モンキー・マジック 孫悟空誕生

劇場公開日:

モンキー・マジック 孫悟空誕生

解説

孫悟空役のドニー・イェンを筆頭に、チョウ・ユンファ、アーロン・クォックら中華圏スターの共演で描いた西遊記映画。天界と魔界の戦い後に、天界を補修したかけらから生まれた孫悟空が、五行山に閉じ込められるまでを描いた。天界を率いる玉帝と魔界の王である牛魔王。玉帝が勝利するものの天界は破壊されてしまう。すべてを作る女神である女媧によって天界は補修されたが、そのかけらの一つが下界である人間界に落ち、それにより生まれたのが孫悟空だった。天界の須菩提祖師に弟子入りし、東海竜宮で如意棒を無理矢理譲ってもらう孫悟空。一方、戦いに敗れた牛魔王は孫悟空の幼なじみである九尾の狐の如雪と仲間の猿たちを殺し、孫悟空の怒りを利用した天界の転覆を図るのだった。監督は「アクシデント 意外」「モーターウェイ」などを手がけたソイ・チェン。

2014年製作/119分/中国・香港合作
原題または英題:西遊記之大閙天宮 The Monkey King
配給:ツイン
劇場公開日:2015年5月16日

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映画レビュー

3.0特殊メイクがもう一声

2021年6月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ドニキ、猿すぎでした。
すんごい研究したらしく、とんでもなく猿でした。
役者として、ほんとにすごい。

特殊メイクがもう少し可愛ければなーー
孫悟空のモデルのキンシコウというよりは、テングザルだな。仲間とか明らかに鼻が長かったし。

ニカーッと笑うとことか、コロコロ変わる表情を、メイク無しの時にも見てみたい。

竜宮城って最遊記でも出てくるんですね。
天女やら美女がいっぱい出てきてかわいかった。
昭和のアイドルみたいな雰囲気で。

CGがすごいけど、少々疲れる感じでした。
たぶん、製作がすごい人手だったみたいで、エンドロールがメチャ長かったです。

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osinco

3.0ドニー・イェンとチョウ・ユンファが出てるなら見なければならん!と鑑賞

2020年9月1日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 期待してたのに、ずっと猿のメイクしてるからドニー・イェンだとわからないじゃないか(笑)。そんな孫悟空物語ですが、冒頭の天界の映像がほんと天国にいるようなうっとり気分にさせてくれて、このまま逝ってしまいそうに・・・

 いつになったら五行山に閉じ込められるんだ?と、興味深く見続けたのですが、最後の最後まで閉じ込められない。こんな暴れん坊を放っておいてもいいのか?と、天界の玉帝(チョウ・ユンファ)目線で見てしまいました。これもまた仙人の存在が大きくて、「生き返りの術」を習得したいがために竜宮で如意棒を貰ったり、二郎真君と戦ったりするのですが、ついには牛魔王(アーロン・クォック)にハメられてしまう。

 玉帝にせよ、仙人にせよ、平和な世界を望んではいるものの、孫悟空の精神的成長を見守る優しが心に響く。空を飛ぶシーンが多く、そこではカンフーの見どころはないのですが、終盤になって一気にカンフーアクションが炸裂。基本は棒術なのですが、やっぱり猿顔だけにドニー・イェンの魅力が半減。やっぱり子供向けだったのか・・・

 そんな作品の中にあって、花果山の猿たちや幼なじみに狐さんの死はちょっと悲しい。なんたって、天界にしろ、狐さんにしろ、みな美人なのでうっとりさせてくれます・・・

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kossy

3.0西遊記への道

2019年10月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

単純

興奮

中国では何度も映画化されている『西遊記』。
しかし本作は、三蔵法師や仲間と出会って天竺までの旅ではなく、邦題通りの“エピソード0”。
別の孫悟空はある戦闘民族の息子として生まれ母星消滅の前に地球に送られたのは知っているけど、確かに本家本元の孫悟空はそれほど知ってるようであまりよく知らない。
てっきりオリジナルかと思いきや、原作である伝奇小説をベースにしつつ、所々脚色。

天界、魔界、人間界が争っていたむか~しむかし。
牛魔王が玉帝に敗れ争い終わり、創造の女神・女カが世界を修復中、神聖な石の破片が花果山に落ち、その中から妖猿が生まれる。
正しく導けばこの世の為になると観音菩薩からの命を受けた須菩提祖師は、その猿を弟子にし、孫悟空と名付ける。
変化などの妖術を学ぶも、他の弟子たちとのいざこざが絶えず、師の元を発つ。
海底の竜宮で如意棒など武器を手に入れ、遂には天界にも進出。美猴王や斉天大聖を拝命。
が、仙桃を食い荒らしたり、任命された仕事も投げやり。決して悪い奴ではないが、傍若無人な性格で秩序を乱す。
そんな悟空に、再び天界支配を目論む牛魔王が近付き…。

勿論『西遊記』の話は好きだが、こちらもこちらで面白い。
作風は気軽に楽しめる娯楽冒険ファンタジー・アクション。
CGやアクション満載で、スケールも充分。さすがにエネルギー波は出さないけど、空中バトルは主人公の名前が同じあのアニメのよう。
動物園に通い詰めて猿の仕草を徹底的に研究したという悟空役のドニー・イェンの快演はユーモラス。牛魔王役のアーロン・クォックはシリアスに、玉帝役のチョウ・ユンファはさすが貫禄あり。
CGは拙く、話も演出も演技もチープな面あり、着ぐるみみたいな動物キャラや全体的にコスプレ仮装大賞感、どちらかと言うとお子様向けではあるが、
英雄活劇のワクワク楽しさ。その一方、
利用し、利用され…。己の傲慢や振る舞いが悲劇を招き、自らは罰を受ける。
どの国も、昔話には面白さと教訓あり。

本作は悟空が岩に封じ込められるまで。
その後、定められた運命かのような出会いや冒険が。
西遊記への道。

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近大

2.0ソイチェン

2015年12月27日
iPhoneアプリから投稿

なんだかひどくレベルの低いCGは、ちょっとオペレッタ狸御殿的。つまりなかなか楽しむハードルは高い。香港で最も才能ある監督の1人ソイチェン

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ssspkk

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