マイ・インターンのレビュー・感想・評価
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ブルシット・ジョブそのもの
ブルシット・ジョブそのもの。要はあってもなくてもどうでも良い仕事なんですね。
違う意味だけど『会議は踊る』僕の時代でもそうでしたよ。経済イデオロギーに温故知新は無いと思います。弁証法的に育つのでしょうから、『過去の方が良かった』ではないと思います。大局で見れば、残念ながら、現在の経済イデオロギーの終焉なのだと思いますね。早く新しいイデオロギーを見つけなければ。と言う事だと思います。勿論、共産主義や社会主義ではないと思いますが。
兎も角、どんな仕事でも、現業職は残り、便利になったと言いながら、どうでも良い仕事が増えまくると言ったことなんだと思います。
それと、学歴と経歴をこの映画では淘汰していませんね。また、トップを変えても会社は良くならない。やっぱり、良い社員を沢山集めないと。そうこの映画を解釈したい。
アメリカ版『釣りバカ日誌』ですね。まぁ、映画だから仕方ないですが、終身雇用では無いアメリカですから、こう言うおとぎ話は無いと断言します。
デ・ニーロは、絶滅危惧種なんですね。
寿司食べる?
水銀を摂取しすぎ。
この会話を聞いて『アメリカ人もそう考えるのか?』と思った。
女性起業家のメンターが仕事だった
定年を迎え、悠々自適な老後を送るBenであったが、細君に先立たれてしまっていた。刺激を得るため、たまたま募集のあった高齢インターンに応募し、新進気鋭のベンチャー企業で働くことになる。高齢のBenがこなせる仕事はあるのだろうか。
というような、始まり方で社会派系かなと期待したが、まったくのドラマであった。
世代間の軋轢やハードルが発生しそうなものだが、Benは心の広さを見せて、何でも受け入れる。
むしろ、若い社員ばかりの職場で、細やかな気配りをして、みんなに親しまれていく様は、さすが亀の甲より年の功である。
また、あんまり先輩風を吹かさないから、なおさら人気を集める。忍耐力もあるし、まさにスーパーおじいちゃん。
そんなスーパーおじいちゃんが、仕事と家庭の両立に四苦八苦する女性起業家を支え、成長を助けていく。そのドラマの見せ方がこの映画の魅力だと思った。実際に、こんな人が近くにいたらどれだけ助かるだろうかと思う。
元気が出る映画
デ・ニーロが渋すぎ
クラシックは不滅
ロバートデニーロ扮する70歳のベンは、妻に先立たれた事もあり何にでもトライした。ただ空いた穴はふさがらず、あるシニアインターンに応募した。それはアンハサウェイ扮するジュールズのインターネットアパレルメーカーだった。ジュールズは最初シニアインターンを毛嫌いしていたが、ベンはジュールズ直属となった。しかし仕事は無かったので若い社員の相談役をしていた。クラシックは不滅。シニアでも威張ってないで好かれる事が肝要だね。次第にジュールズもベンに馴染んでいった。挨拶に日本語で「サヨナラ。」なんて言ったりして。仕事が出来る女性としてアンハサウェイはやはり魅力的だね。ロバートデニーロもいい味出して素晴らしかったな。自分としてもベンの存在感を目指すとするか!
あ~、やっぱり映画は素晴らしい!
と、思わせてくれる作品でした。
最近は映画館にも行けず、気持ちがモヤモヤしてましたが、吹き飛びました。観た後、何日間か「あ~、いい映画だったな~」と、引きずる映画ってありますが、まさにそんな一本です。
デニーロのダンディーさが際立つ感じですが、アン・ハサウェイの美しさ!素晴らしい。
女性社長とシニアインターンの友情物語としていい
アン・ハサウェイ主演と言えば、「プラダを着た悪魔」が有名だが、この「マイ・インターン」も代表作と言える。でも、不思議とどちらも未鑑賞だった。好きなジャンルの映画なのに。
実際観てみると、女性経営者ジュールズとシニアインターン・ベンの関係性を描いたお仕事ムービーであることは確かだが、思ったよりも対立はしない。むしろジュールズから放っておかれた間にベンが社内で着実に人脈を築いていくシニアサクセスストーリーだった。デ・ニーロの所作がなんともかわいい。マフィア役をたくさんやってきた俳優と思えないほど。
加減がちょうどいい下ネタもはさみつつ、同僚たちとベンのやりとりも面白い。ジュールズの娘とベンのやりとりなんてたまらない。
ただし、終盤はCEOを外部から迎え入れる問題と、夫の不倫問題に終始した感はあった。あの結末では結局何も解決しないんじゃないかなぁと個人的に思ってしまう。でも、それでいい。お仕事ムービーというよりもベンとジュールズの友情物語なのだから。そういう意味で十分楽しめた映画だ。アン・ハサウェイの代表作の一つであることは間違いない。
ビジネスって素晴らしい
包装にも細心の注意を払うのを見て、これが成功の鍵だ、と。
大人のディズニー映画
ヒロインが活躍して、難関を乗り越え成長していく。そのヒロインを助ける王子様、もとい今回はナイトが表れて、ヒロインの苦境を救う。
だから鑑賞後感はすこぶるgood。夢の一時を満喫させてくれます。
世間の荒波にもまれたシニカルな心持になってしまった大人には、現実世界でありえないだろうと思うほど、理想的な展開。危機的状況も現れるが、闇落ちにはなりません。
そこが物足りない、表面的と思う人もいるだろうけれど…。
心を休める夢の世界に浸るには充分。
サポートするって難しいですよね。
経験があれば、その経験を押し売りしたくなる。
相手を立てるより、自分がと押し売りしたくなる。
それなりの地位にいた方なら、雑用どころか、人に命令するだけで、自分は動かない、なんていう再雇用の人を何人も観てきました。そのくせ、色々なところで若い人のフォローを必要としているのに、自分の給料が下がった愚痴、待遇が悪いという愚痴。会社はあなたの愚痴を聴く場ではな~い!!!老人の保育園ではな~い!!って叫びたいくらい。
だから、ベンのナイト振りがまぶしくて。
かつ、派手ではないのに上質な洋服、持ち物。憧れてしまう。
そしておちゃめ。『オーシャンズ4』には、ありえな~い!!!と思いながらも笑いました。
USAって雇用契約がシビアで、個人主義が浸透しているから、サービス残業なんてしないと勝手に思っていましたが、そうでもないのねと親近感がわく場面も。
そして、ハサウエイさんの美しさに改めて目を見張ってしまいました。
正直、お顔立ちはあまり好きではないのですが、歩くだけであんなに綺麗なんて。立ち振る舞いの美しさって憧れてしまいます。
と真似したくなる要素の玉手箱。
とは言え、完璧な人物像を描き出しているのではありません。
ジュールが見せる幼児のような姿。社長をしている大人がするか?と呆れてしまうのだけれど、ハサウェイさんがなさると、何故か苦笑しつつも許せてしまう。『ゲットスマート』でも思ったけど、シリアスからコメディまでこなせる器用な方ですね。
またベンも、身だしなみも立ち振る舞いも、”インターン”としての自分の居場所の造り方も、さすが人生の大先輩と言いたいですが、エピソードで語られる窮地の救い方は決して”できる”男ではありません。実直にコツコツ40年仕事をこなした人。へたすると”ただ人の良いだけの老人に”なってしまうのですが、デ・ニ―ロ氏が演じると、エピソードでは語られていないキャリアがにじみ出てくる。この人を本気にさせたら怖いぞみたいな。さすが、デ・ニ―ロ氏です。
と、よくぞこの役にこのお二人をキャスティングしたなあと、キャスティング勝利の映画。
老後のお手本。
満点はつけられなかったけど、お勧めの一本です。
お洒落な映画
タイトルなし
人生の先輩が醸し出す偉大さ
悪人がいず仕事を楽しむ人々の『ステキな人生』を見れる作品
定年を迎え、老後それなりに楽しく過ごした主人公。
でも何か刺激が足りない・必要とされたい…と、思った時に、街で見かけた「インターン制度」でアパレルブランドメーカーに再就職。
『今はまだ何もできないけど、これから覚えます』『働けて嬉しい』と、いつも笑っている優しい男から見た職場の話
映画公開時アンハサウェイ(大物女優)が大きくポスターとかになっていたので
『女の人が苦悩したり暴言吐いたりなんだりするような話』かと思ったんですが、全然そんなことなく優しい話でした。
主軸はアンハサウェイというよりロバートデニーロ(男優/写真左)。
面白かったー!!!!!
すごいの!!!悪人が一人もいないの!!!!!
老後不安な人や仕事で疲れてる人とかに良い薬だと思います〜!
(浮気が地雷の人は注意)
ヒロインが
「あなた(若い男)たちはかわいそう。私たちの時代は『女の社会進出!男に負けるな!』と育ってきた。男たちはほっておかれたわ」とか。
主人公がヒロインを慰める言葉で「女だてらに男の社会で働いて、自慢の友人だ」「努力しているあなた(女性)が、情けない男にあわせて仕事を辞めてはいけない。」みたいなこと言っていたのがステキ。
毒らしい毒がなく、日常の一場面。
ただただ『ステキな人生だなあ』と見れる作品はそうそうないと思う、最高おススメ!
2020年6月15日(過去に書いたものを引っ張ってきました)
ないようがないよう
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