湯を沸かすほどの熱い愛のレビュー・感想・評価
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愛なんて身近にあるもの。
たくさん、泣いた。
序盤で死ぬことが分かってて、だいたい話も見えてて、なのになんでこんなに泣けるんだろうって思うくらい泣いた。
色々な家族の在り方に特に泣いた。
愛は血ではない。そう分かってるのに、そのことをすごく思うからこそ、血にこだわりたい時もある。家族というくくり方にすると、余計に。なおさら。
そんな感情を素直に出してくれることが余計切なかった。
しかも、暗くなく明るく、だけど嘘っぽくなく。それが、私としてはすごく良かったし泣けた。
そして、少しやりすぎ感があるけど、嫌な感じはしなかった。
いつだって自分が大切に思っている人には、幸せでいてほしい。そこに自分が含まれてると尚幸せだと思う。
タイトルの意味。。^^
ラストのラストに意味が解りました!
実は、ガンで余命何日とか難病とか そういうジャンルの映画は
あまり観たくなくて避けて来ましたが、重すぎない暗すぎない、
そして、驚愕のラスト!!(@_@) と、レビューで読んでこの映画が急に観たくなりました。
主要キャストは全員良かったですが、特に花ちゃんの演技が、
凄く良かったです!
彼女は、回鍋肉のCMの『無くなるよ!』のひと言でも、
演技力がありましたが、将来が楽しみです。
好きな映画の1本になりました。
泣いたけど…や、泣いたけども!!
色んなところで書かれているが、ラストのラストが共感できないし、細部のストーリーが理想の押し付けで、結局その違和感が拭えないままだった。
ヒッチハイカーの心にすんなり入り過ぎだし、いじめの対処はそりゃあんな風にいけばいいけど、教室で急に脱ぐ子なんて、ギョッとするし、腹違いの子どもがいい子すぎるし、耳が聞こえない設定(と記憶しているのだが、聞こえにくいだけだったり訓練次第では問題なく過ごせるようになるモノなのだとしたらすみません)の実母は葬式の時聞こえているような演技になっていたし、もやっもやっが時々発生してしまっていた。
ただ!泣いたのは事実で!とにかく杉咲花さんの演技がスゴイ!正統派の実力女優なんだなーと思った。今までも色々な映画に出てたしうまいな、とは思っていたが、こんなにもぐっとくる演技をする子だったとは。
そして宮沢りえ。よかったです。何も言うこと無し。
演技者たちは100点満点、演出が30点、という感じ…
泣かせてくれたぜ
宮沢
とにかく泣かされた
昨年映画館で予告を見て気になっていたのでTSUTAYAで借りてきました。
皆さんも書いていらっしゃいますが、一言で言うと女優俳優の名演があってこその作品だと思います。とにかく主演の宮沢りえさんの演技に泣かされました。家族を大事にしたい、精一杯生きたい。クサい感想ですが、それだけ演技に説得力があるように思えました。
ただラストには首を捻ってしまったというか、そういうことか〜(笑)という肩透かしを食らったような、でも映画だから許されることもあるのではないかな、と思います。他にもやりすぎでは?と思うシーンもいくつかあったけれど、わたしは映画は非日常であったり非現実的なものとして基本捉えているので、そこまで気にはならなかったような…
途中からずっと泣いていました。見てよかったと思います!
宮沢りえ圧巻の演技力
途中から涙が止まりませんでした。宮沢りえは圧巻の演技力ですが、オダギリジョーのひょうひょうとしたドライな感じもいいバランスでした。過剰な家族愛や夫婦愛の演出は鼻について寒くなるものですが、それがないのが良かったです。
タオルハンカチ必須
好みか好みじゃないかというと好みじゃないが、泣くか泣かないかって言うと大粒の涙をボロボロ流すほど泣く。(しかも何回も)設定を含め随所に、んなことある?とか、それはできないでしょ。というドラマ的要素があるところが私の中でのマイナス印象ではあるけど、昨今の美魔女だのママになっても美しくありたいと自分の欲を満たすことを肯定しているような母親とは一線を画す母親を宮沢りえは演じている。
自分よりもまず家族の幸せや未来を第一に考え行動するような清く美しく熱い愛情をこの映画にみたような気がする。肌がつるつるとかお尻があがっているとかオシャレであるとかそんなものが「美しい」のではないのだ。元来女は強く美しい。とりわけ母は尚である。
#宮沢りえ専用ヘアメイク#てかかれるとなんかメイクで隠さなければいけない箇所があるのかと余計な憶測をしてしまったよ#てゆーかめちゃ薄化粧やったし#杉崎花ちゃんは泣くと右の鼻から絶対鼻水でる#右目からは涙出にくい#鼻水でてもーてるからちゃうか説#エンディングに流れる歌はキノコ帝国#オダギリジョーはドラマの方が向いてる#他の出演者もだけど#花ちゃんは映画いけるくちかな
恐ろしいほどの母性愛
家族モンはズルい
余命半年と宣告された母ちゃんこと宮沢りえがイジメに苦しむ娘、失踪したうだつのあがらない夫、その愛人の連れ子、旅を続ける謎の男などの面々を深い愛で包み込む姿を描いた作品。
余命僅かの母ちゃんが家族のために奮闘する的な作品はよくあるがだいたいこういうのは良い。
今作はイジメや血族関係など生々しくてヘビーなモノをメインに持ってきていて観やすさという点ではなかなか手を伸ばしづらいクラスかもしれないが、やはり母ちゃんこと宮沢りえの姿には心打たれる。
イジメに負けるな、本当のお母さんに挨拶してきなさいなどと時に厳しく、しかし誰よりも家族のことを見守っている時に優しいお母ちゃんに愛人の連れ子であった鮎子も徐々に心を開いて行く。
後半の安澄と鮎子の本当の姉妹のような描写がとても良い。
自分勝手な放浪青年、拓海や自営業の銭湯すら投げ出して突然失踪した夫の一浩ら男性陣すら頭があがらないほどのしっかりとした性格で余命半年なんてウソのようにすら見える働きっぷりをみせる。
しかしそれでも忍び寄る病魔についに倒れてしまったお母ちゃんに対して、家族だけでなく、拓海や探偵の滝本すら何かしてあげられないかと集まってくる過程は泣ける。
ささやかな、だけどしっかりとお母ちゃんには伝わったであろうプレゼントを皆で届け、ついに息を引き取ってしまったお母ちゃんを見送るかのように皆で風呂に入り、空を見上げて、荒い字体のタイトルをバックに、ノイジーなギターから始まる爆音きのこ帝国。
とても綺麗にまとまってる良作。
オダギリジョーがもう少し双葉のためになんかしてくれるみたいな展開期待してただけに少しそこは残念。
タイトルでいうほどの愛を見出せなかった
愛する我が子を崖の上から落とすライオンのような母親だなぁと思った。いじめられている我が子に、逃げるな頑張れ、お母ちゃんの子でしょ?と休むことを許さなかったり、実は自分が産んだんじゃないと突如告白した直後に今すぐ実の母親に会いなさいというシーンを見たときは、自分が子供の立場だったらすごく辛いなぁと思った。心の整理がしたいし、私の気持ちは?そんなにすぐには強くはなれないよ、と。学校や生みの親が人生のすべてではないのに。
余命、残された時間が限られているからこんなに強引になってしまうのか。映画のなかでは全てがうまく運んだけど、へたをすればトラウマになるようなやり方だと思ってしまった。
さいごの銭湯での葬式、霊柩車の横でみんなで笑いながらご飯食べる、火葬した湯に入るシーンは異常に感じて気持ち悪かった。
なんで子供達はこんなにもお母ちゃんを信頼し懐いているんだろう?なんで残された人達はこんなにも仲良くなっているの?
色々な出来事があるなかで、すんなり事が運んだりお互いへの不満とか怒りとかの感情が見えないから、あまり理解できなかった。
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