残穢(ざんえ) 住んではいけない部屋のレビュー・感想・評価
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近年稀にみる怖いホラー
公開当時、鑑賞後に思わず実家が立つ前はそこがどんな場所だったのか確認してしまった。近年は、切り口で勝負した、いわば「怖くないホラー」が量産されているように感じる。それは日本はもちろん、ハリウッドでも。だが、今作は正統派とでも言おうか、問答無用で怖いホラー作品。他界した竹内結子さん、今も活躍を続ける橋本愛は、「ホラー受けする顔」が出来るということも、特筆しておくべき点である。
怖くないけど怖い、じんわりホラー
ホラーは苦手だ。特にこっちを驚かせにくるホラーは怖くて観られない。
そういう意味で本作は事前の個人調べによりギリギリ観られるかもしれないと思いつつ、やはり躊躇し続けた。
しかし、竹内結子さんが亡くなったので、これは観るしかないかと決心した。
結果的にとても面白かったし、驚かせにくるショックシーンや直接命を刈り取りにくるようなシーンはほとんどなくて安心した。だけど怖かったね。
マンションの一室で起きた怪奇現象の謎を解明すべく主人公の私とマンションの住人である女子大生が調べていくと、他の部屋でも起きていた不可解な死や怪奇現象、そしてそれは過去に遡っていく。
繋がりと広がりを見せながら徐々に明らかになっていく謎。穢れの根っ子に迫るミステリー。
じわじわ怖いのに目が離せない面白さがある。
穢れの蓄積と拡散、それに穢れに対する耐性について考えたね。同じ部屋の住人でも全く問題なく、いわゆる祟られることなく過ごした人もいるわけだから、穢れに強い人と弱い人がいるんだろうなと思うわけ。
となると、最終盤のワンシーンの、そこまで強く触れあった訳でもないのに祟られたあの人は、相当に穢れ耐性がなかったんだろうな。強い祟り弱い祟りとあったと思うけど、恐らく一番強いのもらったしね。
あと、ホラー作家に手紙を送るほど、明らかにおかしな事が起きているのに一年も住み続けられる女子大生の胆力に一番ビックリした。自分なら翌日からもう住めない。ミステリー研究会は心霊現象もいけちゃう感じなのか。強いな。
ホラーマニアの人たちも、なんか凄いなあと思ってしまう。望んで首を突っ込んでるわけだからね。自分には理解不能。
ただ、そういう類いの人たちは穢れ耐性がメチャクチャ高いんだろうなと思うのです。
強い祟りをもらったあの人と違って、どこにいっても大概問題ないんだろうね。自分の耐性を突破してくるような更に強い穢れに触れなければ、だけどね。
竹内結子
竹内結子ですよ。
いいですね。
お綺麗です。
演技もいいですね。
ゴールデンスランバーを観て
この女優さんを初めて知った。
竹内結子の新作が見れないのが残念でたまらない。
さて、冒頭で結構やってくれちゃってw
へ?
いきなりこんな???
と思ったら作家さんだったのねwって感じでスタート。
マンションの一室で起こる怪奇現象を相談した女子大生と
作家さんの二人三脚のスタート!
いわゆるバディー物?www
リングもバディー物でしょ?www
と、言いながらも作家さんは女子大生の扱い酷いなwなんて
想いながら観てたんですけどね
途中から作家さんも合流。
と思ったら佐々木蔵之介さんも坂口健太郎さんも合流!!!
作家の旦那さんは滝藤賢一さんねw
途中で 成田凌さん出てきて、ちょい役?????って
思ったら・・・・
物語はマンションの跡地から始まりはては福岡にまで及び
話しても聞いてもな展開に。
編集者が・・・
滝藤さんも
ちょい役と思った成田凌さんも
えぇ~~~
って事で幕を閉じました。
一番印象に残ってるのは山下容莉枝さん。
緊迫したシーンでも山下さんが喋ると何故か観ているこっちが和むw
まあ、それはさておき。
何年かぶりのJホラー。
まして、古い作品。
観てよかった。
面白かった。
途中タルい感じはあったものの最後まで引き込めれて観ちゃった。
怖さもじわってくる怖さ。
観てよかった!
見たり聞いたり…その時点でアウトなのは怖すぎ!
かなり怖いJホラー。松嶋菜々子さんの落ち着いた演技が最高に良かった。大好きな女優さんです。
人伝で見たり聞いたりするだけでも狙われてしまうので、こんなに厄介なものはない。
過去へ過去へと遡っていく途中、あれこの人誰だったっけ?と思ってしまう箇所もあったけど、そこらへんは私の記憶力の悪さかな、と思う。
淡々と恐怖をまといながら、徐々にその恐怖が雪だるま形式に膨れ上がっていく…そんな映画。面白かった。
呪怨には及ばないが良作サスペンスホラー
ナニカが理不尽に伝播していくという構成は呪怨タイプだけど少し薄味かな。丁寧な前半に対して登場人物が増えて緊張感が薄れた後半は少しダレてしまい残念でした。賛否あるあのラストは蛇足であり不要だと感じますが全体的には丁寧に作られた良い作品でした。
竹内結子の対話演技が見事
「湧いて出る」
丸メガネ竹内結子(鼻血)。平山夢明さん出てはる("^^")。
おばあさん役の女優さんよく見つけて来たよなー。顔芸。
途中で穢のバケツリレーを「ん?」て見失った気がします。
あのお坊さんやっぱりね。
ホラー苦手だけど安心して観れました。
追記。
原作読んだ。めっっっつちゃくちゃ怖い😱
日本的な恐怖感は出ているものの…。
不気味な現象が起こるマンションの謎を解くために、その土地や建物にまつわる過去の因縁を探っていくというシチュエーションはミステリー的な要素もあって興味を惹く。
ただ、その過去の因縁話も怖いと言えば怖いんだけど、ひとつひとつの因縁にはこれと言った関連性が無いので、結局、どんなに追って行ったところで現代の怪異の解決には直結していかないもどかしさが終始つきまとう。その情報の入手方法も、たまたま当時の事情をよく知る人がまだ生きていたり、当時の詳しい資料が見つかったりという偶然ばかり。因縁が「穢れ」として連鎖増幅していくのが怖いと言うのは分かるんだけど、それが登場人物の過去や家系と関連したり、新たな真実が浮上する事で謎を解明する手掛かりになったりと言った展開にならないので、どうしても見ていて、「…だから?」と言う気分になってしまう。
また、ホラーとしての完成度で見ても、リアリティを出そうと抑えた恐怖演出が地味すぎる一方で、安っぽいCGの幽霊を何度も出したりと、微妙に演出センスが感じられない。あまりこういう「お化け」や「怪奇現象」をビジュアル化し過ぎると、「精神的」な怖さよりもゾンビや猛獣に襲われるような「物理的」な恐怖感にシフトしてしまうので逆効果。その辺の匙加減にこそ、ホラー映画制作のセンスが問われると思う。
出演者の演技も、「不安そうな感じの表情をしよう」とか「怖がってる話し方をしよう」と気張り過ぎて、返って不自然になっている(これは監督の演技指導も悪いけど)。それに加えて、ぼそぼそとしゃべるセリフがやたら小声で聞き取りにくいので、ボリュームを上げると次のシーンではやたら効果音がデカくなったりと、内容と関係ないところでもイライラさせられた。なんか邦画ってこういう音声バランスが悪いものが多い気がする。
結局、ラストも特に何も解決しないまま「穢れ」も残り、「祟り」として増幅し続けるという予想通りのオチ。まあ、これ以外にはやり様が無いのかなあ…。
過去に経験のないタイプのホラー映画。
正直期待していなかったが、これがなかなか知的なストーリーで物語が構成されている。恐怖を追求すのではなく、人の心におりものの様に積み重なる負のエネルギーを丁寧に魔界からのメッセージとして描いていて好感が持てた。
謎を追う系Jホラー
全部繋がって行くんだけど、何でだよ!!ってかまいたちみたいなツッコミが脳裏によぎりまくりイラッとしたw無理やりすぎて理不尽だし、何を思えばいいんだろうと、なんとも感情がよく分からなくなった…
残念(ざんねん) 観てはいけない映画
残穢、すなわちその土地で起きた不幸で死んだ者の怨念がその土地の住人に災いをもたらすという。
怪奇現象が頻発するマンションの住人がそのいわくつきの土地を遡って調べてみると芋づる式にそこで起きた不幸な出来事が明らかになる。それが怪奇現象の原因だったというお話。
過去に遡れば、戦国時代とか日本のいたるところで無残な人死にがあったわけで、だとすると日本中ほとんどの土地でこんな怪奇現象みたいなことが起きることになってしまう。これは大変だ。
内容的には小中学生向けかな。演出もテレビドラマみたいで実に残念な作品。これをもし映画館でお金払って鑑賞してたら私の怒りが生霊となってその映画館にとりつき、映画館に来る人々を恐怖に陥れたことでしょう。
金返せ~金返せ~と。
呪いの新境地。
当たり前ながら呪いにも色々あって
それぞれが別々に呪いとして同じ場所にある。
これは新しいし
ホラーというよりサスペンス
謎解き感覚で引きこまれるストーリー
自分はラストの展開で血の気ひきました。
この作品はある意味とてつもない恐怖を秘めた映画。
【人間の恨み、後悔がその後にその土地に住んだものに与える忌まわしき行ないを描く。派手な視覚、音響に頼らない中村義洋監督の力量が冴える映画。今作はホラー映画ではない。人間の所業を描いた作品である。】
ー ホラー映画というと、視覚的な仕掛けが重要視されているが、本作はそれを含みつつ、重厚な話にしている点が、稀代のストーリーテラーである、中村義洋監督の力量が伺える作品である。-
■小説家の「私」(竹内結子)は、読者の「久保さん」(橋本愛)からの手紙をきっかけに、奇妙な音がするマンションを調査する。
すると、かつての住人たちが引っ越し先で自殺や心中、殺人などの事件を起こしたことが判明して行く。
「私」は「久保さん」や同業者の協力を得て真相に迫ろうとするが…。
◆感想
ー 本作をホラーとして捉える人が多いとは思うが、今作はあくまでどこにでもある土着性ある人間の呪いが、後世に与えた影響を与えた状況を描いた映画である。-
・故に、今作のホラーテイストは、観る側を驚かせる構成にはなっていないが、逆にそれが怖さに繋がっている。
ー 自分が住む部屋、土地は大丈夫だろうか・・。-
<だが、日本では特に京都を代表として、過去に因縁がある土地は数多ある。
私達に問われるのは、それを前提として、忌まわしき過去を経た精霊たちと、如何に折り合いを付けつつ、過ごすことなのである。
今作の無理やり、ホラーテイストに流されない作りが、逆に怖いのである。
流石、中村義洋監督であると思った作品である。>
眠たいし見る価値もない
ちょっと何が面白いのかよく分からないですね。
ストーリーで怖がらせるのかと思ったがたいして怖くもないし、かといって定番の驚かすようなありきたりなホラー要素も含んでいるのでどっちつかずで中途半端な映画です。
感情移入もできない。
怖い方に持っていってしまっているから感情移入ができないんです。
ベッドの下みるとき、普通は電気つけますよね。
正直、眠たいですし見る価値もない。
0点です。
深みにハマっていく
だんだん怖くっなっていくかんじです
考察に重点が置かれており、
ビビリな私でも最後まで鑑賞できましたが
本当のホラー好きには物足りないかも
点と点が線でつながっていくところが
観ていて引き込まれました。
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