マイ・インターンのレビュー・感想・評価
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何度でも見たい名作
起業家ジュールズと70才のインターンベンとの友情を描いたハートフルコメディ。
バリキャリ女性の家庭との両立や、夫が妻を支えるという専業主夫、老後の生き方や過ごし方といったテーマを織り込みながら、ジュールズとベンの友情が優しく描かれている。
人生経験を積んだ70歳のベンは実にカッコいい。仕事もできるし紳士的。それでいて繊細で、相手を傷つけないような言葉選びで優しくアドバイスをしてくれる。
そんな彼は職場でも人気者。若い子たちからあっという間に慕われる。
年齢を重ねたシニアの本来のあるべきす姿を示唆しながら、働く女性の生き方や家族のカタチなど、多様化する価値観を肯定している。と同時にママ友コミュニティの厄介さや、働く女性に対する偏見も描かれている。 2014年から2015年に作られたけど、ちょうどこの頃がジェンダーなどに対する価値観の変化の過渡期だったのかもね。
2022年現在、この頃よりは随分と人々の価値観もアップデートされ本作の設定も身近なものになっているはず。
2015年に映画館で観たのを、もう一度Netflixで見直し。何度見てもいいよね。名作!観るだけで心が温かくなる作品。
定年後を見据え、どのようなスキルをつけるべきか、考えるきっかけにもなった。
いい映画だったな。
みる人を幸せにする映画。
定年を迎えリタイアした後のセカンドライフをどう生きるのか、という
私自身も非常に関心のある社会テーマを題材にしていたので惹きつけられた。
70歳の人が新興企業で働くのって、映像の通り、ギャップがあるし、
でも単に孫育てに関わるよりも、社会で働く、仲間を持つ人生の方が
生き生きしているようにも感じたし、
定年後を見据え、今、どのようなスキルをつけるべきか、それなりに考えるきっかけにもなった。
また、アメリカ社会?にもかかわらず、女性の社会進出の壁はそれなりにあるのだなということも知り、驚いた点もあった。日本にいると、とっくの昔にアメリカは女性の社会進出は進んでいると思っていたから。専業主婦像はアメリカでも根強くあることなのだとも知って、そうした社会状況も知れて、自分自身の知的好奇心も刺激された。
さらに、
夫婦愛、離婚後の孤独、高齢者の恋愛など、さまざまな心の内面の問題も扱っていて、
特に独り身の将来の孤独については、私も考えたことのある不安、悩みであっただけなので、勉強にもなった。
こうした不安は、結婚してもしていなくても、家族がいてもいなくても、多かれ少なかれ、感じている人は結構いるのだろうとも思う。
この作品はそう言った意味でも脚本がしっかりしていてよかった。
離婚に至るほどのパートナー関係がうまく解決に致ることはとても難しいだろうけれど、
そのように至らないためのヒントも本作品から学べるような気がする。
総じて思うのは、
私はこうした社会的問題を扱った映画が好きで
アベンジャーワールド?のようなアクションものはあまり好きではない、ということもわかった。
ロバート・デニーロが最高だった。 紳士で、周囲をしっかりと見て、相...
ロバート・デニーロが最高だった。
紳士で、周囲をしっかりと見て、相手を気遣い、相手の気持ちを考え、的確な言葉と優しさで道を導いてくれる。
そんなロバート・デニーロの姿が周りの若い世代とも自然に打ち解け合っている感じも良かったし、ベンのような素敵な大人になれたらなぁって、歳を重ねてもポジティブに、自分から動くこと、素直で謙虚な気持ちは大切だなぁって思った。
社会人になって上司に認められたい気持ちや仕事に真剣だからこそ涙が出てしまう、そんな気持ちも昔の自分と重なって懐かしかったし、そしてこれからの人生を歳を重ねていく上でヒントがもらえる。
すごく素敵な作品でした。
単純だけどすごく良かった
アンハサウェイ、好きだなぁ。
ロバートデニーロとの共演がめちゃくちゃ良かった。リラックスして観ることができるとても良い映画。
家庭を持ちながら何百人もの社員を束ね、ファッション通販を運営するアンハサウェイ演じる会社社長。女性が憧れる華やかな世界に身を置き、仕事と家庭を両立させ、まさに女性の理想像を絵に描いたような人生を送っているかに見えたが...彼女には試練が待っていた。
会社の福祉事業として雇用することになったインターンが数名いたが、その中にロバートデニーロ演じる70歳のベンがいた。妻を亡くし、定年後に張りがない人生を送っていたが、新しい仕事にチャレンジすることを決意した。
日々多忙な女性社長のアシスタントに配属されたが、プライベートを知られたく無い彼女は彼を避けていた。しかし、人生経験豊富な彼がする的確な助言によって次第に心を通わせていく。彼の言葉に救われた女性社長には予期せぬ人生の変化が訪れるのだった。
最後はなんとも言えないほっこりするコメディだ。
劇中、ロバートデニーロが言う「(男が持つ)ハンカチは使うものじゃない、(泣いている女性に)貸すものだ」を聞いてから、いつも新品のハンカチを持っているがいつか使うことがあるのだろうか?
ベンみたいな人に
明日からハンカチを持ち歩こう。そんなことを思わせてくれる映画。
かっこよさが滲み出る。絶滅危惧種である紳士。ジェントルマンなベンに皆が惹かれてく。
ベンの良さは
・ハンカチを持ち歩いて、泣いてる時、ゲロ吐いたときでも貸してくれる。ハンカチは貸すためにある。
・欲しい時に、欲しい言葉をかけてくれる
→よく周りを見ているから
・腐らず、できることを自ら探して、行動するから
・決して逃げずに、言うことははっきり言う。ドライバーや飛行機での中。
・笑顔が素敵。
さて、ベンのようになろう。
【76点】 穏やかな人柄
人間味と、穏やかな人柄が幸せを運ぶことがテーマ。
定年後、シニアインターンとして雇われる男性が、慣れないながらも周りの人を幸せにしていく。
穏やかな人柄であるからこそ、周りの人が信頼をして、うまくいくことが分かった。
人間味あふれる人物が多く、ほっこりした。
穏やかに、どっしりと構える人間になりたいと思った。
ブルシット・ジョブそのもの
ブルシット・ジョブそのもの。要はあってもなくてもどうでも良い仕事なんですね。
違う意味だけど『会議は踊る』僕の時代でもそうでしたよ。経済イデオロギーに温故知新は無いと思います。弁証法的に育つのでしょうから、『過去の方が良かった』ではないと思います。大局で見れば、残念ながら、現在の経済イデオロギーの終焉なのだと思いますね。早く新しいイデオロギーを見つけなければ。と言う事だと思います。勿論、共産主義や社会主義ではないと思いますが。
兎も角、どんな仕事でも、現業職は残り、便利になったと言いながら、どうでも良い仕事が増えまくると言ったことなんだと思います。
それと、学歴と経歴をこの映画では淘汰していませんね。また、トップを変えても会社は良くならない。やっぱり、良い社員を沢山集めないと。そうこの映画を解釈したい。
アメリカ版『釣りバカ日誌』ですね。まぁ、映画だから仕方ないですが、終身雇用では無いアメリカですから、こう言うおとぎ話は無いと断言します。
デ・ニーロは、絶滅危惧種なんですね。
寿司食べる?
水銀を摂取しすぎ。
この会話を聞いて『アメリカ人もそう考えるのか?』と思った。
女性起業家のメンターが仕事だった
定年を迎え、悠々自適な老後を送るBenであったが、細君に先立たれてしまっていた。刺激を得るため、たまたま募集のあった高齢インターンに応募し、新進気鋭のベンチャー企業で働くことになる。高齢のBenがこなせる仕事はあるのだろうか。
というような、始まり方で社会派系かなと期待したが、まったくのドラマであった。
世代間の軋轢やハードルが発生しそうなものだが、Benは心の広さを見せて、何でも受け入れる。
むしろ、若い社員ばかりの職場で、細やかな気配りをして、みんなに親しまれていく様は、さすが亀の甲より年の功である。
また、あんまり先輩風を吹かさないから、なおさら人気を集める。忍耐力もあるし、まさにスーパーおじいちゃん。
そんなスーパーおじいちゃんが、仕事と家庭の両立に四苦八苦する女性起業家を支え、成長を助けていく。そのドラマの見せ方がこの映画の魅力だと思った。実際に、こんな人が近くにいたらどれだけ助かるだろうかと思う。
元気が出る映画
辛口コメントの人ももちろんいると思う
でも私的にはほっこりしすぎて何回でもみれる、、笑
ママの家に潜入するところで葡萄を食いまくるシーンとか焦ってるのに車の中でずっと歌ってるシーンの顔とか、、笑笑あの顔なんやねん 笑
毎回爆笑する😂🤣
謙虚に生きれるように
ああやって年を重ねたいね!
デ・ニーロが渋すぎ
熱いし優しいし包容力がある、渋すぎます。
オーシャンズ11如く、4人で家に乗り込むところは笑えました。
紳士でガツガツしていないし、若者ともフランクに打ち解ける。
子供を扱うところは、いいおじいちゃんという心地よさ。
とにかく老後のお手本にしたい、立ち振る舞いでした。
クラシックは不滅
ロバートデニーロ扮する70歳のベンは、妻に先立たれた事もあり何にでもトライした。ただ空いた穴はふさがらず、あるシニアインターンに応募した。それはアンハサウェイ扮するジュールズのインターネットアパレルメーカーだった。ジュールズは最初シニアインターンを毛嫌いしていたが、ベンはジュールズ直属となった。しかし仕事は無かったので若い社員の相談役をしていた。クラシックは不滅。シニアでも威張ってないで好かれる事が肝要だね。次第にジュールズもベンに馴染んでいった。挨拶に日本語で「サヨナラ。」なんて言ったりして。仕事が出来る女性としてアンハサウェイはやはり魅力的だね。ロバートデニーロもいい味出して素晴らしかったな。自分としてもベンの存在感を目指すとするか!
あ~、やっぱり映画は素晴らしい!
と、思わせてくれる作品でした。
最近は映画館にも行けず、気持ちがモヤモヤしてましたが、吹き飛びました。観た後、何日間か「あ~、いい映画だったな~」と、引きずる映画ってありますが、まさにそんな一本です。
デニーロのダンディーさが際立つ感じですが、アン・ハサウェイの美しさ!素晴らしい。
女性社長とシニアインターンの友情物語としていい
アン・ハサウェイ主演と言えば、「プラダを着た悪魔」が有名だが、この「マイ・インターン」も代表作と言える。でも、不思議とどちらも未鑑賞だった。好きなジャンルの映画なのに。
実際観てみると、女性経営者ジュールズとシニアインターン・ベンの関係性を描いたお仕事ムービーであることは確かだが、思ったよりも対立はしない。むしろジュールズから放っておかれた間にベンが社内で着実に人脈を築いていくシニアサクセスストーリーだった。デ・ニーロの所作がなんともかわいい。マフィア役をたくさんやってきた俳優と思えないほど。
加減がちょうどいい下ネタもはさみつつ、同僚たちとベンのやりとりも面白い。ジュールズの娘とベンのやりとりなんてたまらない。
ただし、終盤はCEOを外部から迎え入れる問題と、夫の不倫問題に終始した感はあった。あの結末では結局何も解決しないんじゃないかなぁと個人的に思ってしまう。でも、それでいい。お仕事ムービーというよりもベンとジュールズの友情物語なのだから。そういう意味で十分楽しめた映画だ。アン・ハサウェイの代表作の一つであることは間違いない。
ビジネスって素晴らしい
Netflixのオススメに出てきて、思わず見た。わかってるのかNetflix。泣いたぞ、俺は。今の私の気持ちにピッタリじゃないか。
デニーロ演じる70歳の「インターン」大人の優しさが、アンハザウェイ演じる女性ファウンダーCEOの心にしみてくる。じわりじわりとしみてくる。
こんな会社、オフィス、同僚がいたら、通いたいなと思う。そして展開されるビジネスは早くてスマート。
こんな仲間と最高の仕事をしたいと思った。今の会社、今の職場でまずそれをやろうと思う。
包装にも細心の注意を払うのを見て、これが成功の鍵だ、と。
とにかくロバートデニーロが上手い。
当たり前だが、アンタッチャブルとは別人。
アンハサウェイもレミゼラブルとは別人。
ロバートデニーロ扮するダンが、若き経営者ジュールスを
優しく見守り、時にアドバイスするあたりが、成熟した男の
魅力を感じる。
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