ルック・オブ・サイレンス

劇場公開日:

ルック・オブ・サイレンス

解説

1960年代インドネシアで100万人もの命を奪った大虐殺の実行者たちにカメラを向け、各国の映画祭や映画賞で話題となった「アクト・オブ・キリング」のジョシュア・オッペンハイマー監督が、同事件を被害者側の視点から見つめなおしたドキュメンタリー。虐殺された男性の弟として生まれた眼鏡技師の青年アディが、オッペンハイマー監督が撮影した加害者のインタビュー映像に強い衝撃を受け、監督と共に加害者のもとを訪問。現在も権力者として暮らしている加害者に無料の視力検査を行なうことで彼らの警戒をそらしつつ、核心をついた質問の数々を投げかける。やがて明らかになる衝撃の事実を通し、「責任なき悪」のメカニズムが浮かび上がってくる。

2014年製作/103分/デンマーク・フィンランド・インドネシア・ノルウェー・イギリス合作
原題または英題:The Look of Silence
配給:トランスフォーマー
劇場公開日:2015年7月4日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第88回 アカデミー賞(2016年)

ノミネート

長編ドキュメンタリー賞  
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(C)Final Cut for Real Aps, Anonymous, Piraya Film AS, and Making Movies Oy 2014

映画レビュー

4.5日本のレッド・パージは1950年前後から始まっている。

2024年6月29日
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共感した! 2件)
マサシ

3.0命をかけてインタビューした空虚な目をした主人公👁️

2024年2月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

難しい

ルックオブサイレンス

1965年🇮🇩インドネシア

インドネシア政府は軍に政権を奪われた。
わずか一年ね100万人以上の共産主義の人が亡くなった。

そして現代、今でも軍の関係者だった人は英雄として普通に生活している。

兄を殺された弟が、当時地域の殺害していた責任者などにインタビューをしていく。

反省どころか、見返りすら求めてくる殺人者達。

この大量虐殺の真実を本人の口から聞くとんでもドキュメンタリー⁉️

❇️私がこの時代に生まれていたら、間違えなく、仕事を全うしていたはず‼️

◉68D点。
★彡恐怖政治❗️やらなきゃやられる❗️
反省したら心が壊れてしまう為に、自分のした事を肯定せざるを得ない。

🟢感想。
1️⃣自分の与えられた役割を遂行しただけ。
★彡誰が悪いとか無いと思いました。
強いて言うなら、戦争が悪かと。

2️⃣自慢げに人殺しを話す民間人。その後、兄があんたらに殺されたと迫る‼️🔪
★彡命をかけたドキュメンタリーでした。

3️⃣兄を惨殺された弟の目が忘れられない。
★彡死んだ魚の目くらい無で感情ゼロ状態でした。👁️

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シネマを喰らう

5.0人は動物です

2023年7月1日
iPhoneアプリから投稿

それがどんなに当たり前で、恐ろしい事か。考えても想像出来ません。
現実ほど恐ろしいものはありません。

あなたは人を殺せますか、自分のほっぺたをつねってみてください、自分の手の甲をつねってみてください強くつねると痛いですか?もう一度聞きます、あなたはこの皮膚の痛みを知ってもなお、人を殺せますか

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ミスター

4.0人生に一度は見るべきドキュメンタリー

2022年4月6日
iPhoneアプリから投稿

怖い

アクトオブキリングと一緒に観てほしい映画です。見るのが辛い映画ですが、平和慣れしている私たちに「戦争とは」「虐殺とは」を実感として与えてくれるドキュメンタリーになっています。

為政者側(虐殺をした側)の老人たちのほとんどが、過去を忘れた方が良いと言います。そして過去を掘り返せば、再び虐殺が起こると脅してくる人までいます。
しかしそれは全くの逆で平和な未来を作る方法は、過去の歴史から学び間違った行為を正していくことしかないと思っています。
映像の中の村では、(本当かどうかは分かりませんが)過去の虐殺を子ども達は知りませんでした。そして虐殺側の人々の中で虐殺はいけない事だったと口にする人は、1人もいませんでした。
映像内のインドネシアの村は50年前の出来事から現代まで当時の権力構造が残ったままです。過去に蓋をして後世に何も伝えなければ、今後50年の間に同じような虐殺が起こってもおかしくないと思います。そんな未来にならないためにも過去を見つめる勇気を持つ人が1人でも増える事を望みます。

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mi2

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