われらが背きし者のレビュー・感想・評価
全47件中、1~20件目を表示
ル・カレの地味渋な世界観をドッド・マントルの映像美で。
ジョン・ル・カレ原作のスパイ映画はいずれもアクションよりもやるせない悲哀に主軸が置かれているが、それは大学教授と弁護士の妻が成り行きでにわかスパイになる本作でも変わらない。リアル志向と言ってしまうのは現実のスパイや組織犯罪のことを知らなさすぎて憚られるものの、相変わらず地味渋な美学が沁みてくる。
そしてなによりも、天才撮影監督アンソニー・ドッド・マントルの映像魔術がたまらない。ストーリー自体はシブいのに、映像には奇妙な悪夢を観ているような酩酊感があり、同じル・カレ原作の「裏切りのサーカス」や「誰よりも狙われた男」のストイックさとはひと味違うアプローチだ。キャストも適材適所でハマっており、いい意味でバランスのいい大人向けエンタメに仕上がっている。
地味だけど…
派手なアクションもなく、淡々進んでいく感じ
主人公のユアン・マクレガーさんは素敵だけど
すてきな所が活かされてない感じ
ステラン・スカルスガルドさんの存在感凄かった
ダミアンスミスさんも何気に良かった
見応えのある作品 最初マフィア側 MI6側とそんなに目立つわけじゃ...
見応えのある作品
最初マフィア側 MI6側とそんなに目立つわけじゃない人物が色々いてごっちゃになってたけど中盤からは頭の中で整理されていってハテナなしで見れるように
こういう色んな立場が交錯する映画は最後まで誰やったん?ってなる時あるけど意外とこれは大丈夫やで
ジョンルカレ原作は自分と相性がいい
そういう人を見つけられてハッピー
普通の夫婦が巻き込まれる工夫
ロシアマフィアから命を狙われる男性を手助けすることになった、名もなきイギリス人夫婦の苦闘を描く物語。
有名作家によるスパイサスペンスのようですね。
特別な力も知識もない夫婦が恐怖に及び腰になりながらも、男性を、男性の家族を必死に守る姿が良く描かれていると思います。
やや地味に感じますが、夫婦の弱さをしっかりと描いている分、緊迫感を感じることが出来ました。
主人公と男性の友情描写も心地よく、良いアクセントになっていると思います。
ただ、夫婦が巻き込まれる展開には、無理やりを感じます。クライマックスへの展開にも納得感の乏しさがありました。
この映画に感じた納得感のなさは、巻き込まれ型のサスペンスの弱点では良くあるのですが、この映画ももう一工夫が必要だったと思います。
私的評価は普通にしました。
家族だけは守るというディマの覚悟
スパイものといってもとにかく地味。
結果的に家族が守れたということでディマの願いは叶ったのだろう。
結局は救いのない展開になるかと思いきやそうでなくて良かった。
命がけのおせっかい
「命がけのおせっかい」なんて身もフタもないんですが笑、「信義の人」ならアリです。
人質をめぐるやり取りはしつこくて、もっとスッキリ解決できそうに思いましたが、それでは尺が足りないですね。
今日、2本映画を観たのだが、2本ともパーティシーンで花火を上げていた。俺も富豪になったらパーティで花火上げよう。
明快
ジョンルカレの原作にしては話が分かりやすく、結末もストンと明快に終わる。きっと原作はもっと入り組んだものなのだろうけど、本作は伏線もあまりないし、話が二転三転することもなく、ちょっとしたアクション映画のよう。
どの人も、こうあってくれればいいなと期待通りの動きで、すっきりするけど、まぁ非現実的。監督が女性だと映画全体に愛が溢れているように思う。
結構、みごたえある巻き込まれ型。
ユアンがドンパチやるのかと思ったら。そうじゃなったですね。
旅行で偶然、マネーロンダリングに関与している男に出会ったために・・・。
首根っこつかまれてではなく、家族を守りたいという男の気持ちに同感し、何となくついてきてしまった感満載。
なのでユアンの出番がないシーンも多々あるけれど。
豪傑な男との交流だったりが、「悪いやつだけど、根はいいやつかも」。
冒頭でユアンのクレジットカード番号を即座に覚えた場面は。
ここにつながるのかー。と、合点でした。
この原作者の「裏切りのサーカス」の二の舞にならずに良かった。
分かりやすく美しいジョン・ル・カレ
モロッコ、パリ、ロンドン、フレンチアルプスとロケーション色々、パーティーシーンもあり映像がきれい。
ロシアンマフィアの刺青、イギリスとロシアの微妙な関係。
MI6といえど予算も人も無尽蔵に使えるわけでは無かったり話に派手さはないがキャストは何気に豪華。
ステラン・スカルスガルドが刺青だらけのボカシ入り全裸でノシノシ歩く。
髪の毛長めのユアンマクレガーが教え子とつい浮気してしまう意志の弱い大学教授を好演。マネーペニーが女弁護士妻、胸チラみせもあり。
難解な印象のあるルカレ原作スパイ映画の中ではエンタメ度高くみやすい。
traitor!
ロンドン、マラケシュ、パリ、ベルン、、俺がたまたま良く訪れた場所で、懐かしさとともに映像美に見入ってしまった
Professor! 女性への暴力だけは許せないというのが美しい
ロシア人の持つイメージ通り、頭が悪く、野蛮で、女が美人というのを良く描けていた ハラッショー
また好きになった
ユアンが出演以外は全く情報を入れずに観賞。
前半は退屈だな〜と思いながら見ていました。
それなのにラストに近づくにつれて、引き込まれて行きました。
ただ、ペリーの奥様役が不自然な気がします。
全てが信じられなくて唯一信じていた刑事さんが二人とも、簡単に殺されてしまって悲しい。
ユアンが久々にかっこよかった。
またまた、好きになりました。
アクション不要のサスペンス
ん?な感じでスタートして、人物背景など、んん?が増えていき、主人公が腹を括るのに合わせて、ざざぁ!っとラストまで。役者の好演は言わずもなが、画面の美しさに、儚く無情な世界を思わずにいられない素敵な作品でした。
アクションバリバリのスパイものも勿論好きですがこういうの観ると、ニュースに載らない怖い出来事はこんな感じなんだろうなぁ、なんて考えさせられる一面も持っていました。
ユアンマクレガー かっこいいにゃ ダミアン ドリームキャッチャーぶ...
ユアンマクレガー
かっこいいにゃ
ダミアン
ドリームキャッチャーぶりに
見たかもっ‼︎
おちょぼ口(笑)
裏切りのサーカスより
好きかも‼︎
全47件中、1~20件目を表示