靴職人と魔法のミシン

劇場公開日:

靴職人と魔法のミシン

解説・あらすじ

「扉をたたく人」のトム・マッカーシー監督がアダム・サンドラーを主演に迎え、冴えない中年男が、魔法の力を借りて人生の喜びを発見する様を描いたヒューマンコメディ。マンハッタンのロウアー・イーストサイドで年老いた母親とふたりで暮らすマックス。彼女も貯金もなく、代々続く小さな靴修理店を営みながら、平凡で単調な日々を送っていた。ある日マックスは愛用の電動ミシンが故障したため、物置から先祖伝来の旧式ミシンで靴を修理する。旧式ミシンで直した靴を試し履きした自分の姿を鏡で見たマックス。そこにはいつもの冴えない自分ではなく、靴の持ち主に変身した姿が映し出されていた。魔法のミシンを手に入れたマックスは、他人に変身して未知の人生を体験するという刺激的な日々を満喫するが、ささやかな親孝行を思い立ったことから、思いがけないトラブルに巻き込まれることになる。

2014年製作/98分/G/アメリカ
原題または英題:The Cobbler
配給:ロングライド
劇場公開日:2015年6月5日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0靴職人が魔法のミシンで靴を直すと靴の持ち主に変身するというストーリ...

2022年6月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

靴職人が魔法のミシンで靴を直すと靴の持ち主に変身するというストーリー。
靴職人のマックスは変身することにおもしろくなり、トラブルに巻き込まれていく。その危なっかしさにハラハラ。
ちょっとわかりづらい部分もあるけど、変わったストーリーなのでけっこう楽しめました。

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よっしー

3.5落ち着いた街並みの映像

2021年3月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

幸せ

寡黙な靴職人のヒューマンドラマ

かと観ていたら

あれよあれよとファンタジーワールド

なかなか面白かった。

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褐色の猪

4.0色々な人生を体験してみたい♪

2021年2月19日
スマートフォンから投稿

楽しい

興奮

靴を脱げばすぐに元に戻れるのがいいですよね、実在する人に成り済ますからには本人に迷惑なことしたらマズいですが(笑) エレン・バーキンの胸の谷間が素敵でした(笑)

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映画は生き甲斐

3.5彼の靴を履く=みんな違ってみんないい

2020年11月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

But to truly a man, you must walk in his shoes.
「だが、彼の立場で考えないと
“彼の靴を履く”のだ」
⇒映画冒頭に語られる靴職人、先々代の主人の言葉だ。

映画のストーリーは、その後子孫たちによって面白可笑しく展開していくのだが、
冒頭のユダヤの言い伝え=【格言】が、鑑賞後にもじんわりと効いてきた。

・・・・・・・・・・・・

僕も、旅先で靴が壊れて困ったことがあった。
最近の靴はラバーのソールを接着してあるだけのお手軽製造だ。釘や縫い糸の出番がない。だから崩壊が始まると一気だ。
カバの口のようにパカパカ開く靴底を引きずり駅中のリペア屋さんへ駆け込む。申し訳なく汚い靴をなんとか治してして頂き、「こんな応急処置ではお金は頂けません」と固辞する店主としばし押し問答で語らう。
たくさんの人とたくさんの靴を、このご主人も見てきたのだろうなぁ。
助かった。あの靴屋さんがなければ僕の旅はそこで行き止まりになっていたわけで。

・・・・・・・・・・・・

ダスティン・ホフマンもユダヤ系の俳優。
「NY は人種のサラダボール」とはまさにこの事。たくさんの靴と、たくさんの持ち主の顔がコラージュのようにスチールされる。
監督が採ったこの技法と意向が、他者の人生とその存在を受容して尊ぶ「靴の格言」に帰結集約されていくのだ。

魔法、ギャング、地上げ、失踪した父親、母親の死と自立・・脚本はとっちらかっていてどのエピソードも中途半端かな?焦点がボケたのは残念。

それでも映画はニューヨーク在住のユダヤ人たちの物語である。冒頭の【格言】に立ち帰るならば、
願わくは、パレスチナ自治区の隣人の靴をも、イスラエル政府は試しに履いてみてくれるように。

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きりん