いきなり襲ってきた敵からマークの妻子を守ろうと必死で戦う。
また、他人を犠牲にしてでも生きながらえるか、あるいは自分は身を引くか、そういった究極の選択に悩む描写は一切なく、ただ後半は逃走劇と組織への反撃という流れに終始する。主人公の心の変容を描けるほど脚本家には力量がなかったようだ。
ただ、自分の娘とは出来なかった子供とのふれあいができたことで最後の決断につながったんだとはわかるけど、これも誰もが予想できるラスト。
クローンに記憶の移植をして永遠の命を手に入れるというのはシュワちゃんの「シックスデイ」で既にやってる。本作はクローン技術が追い付かないから強引に生きた人間を利用したもんだから、当然非合法となり武装した私設警備員まで雇って証拠隠滅行為まで行うというのが敵役なんだけど、正直、敵のスケールが小さ過ぎて、またSF作品としても話はあまり広がらない。
本作を見て「シックスデイ」がいかに傑作だったかを再認識した。世間の評価は低いけど。
「ザ・セル」のターセム監督の名前につられての鑑賞だったが、内容があまりにも凡庸だし、映像にも監督らしさはない。やりたくてやった仕事ではないのだろう。
記憶の断片
薬を毎日飲み続けないと、ふらつきや前の持ち主のフラッシュバックが頭をよぎる。クローン人間だとばかり思っていたのに、肉体の前の持ち主の記憶だとわかったエドワード(ライアン・レイノルズ)。その夢に出てきたカボチャ型の給水塔を探し当てると、身体が死んだはずのマークという男であり、マデリン(マルティネス)という妻が帰宅してきたのだった。娘のアナは大病を患い、金のためにマークは自分を犠牲にしていたのだ。
時折、マークの記憶が現れるが、薬を飲み続けると2年でマークの記憶は消える。逆に、薬を断つと完全にマークに戻るというのだ。クローンじゃないことがわかり、ダミアンは組織に狙われることになる。ダミアン自身も、人を犠牲にしてまで自分が生き延びたくないという考えに変化する。
元兵士だったことで身体能力が高い。それを利用して激しいアクションシーンとなる。秘密を知ったからといってそこまで狙われるものなのか・・・その後ツッコミシーンが満載となるが、最後には娘に手紙を渡し、自分の存在を消して、マーク一家が平和に暮らす方向に持っていくところがいいな。
致命的な欠点、どっちが残ったの?
「ロボコップ」では、死亡した肉体に上書きされた人格で、過去の記憶や、家族の思い出などの残像に苦しみ、「俺は機械なのか、人間なのか?」という葛藤に苦しむドラマがありました。
「フェイスオフ」では、警察と悪党の脳が入れ替わることで、それぞれの立場を利用して闘ったり、善から悪に人格が180度切り替わるコントラストを上手にストーリーに絡めて表現していました。
ところでこの映画、ベン・キングズレーが金にものを言わせて、新しい肉体を手に入れ、第2の人生を享受するという「入れ替わり」もの。肝心の「更新」の要素がうまく表現できておらず、肉体を提供したライアン・レイノルズは死亡しているはずなのに、ちょいちょい記憶が再生し、都合のいいことに、格闘技の達人(元軍人)という特技を生かし、ピンチを乗り越えていきます。これじゃどっちが闘っているのかはっきりしないままです。
それでも昔の妻は、彼が別人になっていることに気づき、元の夫が死んでしまったことに哀しみます。どう見ても、作劇上はライアンが生きて行動しているのに、ベンが宿っている体(てい)で話が進んでいくのです。
いちばん近いのはコミックのドラゴンボールでギニュー特戦隊の隊長に悟空が身体を盗られたシチュエーションでしょうか。んで、その悟空が死んでしまって登場しないまま徐々に死体の悟空が意識を取り戻していくというようなややこしい展開で、ギニュー隊長は自らの良心に従って、肉体と魂を、彼の本当の妻と子に返すという、とても素晴らしいストーリーになったはずの映画でしたが……
これだけ書くのもややこしくて、伝わらないでしょうが、要は、設定がややこし過ぎて、誰が何を成し遂げたのかが分かりにくいので、感動も薄いのです。
死んだはずのライアン・レイノルズは、どうやって蘇ったのか、ただ意識障害で脳死状態だった肉体にベンの記憶を植え付けただけなのか、そこらへんがかなりいい加減に描いてあるので、今行動している主人公は、ベンの意識で行動している正義の男なのか、ライアンの回復した意識で行動している、自衛の男なのか最後までよく分からないまま終わってしまいました。
かと言って、もう一度見る気にはとてもなれませんね。時間がもったいなくて。
2017.8.29
近未来SFアクション!って売り出しでヴィジュアルもそんな感じに仕上...
近未来SFアクション!って売り出しでヴィジュアルもそんな感じに仕上がってるけど、
私的には親が子を思う気持ちが終始描かれてるファミリーSF感動作っすね
子を思う父親の心情が全ての決断の元になってるんだな
あ
よくある入れ替わり
ライアン・レイノルズが主演のアクション・ミステリーということで、Huluで鑑賞。ストーリーとしては、それなりに飽きさせないが、体と心が入れ替わる題材として、二番、三番煎じ。
癌が進行して、死を前にした建築王が選んだ道は、若い男の身体に入れ替わり、自分の才能をこれからも残していくこと。
その入れ替わりを秘密裡に執り行う組織は、何処から入れ替わりの為の体を準備するのか?自分が、入れ替わった体は誰のものなのか?
そんな折に、入れ替わった男の記憶がフラッシュバックし、疑念を抱き始める。
入れ替わった体の妻や子供が、登場してくる中で、それまでの建築王としての自分と新たな自分との葛藤や、組織からの逃走と対峙の後の結末は、ある程度見えて、予想通りだった。
そのため、星は⭐️⭐️⭐️以上の面白さは、みられなかった。
ちょっと暗くなる
臓器移植からここまで来たか、しかも倫理上の問題が大きすぎ。結局、金持ちが第2の人生を得る?
でも、体が変わって精神はそのままってのは難しすぎる。結局主人公の選択になるのだろうけど、それでどこがうれしいのか? 見終わった後、なんとも気持ちが暗くなる。
タイトルなし
余命ない金持ちが死と引き換えに若い新たな肉体を手に入れる。しかし、その肉体は人工的に作られたものではなく、他人のものだった。若い肉体を手にした当初は青春を取り戻し、以前の豪華な生活そのままに人生を謳歌するも、薬が切れると若い体にある記憶がフラッシュバックして起こり、他人の記憶、その家族に出会うことで真実を知る。そしてこのサービスを始めた学者たち組織と闘い、他人の家族を守る。最後は残された記憶を薬を断つことでなくす決断をし、家族のために、取って代わられた自分の若い肉体の持ち主のために、金も豪華な生活も与える。本当の娘に小切手ではなく、手紙を渡し、記憶、そして自分の人生を終わらせる決断をするシーンは切ないが、ようやく姿は違えど父娘の絆を取り戻した、その娘を見れたことが救い。若い体の人生のまま謳歌したいと思うのが常だろうがライアン・レイノルズが正義感ある演技。思ったより良作。
命を長らえるために背負う宿命
ベンキングズレー扮する巨額の富を築いた建築家ダミアンは、癌を患い余命半年だと覚悟していた。ダミアンは、秘密裡に遺伝子を操作して若い肉体を得る事を研究しているオルブライトを訪ねていた。ダミアンは、巨額の金でオルブライトに依頼した。古い肉体は死にライアンレイノルズ扮する若いダミアンが誕生した。ダミアンは、リハビリの様に訓練し徐々に動ける様になりエドワードと名乗った。ところが新しい肉体は、マークと言って妻も子供もいる男の肉体だったのだ。エドワードは、監視する連中から逃れようと暴れ回り焼き殺されそうになったが何とか射殺した。しかし、薬を飲み続ければマークは消えるが薬を飲まないとダミアンの意識が消えてしまう。またマークの妻子はマークが居ないと殺されてしまう。果たしてエドワードはマークの人生を背負って生きるのか? 科学の力で生き長らえたつもりが、とんでもない事になって信頼出来る事が無くなると言うのは大変な事だね。
テキトー感満載映画
あらすじと予告映像を見て面白そうと思って視聴したが、まあまあかなー。
でも主人公の生き返る理由がないってのがダメでしょ!せっかく生き返ってもバスケして女とチョロっと遊んでってそれでいーの?
しかも雑魚いMRIみたいの入って「はい、入れ替わり完了〜」ってちょっと納得できない。
「人工的に作った体じゃなくて...実際の人間なんて...誰かを殺してまで生きたくない!」的なことをいうが邪魔する奴は銃でバンバン撃つ。
あと火炎放射器で防弾ガラス溶かして人焼くな!しかも娘の前で!
最後はハッピーエンド!☆的な感じで終わらせてるけど、そもそも主人公のおっさんが何もせずそのまま天に召されてれば良かった話じゃない?
なんか海外のテキトーな感じが見える映画だった
主人公の冒頭と終盤の人柄が変わり過ぎ…
ライアン・レイノルズ主演の記憶をああしてこうするアクションモノ。良く練られた脚本なんだけど、終盤に掛けてスケールがどんどん小さくなってくる所が残念。
しかも、主人公ダミアンの冒頭と終盤での人柄の違いは薬が良い加減に効いたから?冒頭はそんなに良い人キャラではないと思ったけど…
記憶を辿る、記憶を活かす。
ニューヨークの建築王:ダミアンがガンで余命半年と知り、科学者の手を借り新しい肉体へ頭脳を転送するのだが、その身体は遺伝子操作で新しく造られたものでは無く、生きていた他人の身体だった事から始まるお話。
素のままのライアン・レイノルズの活躍というのはあまり観た事は無かったなぁとw
良い体つきの俳優さんです。
また、ハリウッド肉体アクションは頂点まで極めた模様です。キレがいい。
新しい身体の件でいざこざはありますし、更に秘密や家族愛もあり、ゆっくり腰を据えて観れる映画になっておりました。(ラストの移植回避理由があまりピンとは来ませんが。)
ハリウッド大作もいいけど、低予算映画もいいけど、このくらいの規模の作品公開をもっと増やして貰いたいな。
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自宅にて鑑賞。贔屓のT.シン監督、旬のR.レイノルズ主演作。監督お得意の潜在意識系を弄る物語だが、有り勝ちな手垢の附いたテーマであり、『ヒストリー・オブ・バイオレンス('05)』を想起したが、過去の残像や微かな記憶に苦しめられる『トータル・リコール('90/'12)』か『クローン('11)』辺りに近いテイスト。やや舌っ足らずで説明不足な箇所もあり、観る人を選ぶのだろうが、いい映画であり、云い換えるなら好きな作品だ。何よりアート系に偏った人だとばかり思ってた監督がエンターテインメントもしっかり撮れると知ったのは大収穫。80/100点。
・珍しく「覚醒した記憶」と云うオリジナルの邦題(副題)が、鑑賞の邪魔になっておらず、端的に本作を云い表している。自己中心的なアイデンティティと一旦、消し去った筈の他人とその過去を思い遣る板挟みに陥り、このジレンマを産み出した者達に怒りをぶつけ、葬り去ろうとするエディプス・コンプレックス、更に些細な誤解により生じた確執で不和な関係となってしまった娘への詫びと贖罪──ごくオーソドクスで王道中の王道なストーリーであり乍ら、厭きさせる事無くがっつり最後迄、魅せてくれる。
・敢えて苦言を呈するなら、肝となる設定のシェイディング(脱皮精神学)後、“ダミアン”の自我が随分縮少されている事と金属があると巧く処置が完了出来無いと云う装置の弱点(薬莢を銜えていたので自己を保てたと云う後半の伏線)を知り乍ら、碌な対策や検査を講じず弱点の対処を怠る“フェニックス”の連中と云う間抜けに思えるプロットホールとも云える微妙な展開が散見出来る所である。更に薬の服用を止めた時点でと云う設定が判った段階で、結末は想定可能な上、実際それを超えない予想通りのラストを迎える感傷的な物語ではあるが、それを差し引いても充分満足した。
・冒頭から僅か15分だけの出番ながら近作ではこのテの役が多い印象の“ダミアン”のB.キングズレーとどこか憎めない初代“アントン”のD.ルーク、先頃鬼籍に入った宇宙物理学者を髣髴させる“フランシス・ジェンセン”博士のT.F.マーフィー、温厚で頼れる相棒“マーティン”のV.ガーバーとその上品な妻“ジュディ”のM.ハーディン、難しい役どころの“クレア”のM.ドッカリーと芸達者な面々が脇を固める中、善人にも悪人にも見える謎めいた仇役“オルブライト”のM.グードが特に佳かった。
・監督にとって初めて石岡瑛子抜きでの製作となった。彼女は物故('12年没)の為、参加出来無かった。本作で“(“ダミアン”転送後の)マーク”を演じるR.レイノルズがしている腕時計はパネライPAM00312である。
・“クレア”のM.ドッカリーは“メアリー・クローリー”として、“オルブライト”のM.グードは“ヘンリー・タルボット”として、TVドラマ『ダウントン・アビー シーズン5('14)・シーズン6('15)』で共演を果たしている。そこでは伯爵家の長女“メアリー・クローリー”のM.ドッカリーに対し、カーレーサーである“ヘンリー・タルボット”のM.グードが求婚する役所である。
・本作の設定と展開は、J.フランケンハイマー監督、R.ハドソン主演の『セコンド/アーサー・ハミルトンからトニー・ウィルソンへの転身('66)』に巻き込まれ型サスペンスとしてよく似ている。
・鑑賞日:2018年12月7日(土)
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