X-ミッションのレビュー・感想・評価
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「その心意気、潔し！」
3D字幕版で鑑賞。
「その心意気、潔し！」な一本。
「人間ってスゲェ！」と、「マッハ!!!!!」の初見時と同じような感覚を味あわせてくれたアクションが見事だった。
3Dの効果も使い方も上手い、鑑賞されるなら是非3D版をお勧めしたい。
ただその分、という訳ではないのだが。
ストーリーがばっさり切り捨てられている、それはもう見事に。
もはや無いにも同然で、その潔さに逆にすがすがしさを感じた。
久々にここまであっけらかんと何も語らない映画を観て、うれしくなった自分。
そのものさしで語るならば、近作のストーリーは「死霊の盆踊り」並みである、うれしくなっちゃうでしょ？
これはもはや「ビックリ人間」を見せるための映画でありアトラクション、そこは注意が必要かもしれない。
一回だけならOK、「２」が出ても絶対観に行かない特攻隊的作品。
うーん・・・
この作品の売りは「CGや命綱を使わないアクション」という事は疑う余地もない。
更にCMや、SNSなどの広告も広く活動し、公式が「10年に一度のアクション映画」と過大評価している。
キャストにアスリートを起用し、美しい自然の中でのエクストリームスポーツは、悪くはなく、むしろ誇ってもいいだろう。
しかしその中に強引にねじ込めたようなストーリー。
主題であったろう主人公の成長も、表現が不十分だ。
その他のキャラクターの性格や特徴、人物背景も不十分。
ストーリーに関しては特に何の感想も持てない、「アメリカ映画」だった。
「FBI」という事から、多少スパイや捜査官的なかっこいいシーンを期待してたが裏切られた。
悪い作品ではなかったが、別段良くもない。
結論は「アクションに固執しすぎたB級映画」。
迫力はある
映像がとてもリアルでスリル満点、飛行機から飛び降りるシーンもそうだったが、山からスノーボードで滑り降りるシーンは見応えあったし緊張感溢れる場面の連続で興奮した。
ただストーリーが少し陳腐だったかな、まさか日本人の名前が出てくるとは思わなかったが、もう少し手に汗握る展開が欲しいところ。
エンジェルホールに滝壺はないはずだが。
んー
たましいの救済
カリスマ性が欲しい。
アクションはS級
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