クーデターのレビュー・感想・評価
全60件中、1~20件目を表示
東南アジアのイメージダウンから逃げられない
家族が引っ越した架空の国(東南アジアのある国という設定)で事件が起きて大変なことになる。襲ってくる相手はモンスターやゾンビではなく、その国の人たち。
主人公ジャックとその家族は、架空の国からベトナム(米国の敗戦国で現在は同盟国。日本も同じように現在は米国と同盟国であり、韓国が米国と同盟国になった経緯とは異なる。)に逃げると助かるという情報を信じ、そこを目指す。
緊迫感を演出しているのだろうが、カメラワークが落ち着かない。
序盤から、ずっとクライマックス。
敗戦国は戦勝国に対して反撃を企む可能性がある。ゆえに敗戦国を徹底的に潰してしまったほうが戦勝国にとっては安心なのだ。
面白い
東南アジアで起こりえそうな空想を映画にした感じ。突っ込みどころは多いが、最後まで何が起こるか分からない緊迫感は戦争映画さながら。東南アジアの雰囲気をよく映画に落とし込んでいると思った。現代ではきっともう安全な東南アジアにはなっているのだろうが
カボチャ王国のクメ◯ル・ル◯ジュ残党だぜ!
カボチャ王国のクメ◯ル・ル◯ジュ残党だぜ!
つまり『キリング・フィールドPart2』
って事。
このクメ◯ル・ル◯ジュが国際的に承認されていた。なぜなら、ベトナムがカンボジアへ侵攻したと解釈しての事。だから、Part2って事。
キリング・フィールドが如何に出鱈目か理解出来る。
クーデターとレボリューションを履き違えているし、アメリカ大使館を壊滅させた革命軍がベトナム国境にて越境者なんか躊躇しないし、ベトナム軍は越境して侵攻する。
まぁ、どうでも良い。がしかし、カボチャ王国はこんな国ではない。ベトナムよりも穏やかな人達ばかり。4月中旬の水祭りに行くと貴重な体験が出来る。
なんで、画面がゆれるんだろうね。落ち着かない。
タイ?
2024年5月31日
映画 #クーデター (2015年)鑑賞
妻子を連れて東南アジアへ赴任した矢先、クーデターが発生し、暴徒の標的とされたアメリカ人家族の逃走劇
実際にこんなことが起こったらと考えるとゾッとする。平和な日本でよかった
#オーウェン・ウィルソン はもうコメディやらないのかな?
いきなりクーデター
オーウェンウィルソン扮するジャックドワイヤーは経営していた会社が倒産し、アジアの会社へ技術者として家族を連れて赴任した。ピアーズブロスナン扮する飛行機で知り合ったハモンドが親切にホテルまで送ってくれたが、ホテルではテレビが砂嵐でネットも通じなかった。ジャックは街で新聞を買いに行ったら暴動に巻き込まれ、目の前でアメリカ人が殺されジャックは逃げた。
いきなりクーデターに巻き込まれたらビビるよな。なかなかリアルな暴動騒ぎで、一家の長としては家族が心配だ。ましてホテルまで暴徒がなだれ込んだら大変だね。リアルだからそりゃあ恐いさ。子供たちがいるからなおさらだ。でも戦車も砲弾撃ち込むし、ラオスはトランジットで行った事あるけどアジアのイメージが極端に悪くなるな。
パニック映画に元ジェームズボンドのピアーズブロスナンがいればちょっと安心だね。でもピアーズブロスナンも年配になったな。もう70歳だってさ。
主人公目線で体感するクーデターサバイバル
単純明解で、突然クーデター起きたから非情なゲリラたちから生きて逃げろ!というサバイバルアクション。
…なのですが、これが予想以上に緊張感があり最後の最後までハラハラしっぱなし。
なかなか意表を突かれた作品でした。
言葉も解らない、何が起きたのかも解らない状況でとにかく逃げる。
何の説明もないまま進行するストーリーに、こちらも同じような気持ちに感情移入してしまいます。
とにかく緊張感を味わいたいという時にお勧め。
観るのがしんどかったです
「クーデター」というタイトルでクーデターがメインのストーリーかと思えばそうじゃなくて、原題の「NO ESCAPE」でした
原題の「NO ESCAPE」が出た瞬間、「ノー・エスケープ自由への国境」を思い出して嫌な予感、その予感通りずっとハラハラドキドキで観るのがしんどかったです
襲ってくる現地の人達があまりにも残酷すぎ
ずっとハラハラドキドキって事は楽しめたんだと思いますが、しんどすぎてもう二度と観ないです
そんな危機が連続でやってきて、それでも家族を守るため戦うパパとママ
そのごく普通のパパをオーウェン・ウィルソンが好演されていたと思います
でもいつものように明るいパパの方がお似合いですけど
そしてやっぱりピアース・ブロスナン、今作でも色気ダダ漏れイケオジでした
❇️エンタメ感とあざとさの狭間で…
クーデター
某所 東南アジアの設定。ほぼタイ??
某所東南アジアに家族と共に転勤先に長旅赴任してきた主人公。
しかしこの国で市民が大規模な暴動が発生し、機動隊と衝突していた。
異国のアメリカ人も虐殺の対処だと判り、家族のいるホテルになんとか戻る。
この暴動から家族を守り脱出する事はできるのか⁉️
◉65点。
❇️エンタメ的な恐怖感や安易な演出の家族を守る感があざと過ぎるなぁ〜
★彡子供たちの心のケアーが気になるな?
かなり危険な体験をしたので心が歪みそうです😢
🟡おおまかな感想。
1️⃣エンタメ的に危機感迫る様が良かった🔺
★彡リアリティにはやや欠けるけど…
★彡後半はもう怖がらせたいだけであざとい。
2️⃣エンタメ的にスローシーンやくだらん音楽を付け足していてやや萎える⤵︎❌
3️⃣なんか都合が良すぎて冷める❌
★彡なんかただ脱出を見せられている様な?
C級な感じでカタルシスも無くなっていく。
4️⃣自分から出会したら家族を守れるのか?⭕️
★彡こんな悪状況で家族をどうやって守れるのか結構考えてもみた。
5️⃣オリエンタルな怪しい雰囲気は楽しい🔺
★彡国がわからないのでリアリティも薄くなるね。ダメだこりゃ🙅♂️
題名の「クーデター」とは??
東南アジアの某国で、クーデターに遭遇したアメリカ人家族の逃避行を描く物語。
一言で言えば、悪い印象を感じてしまった映画です。『某国』という設定にしているとはいえ、他民族、他国民をどんだけ悪しざまに描いているんでしょうか?
この映画の根本的な問題は、『クーデター』の解釈でしょうか?
映画の題名は『クーデター』ですし、映画冒頭で首相暗殺シーンもありますから、『クーデター』を描きたかったんでしょう。
でも、クーデターなら政権中枢を制圧すれば、後は戒厳令等を発布して一旦は治安維持に注力するはず。でも、それでは「主人公家族の苦難の逃避行」展開が描けないので、『外国資本排斥の暴動』展開にしてしまった。
しかし、「主人公家族の苦難の逃避行」を際立たせる為に、明らかに自国民である人々を虐殺したり、戦車がビルに砲撃したり、『外国資本排斥の暴動』では辻褄が合わないシーンを入れてしまったので、余計に訳が分からならくなってしまいました。
この映画なら、『外国資本排斥の暴動』というコンセプトにして、「国軍と暴徒の戦乱の中を逃げ回る家族」にした方が、余程説得力が増したように思いますし、緊迫感を保つことも難しくなかったと思います。
コンセプトを曖昧にしてしまったまま、「外国で逃げ回る家族」を描くことだけに注力してしまったので、冒頭に書いた通り、他民族の残虐な部分をこれでもか・・・と描く結果となってしまったように思います。しかも、制作側もこれはまずいと思ったのでしょう。家族をサポートした諜報員に「資本を乗っ取ろうとした俺たちが悪い」と言わせてアリバイ作り。私的には、寧ろ不愉快さを増大させただけのセリフでした。
ビルから飛び移るシーンなど、無茶苦茶なシーンも含めて、観るべきものがない映画だったと思います。
子役達も含めて役者達の熱演は惹かれましたが、映画としての私的評価は、極めて厳しくなりました。
キリング・フィールドの国からの脱出劇で、主人公の家族の周りの人の殺...
キリング・フィールドの国からの脱出劇で、主人公の家族の周りの人の殺され方がえぐい、革命の親衛隊らしい人々の言葉も、主人公の家族同様に見ている人もわからないので、不条理の世界に放り込まれた感じで、ドラマは進行する。その映画の世界観が、半端ではないスリルの連続をプッシュする。残念なのは、この映画の後で、実際のイランでのアメリカ大使館人質事件の救出作戦「アルゴ」を観たこと。見る順番を間違えた。
ルーシー
がウザイ。
夜中に着いたのにプールに行きたいと言い出す。
翌日勝手に一人でプールに行ってしまった。
初めての国でホテルの中とはいえとんでもない。
勝手な行為はこの後も続き、何度も父と共に危険な目に遭う。
カンボジアあたりの話かな。
【ヒヤヒヤとハラハラが止まらない。ノンストップアクションスリラー映画。小さなお子さん持ちのご家族は是非!】
・2015年公開のアメリカのアクションスリラー映画。
・東南アジアの某国(ベトナムの隣接国の設定)に水に関する支援事業のために赴任した主人公家族。赴任の翌日にクーデターが発生。反乱勢力は「外国人を殺す。捕虜は取らない。皆殺しだ。」と、外国人を容赦なく殺害していく。主人公は、そんな中から家族を守るために逃げまくる という大枠ストーリー。
[お薦めのポイント]
・終始、ハラハラドキドキのコースター映画
・お子さんいる方はたまらなく共感できるかと
・有名過ぎない配役が素敵
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
[物語]
・冒頭数分で奥さんの心の葛藤を描いたら、早速クーデター。後はひたすらジェットコースターのごとく、ヒヤヒヤの連続で最後まで物語が進んでいきます。一度再生したら止まりません。ところどころ、ん?ご都合主義では?と思う部分があっても、そんなのどうでもよいです。笑 それが本質ではなく、危機に面した家族が最後までどのようになっていくのか、がこの映画の見どころ。特に、奥さんが夫や子供を守るために積極的に動き出すところなどは、現実味があって非常に共感できます。とても面白く感じました。
[演出]
・際立って何かを感じたわけではありません。しかし、これが重要だなぁ、と思いました。変にナナメな演出をせずに、ヒヤヒヤの連続をとぎらせない演出。物語を邪魔することなく、生かすための演出。ゆえに、最後までスピーディーに恐怖を感じました。
[映像]
・演出同様です。際立って何か、というものはないのですが、それこそが重要かと。
[音楽]
・演出同様です。際立って何か、というものはないのですが、それこそが重要かと。
[演技・配役]
・ハートフルな映画やコメディタッチの映画によく出演されているイメージの「オーウェン・ウィルソン」さん。まさか、このような映画で出会うとは思いもしませんでした。笑 もちろん、オーウェンさんは有名どころではありますが、知らない日本人も割と多いのも事実。オーウェンさんはじめ、レイク・ベルさん、ピアース・ブロスナンさんなど、そこまでメジャー過ぎない俳優陣で固めたところが、個人的には「共感性が増す」仕掛けになっていてよかったと思いました。 ピアースさんの走り方とか、可愛らしく見えてしまいます。笑 また、主人公の奥さん(ベルさん)も一緒になって危険なところに身を投じる姿が非常に印象的でした。
[全体]
・ありそうな設定、ありそうな状況、常に生死ギリギリのひっ迫感、首の皮一枚で最後まで突っ走ってる感…。とにかくこちらがヒヤヒヤしっぱなしの映画。そこに有名過ぎない配役で製作しているからこそ、共感度が一気に増す感じ。かなり好きな映画です。もちろん、哲学的なことなどは特にないのですが、コースター映画としてとにかくよくできている。お子さん持ちの方なら、そのヒヤヒヤ感も共感性も倍以上となること間違いなしです。是非、ご夫婦で観て、改めて家族のきずなを深めてみてはいかがでしょうか。ありがとうございました。
#映画 #アクション #スリラー #サスペンス #ドラマ #ジョン・エリック・ドゥードル監督 #オーウェン・ウィルソン #レイク・ベル #クレア・ギア #スターリング・ジェリンズ #ヒヤヒヤが止まらない #ハラハラが止まらない #クーデター #NO-ESCAPE #2015年
#全体3.7 #物語3.8 #演出3.5 #演技3.6 #配役3.6 #映像3.5 #音楽3.5
ムカつく映画
ムカつく1 アメ公家族がアジアを見下した描写。何様のつもりだ。
ムカつく2 ガキが馬鹿すぎる。撃たれて死ねと、何度思ったことか。
ムカつく3 嫁が馬鹿すぎ。嫌なら単身赴任させればよかったんだよ。
とにかく、ガキの馬鹿すぎにムカついた。
唯一、ほほうっ と思ったところは、バカ主人公が、ピアスプロズナンに、もしかして
英国のCIA? と聞いたところだけかな。
とにかく、バカガキ、うざい。
コーカソイドの偏見がこれでもかと詰まったフィクションです
白人から見た有色人種の脅威を描いた世界。
所々に差し込まれるアジア圏の生々しい生活感(露天の食肉や生魚の演出)が、欧米人から見たアジア人の不気味な部分を殊更強調し、アジア人に対する嫌悪感を刷り込もうとしているのが目立つ。
水道事業をめぐってクーデターの起きた東南アジア国家という舞台設定の映画だが、
何百年と人種差別の絶えない本国アメリカにおいて、リアルタイムでBLMという暴動が勃発しているのがとても皮肉(2020年現在)
巻き込まれた男
アルフレッド・ヒッチコック監督の『知りすぎていた男』は、仕事で訪れたヨーロッパで妻子の危険と陰謀に巻き込まれる男の話だったが、こちらは、
赴任先の東南アジア某国でクーデターに巻き込まれ、妻子を守りながら(時に助け合いながら)隣国へ脱出を試みる男の話。
話は至ってシンプル。
襲い掛かる暴徒、サバイバル、逃走劇。
外国人だけが命を狙われる。主人公も関わるある政治的な理由が原因だが、小難しい事は一切ナシ。
それ故、強引でツッコミ所もある。
明確に国名は提示されていないが、アジア人を鬼畜のように描き過ぎ。
主人公家族は平凡な庶民なのに、その都度その都度苦難を乗り越える。火事場の馬鹿力か、ご都合主義か。
ビルの屋上に逃げたのも束の間、暴徒が迫り、下した決断は、距離がある隣のビルへジャンプ! まず妻を強制的に飛ばせ、嫌がる娘二人を投げて妻がキャッチし、最後は自分も。無事助かったものの、この時ばかりは妻子は暴徒と同じくらい夫/父を憎んだであろう。
まあ、挙げたらキリ無いが、スリリングな逃走サスペンス・アクションとしてそれなりにハラハラドキドキ楽しめる。
オーウェン・ウィルソンが家族を守る夫/父親役でシリアスな熱演しているが、出番は僅かだが、主人公家族を助けるピアース・ブロスナンが美味しい役所。
最初は主人公を罠にハメる何か裏がある人物かと思いきや、この国の現状に内通し、素性はあるが隠し、相棒と共に、まるで某スパイのように颯爽と現れる。
頼りになるぅ~!
最後は隣国に庇護され助かるのだが、その国というのが、ベトナム。
かつてドロ沼の戦争を起こしたアメリカとベトナム。
アメリカ人がベトナムに助けを求め、ベトナムがそれを助ける。
時の流れを感じる…。
会談中だった首相がいきなり暗殺され、SPも責任を取ってその場で自殺。
水道会社の技術者ジャック(ウィルソン)は飛行機の中で知り合ったハモンド(ブロスナン)と行動を共にし、ホテルまで行く。翌朝、新聞を買うために町に出たジャックはいきなり暴動に巻き込まれるのだった。ホテルに戻ろうとすると、そこではアメリカ人一人が射殺されるという現場に遭遇。何とか部屋に戻る・・・妻アニー(ベル)と娘ビーズ(クレア・ギア)は居たが、もう一人の娘ルーシーがプールに行ったという。あちこちで外国人が惨殺される中、ハモンドに教えられ、ルーシーを連れて家族とともに屋上へ。
屋上も安全ではなかった。ヘリが救助に来たかと思ったら、そのヘリからも銃撃。ヘリは屋上に墜落するが、追手はじわじわとやって来る。隠れつつ反対側へと向かい、やがて隣のビルの屋上へ飛び移るという大胆な行動をとる家族。ビルの中のオフィスに飛び込むが、そこも安全ではない。外から戦車の砲撃を食らったのだ・・・言葉もさっぱりわからない状況で、瓦礫の下で息をひそめてやり過ごす家族。そしてアメリカ大使館を目指すのだった。
大使館に辿り着いたものの、そこもすでに襲撃されていた。逃げる家族。そして絶体絶命のピンチになった時にハモンドが助けてくれる。一時しのぎの売春宿の屋上。4時間後には3キロ先のベトナム国境を目指せと教えてくれるのだが、その屋上も狙撃兵によって銃撃され、ハモンドは撃たれながらも捨て身で追手を食い止める。
終盤、川に到着。そこにも反乱軍はやってくる。子に父親を殺させようとしたり、アニーがそこを後ろから殴りつけて殺してしまったり。最後には命の尊さが損なわれる展開となった。結局は、アメリカが経済的に領土化してしまったことへの暴動だったようだが、その群衆心理はともかく、ゾンビ映画みたいにハラハラさせられる展開は面白かった。
全60件中、1~20件目を表示