優しい嘘
劇場公開日:2015年6月1日
解説
「ワンドゥギ」のイ・ハン監督が再びキム・リョリョンの小説を映画化し、突然の自殺を遂げた少女をめぐるドラマを描いた。スーパーマーケットで働くヒョンスクは、クールな長女マンジと明るく優しい次女チョンジを女手ひとつで育てていた。ところがある日、チョンジが自ら命を絶ってしまう。残された母と姉は、悲しみに暮れながらも2人きりの生活に慣れようと努める。そんな折、チョンジの友人たちに会ったマンジは、妹が家族に隠し続けてきた学校での出来事や、親友だったファヨンの存在を知る。姉マンジ役を「スノーピアサー」のコ・アソン、妹チョンジ役を「私のオオカミ少年」のキム・ヒャンギ、母ヒョンスク役をベテラン女優キム・ヒエがそれぞれ演じた。シネマカリテの特集企画「カリコレ2015/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2015」(15年5月16日~6月26日)上映作品。
2014年製作/117分/韓国
原題:Thread of Lies
配給:CJ Entertainment Japan
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2022年2月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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何故か心に訴えてくるものが全くない・・・編集が雑?そして長女マンジ役であるコ・アソンがしっくりこない。彼女の目力はむしろホラー向き。
次女で中学生のチョンジが突然の自殺。遺書もなかったし、友達とも仲良くやっていたため、自殺の原因がわからず、姉のマンジが高校の同級生ミランを通して、また直接チョンジの友人ファヨンに接していくストーリー。
ちょっと推理をするところや、チョンジが誰のために死んだのかとか、面白い展開のはずなのに、母親に言い寄ってくる男の存在が複雑にしすぎている感じ。MP3プレーヤーの件で母親は勝手にファヨンのせいだと思い込み、引っ越し先もファヨンの両親が営む中華料理店に決めたんですよね?ここがちょっとわからなかった!
原因は一人のせいじゃなく、色んな要素が絡んでくるのでややこしい。誰かをいじめないと友達ができないと思い込む中学生の心理や、いじめていた子が逆に仲間外れにされたりと、イジメの怖さをも訴えてくる。そして最後には「赦し」の心(マンジもチョンジも)。マンジ自身も気づけなかったことなど、彼女の心の変化も興味深い。