アクト・オブ・キリング

劇場公開日

アクト・オブ・キリング
30%
43%
21%
4%
2%
採点

採点する

採点するにはログインが必要です。

新規会員登録

Check-inCheck-in機能とは?

Check-in機能を使うにはログインが必要です。

新規会員登録

0/120文字

(連携設定はこちら

解説

1960年代インドネシアで行われた大量虐殺を加害者側の視点から描いたドキュメンタリー。60年代、秘密裏に100万人規模の大虐殺を行っていた実行者は、現在でも国民的英雄として暮らしている。その事実を取材していた米テキサス出身の映像作家ジョシュア・オッペンハイマー監督は、当局から被害者への接触を禁止されたことをきっかけに、取材対象を加害者側に切り替えた。映画製作に喜ぶ加害者は、オッペンハイマー監督の「カメラの前で自ら演じてみないか」という提案に応じ、意気揚々と過去の行為を再現していく。やがて、過去を演じることを通じて、加害者たちに変化が訪れる。エロール・モリス、ベルナー・ヘルツォークが製作総指揮として名を連ねている。山形国際ドキュメンタリー映画祭2013インターナショナル・コンペティションで「殺人という行為」のタイトルで上映され、最優秀賞を受賞。14年、「アクト・オブ・キリング」の邦題で劇場公開。

2012年製作/121分/デンマーク・ノルウェー・イギリス合作
原題:The Act of Killing
配給:トランスフォーマー

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第86回 アカデミー賞(2014年)

ノミネート

長編ドキュメンタリー賞  
詳細情報を表示

U-NEXTで関連作を観る

映画見放題作品数 NO.1(※)! まずは31日無料トライアル

※GEM Partners調べ/2021年10月|Powered By U-NEXT

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9

(C)Final Cut for Real Aps, Piraya Film AS and Novaya Zemlya LTD, 2012

映画レビュー

5.0罪悪のドキュメンタリー

fmovie2さん
2022年2月23日
PCから投稿

目の前で起きる展開に疑念を抱いてしまう人の心理は何よりも自分自身の罪悪という重みに耐えられないことの現れであり、大衆は誰しもがこの感情から逃げているのかもしれない。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
fmovie2

5.0人類の発展のために、後世に残すべき、意義のある記録映画

2021年11月19日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

知的

難しい

人の複雑さが際立つ映画ー殺すという行為への考察
映像表現でまとめた論文。

虐殺を再現した状況を怖がって泣き叫ぶ子どもらを気遣う人物と、
1,000人殺したと自慢するだけでなく、
監督が「子どもには残酷すぎます」と止めるのを気にも留めずに、幼い孫に自分がやった拷問の場面を笑いながら見せる人物とが同じ人だなんて…。

どうして人が人を殺せるのか。そのことを殺した側はどう思うのか。
そのことに拘った映画のように感じた。
監督はインタビューの度に食い下がる。
 「どうして?」
 「あなたはその時どう思ったのか」
 「今、どう思っているのか」

サイコドラマ、ロールレタリング、エンプティチェア…心理療法の技法。
 被害者の立場を演じることで被害者の気持ちに気づいて、自分の罪を振り返るという効果を狙って、ロールレタリングは矯正施設でも取り入れられている。

監督がこれらの心理療法を知っていて、こういう映画にしたのかはわからないけど、アンワル氏にとってはそういう結果になっている。
 アンワル氏の最後の、おもわずやってしまったことって、自分の意識が受け入れられない自分を知ってしまった時に良く出てくる身体反応。
 自分の罪に向き合うことってこういうことなんだ。
 この後、アンワル氏が自殺しないか心配になってしまった。

残酷な場面が出てくるのかと怖々観た映画。
グロい場面はフィクションの方がグロい。けれど実話の再現と思うと…。

尤も怖かったのは、アンワル氏が自分の孫に自分がやった拷問シーンや自分が殺される場面を喜々として見せようとしたこと。で、途中まで孫が笑っていたこと。
 「殺し方は映画を参考にした」と言っていたけど、自分のやっていることも映画のヒーロー気分だったんだろうな。こうやって感覚がマヒしていくんだろうな。

 社会の悪(共産党員)をやっつける。
 それがやがて、力(暴力)で相手を傷つけることが面白くなって、濡れ衣を着せてまでという証言までも出てくる。
 ー自粛ポリスやSNSでの批判・いじめ・パワハラ・モラハラ・セクハラ・DV・虐待・リンチと同じ。

アンワル氏ではない殺戮者が家族とウィンドーショッピングしている姿が何度も出てくるけど、家族は彼のやったことを知っているのだろうか?実際には手を汚していないけど、その行為による報酬で享楽している人々。実行していないからその罪は彼に押し付けることができる。でも得られる部分はしっかりと貰う。怖いな。

アンワル氏の行為を讃え、より”殺し”へと煽った人々は、今回はフォーカスされない。

唯一の笑いどころが、デラックス・マツコさん似のヘルマン氏の女装。
 プレマンのリーダーでファシスト(殺人も実行)の彼がよくその役受け入れたなあ。アンワル氏の命令だから?
 演技もそれなりに見られたし、本当に素人?と思っちゃう演技だったので、今ひとつドキュメント感に?がついちゃうのが惜しい。

私も、これをドキュメントと思わないことで否認しているのか?

「殺しと言う行為」
 意義・意味を持たせることで罪悪感をなくせる。
 意義・意味があればなんでも許されるともとれる。
 でも、だんだん歯止めが利かなくなり、意義・意味があることにして行われる行為。
 享楽として…。

色々な人の、そして彼らを許容している社会の闇について考えさせられる。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
とみいじょん

4.5知っておくべき事実

yoneさん
2020年10月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
yone

5.0歴史に残る作品

むぎゅさん
2020年4月9日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

加害者側の声を記録として残したという意味ですごい作品。

虐殺がいかにして起こるかについての示唆がある。

虐殺を命令したはずの権力側の人物たちが、こんなことをしているとは知らなかった、こんなひどいのは真実じゃないと、自分はこんなことは命じていないと言い訳するのに対し、知らないのはおかしい、これが命じられたことだから映像として残してもなんら問題ないと思う実行者たちとのちぐはぐさを、映像として残したのがすごい。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 1 件)
むぎゅ
すべての映画レビューを見る(全56件)
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る

「アクト・オブ・キリング」シリーズ関連作品