チャイルド44 森に消えた子供たち

劇場公開日:

チャイルド44 森に消えた子供たち

解説

2009年版「このミステリーがすごい!」海外編で1位を獲得したトム・ロブ・スミスのミステリー小説「チャイルド44」を映画化。1950年代、スターリン体制下のソ連を舞台に、子どもを狙った連続殺人事件の行く末を、リドリー・スコット製作、トム・ハーディ&ゲイリー・オールドマンの共演で描く。監督は「デンジャラス・ラン」のダニエル・エスピノーサ。53年、ソ連で9歳から14歳の子どもたちが全裸で胃を摘出され、溺死した変死体として発見される。しかし、犯罪なき理想国家を掲げるスターリン政権は、殺人事件は国家の理念に反することから、事故として処理してしまう。秘密警察の捜査官レオは、親友の息子の死をきっかけに、自らが秘密警察に追われる立場になりながらも事件の解明のため捜査を開始するが……。

2015年製作/137分/PG12/アメリカ
原題または英題:Child 44
配給:ギャガ
劇場公開日:2015年7月3日

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映画レビュー

4.0負の歴史

2024年6月16日
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2.5ネタがてんこ盛り過ぎる

2024年6月4日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

難しい

物語の概略だけ読むと、猟奇的連続殺人ものかと思うが、これは物語のベースとして存在し、残酷なシーンはあまり無い
むしろスターリン体制下、「楽園」と称される共産主義社会において“連続殺人などありえない”と決めつけられ、その認識を強いられる犠牲者の両親が哀れで、それに我慢ならずに捜査に動き出す主人公に対して、反体制派ではないかとの疑いがかかる…

犯罪サスペンスというより、硬直した官僚的・隣人すら信用できない共産主義社会の中で真実を見つけ出すことの困難さがストーリーのメイン
冒頭の第二次世界大戦のベルリン攻略、反逆を疑われる獣医(から派生する農民一家のエピ)やら、主人公に嫉妬する部下やら、主人公がベタ惚れの愛妻(?)のエピやら、ネタが多すぎる

あの獣医さん可哀想だったな、病院にいた動物たち飼主に引き取られたかな…なんて粗筋には99%関係ないワンシーンが気になったまま映画は終わる(笑)

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オパーリンブルー

3.5【”全体主義国家の闇”そして、その国家が1930年代初期に計画的にウクライナ地方で起こした人為的飢饉ホロドモールが産み出した哀しきモノ。現在、ロシアを統べる男に見させたい、恐ろしき作品である。】

2023年5月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

幸せ

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NOBU

4.0アンドレイ・チカチーロ

2022年6月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

80~85点ぐらい。

面白かった!!

重厚なサスペンス。

小説が原作らしいけど原作は読んでおりません。

有名な殺人鬼アンドレイ・チカチーロがモデルになってるらしいですが、チカチーロ色は強くないです。

ソビエト時代スターリン政権下で起きた連続殺人、

“楽園に殺人は存在しない”

スターリンの言葉らしいですが、殺人も事故死で処理される国、

それに異を唱え、命を懸けて独自捜査を行う人たち。

スターリン、独裁政治、共産主義、って怖い。

ノオミ・ラパスが存在感あり、いい役者だと思いました。

終わり方が好きです。

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RAIN DOG