ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声

劇場公開日:2015年9月11日

ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声

解説・あらすじ

複雑な家庭環境に育った少年が、名門少年合唱団での合唱団団長との出会いにより、自身の人生を切り開いていく物語。乱暴でトラブルばかり起こす問題児のステット。母を突然亡くし、父親から面倒をみることを拒否されたステットは、厳格なカービルが指導する少年聖歌隊のある有名校に入学させられる。たぐいまれな美声の持ち主で、歌うことだけは上手なステットは、楽譜が読めずに仲間からいじめに遭いながらも、カービルの厳しい指導の下、次第に歌うことに喜びを感じるようになる。合唱団長カービルにダスティン・ホフマン。監督は「レッド・バイオリン」「シルク」のフランソワ・ジラール。

2014年製作/103分/G/アメリカ
原題または英題:Boychoir
配給:アスミック・エース
劇場公開日:2015年9月11日

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(C)2014 BOYCHOIR MOVIE, LLC. ALL RIGHTS RESERVED. (C)Myles Aronowitz 2014

映画レビュー

2.5 登場人物全員が魅力に乏しい

2025年12月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 肝心の人間ドラマがつまらない映画。なぜかというと、登場人物が魅力的に描けていないから。主人公も、主人公の父親も、教師も、学友も、全員魅力に乏しい。

 まず、主人公のキャラクターが中途半端だ。学校の自販機を壊したり、窓ガラスを割ったり素行が悪いが、その行動が唐突で動機がよく分からない。家庭に問題があるっていう背景はあるけれど、それだけじゃ説明になっていない。その割に授業は真面目に出ていたりして、とにかく中途半端なキャラクターになっている。ただ不良が更生して大成するような話にするためだけにこの設定を入れたようにしか見えない。

 ダスティン・ホフマン演じる教師も重要な役どころなのに存在感が無い。彼との関わりによって主人公が変わっていくような、主人公関連のエピソードが薄い。これだとあえてダスティン・ホフマンをキャスティングしている意味が薄れていて、誰でもよかった役に見える。

 父親も学友も魅力に乏しい。父親はなぜか終盤になってから急に良い父親ヅラしだすから白ける。学友も主人公と仲が良いのか悪いのかよく分からないような行動ばかり取って存在感が無い。主人公の楽譜を盗んで困らせる学友も、その行動に至るまでの背景がほとんど描かれていないために、ただ主人公と敵対する存在を出したかったようにしか見えない。

 とにかく全員魅力に乏しくて、面白い映画だとは思わなかった。

 本筋とは関係無い話になるけど、子供のうちから何かに一生懸命頑張るのは良いことだと思う。頑張るなんて面倒臭いと感じることも多いだろう。でも、後で振り返ってみれば充実した時間になるはずだ。そしてその経験は、大人になってからも何かしらの場面で役に立つ。ダラダラ学校生活を送るのはもったいない。そう考えると、寄宿学校の生活も悪く無いかもな。

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根岸 圭一

4.0 美しい歌声と少年の成長物語

2025年12月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

癒される

ドキドキ

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yy

4.0 神の旋律

2025年8月21日
iPhoneアプリから投稿

ボーイソプラノの天才時を描く。ラストのハレルヤは凄かった。自然と涙は落ちていく。

ダスティンオフマンさんが指揮者役で、子供達を神の領域へ誘う。

声変わりまでの一定の時期にしか聞けないなんて、正に神旋律だった。

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ken

4.0 聴きに行きたくなる

2025年6月9日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

泣ける

単純

癒される

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spicaM