「ル・カレの地味渋な世界観をドッド・マントルの映像美で。」われらが背きし者 バッハ。さんの映画レビュー(感想・評価)

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われらが背きし者

劇場公開日 2016年10月21日
全40件中、16件目を表示
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ル・カレの地味渋な世界観をドッド・マントルの映像美で。

ジョン・ル・カレ原作のスパイ映画はいずれもアクションよりもやるせない悲哀に主軸が置かれているが、それは大学教授と弁護士の妻が成り行きでにわかスパイになる本作でも変わらない。リアル志向と言ってしまうのは現実のスパイや組織犯罪のことを知らなさすぎて憚られるものの、相変わらず地味渋な美学が沁みてくる。

そしてなによりも、天才撮影監督アンソニー・ドッド・マントルの映像魔術がたまらない。ストーリー自体はシブいのに、映像には奇妙な悪夢を観ているような酩酊感があり、同じル・カレ原作の「裏切りのサーカス」や「誰よりも狙われた男」のストイックさとはひと味違うアプローチだ。キャストも適材適所でハマっており、いい意味でバランスのいい大人向けエンタメに仕上がっている。

バッハ。
さん / 2016年11月7日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  興奮 知的
  • 鑑賞方法:-
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