パプーシャの黒い瞳
劇場公開日:2015年4月4日
解説
2014年12月に亡くなった現代ポーランド映画を代表するクシシュトフ・クラウゼ監督の遺作。書き文字を持たないジプシーの一族に生まれながら、幼い頃から言葉や文字にひかれ、詩を詠んだ少女ブロニスワヴァ・バイス(愛称パプーシャ)。わずか15歳で年の離れたジプシー演奏家との結婚、彼女の才能を発見した詩人イェジ・フィツォフスキとの出会いと別れ、ジプシーの社会からの追放など、激動のポーランド現代史に重なる実在した女性詩人の生涯が描かれる。
2013年製作/131分/ポーランド
原題:Papusza
配給:ムヴィオラ
スタッフ・キャスト
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2016年4月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
難解!
ロマについてもっと知りたくなったけど、難しすぎ。
2015年10月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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その才能に目覚めたことで、大いなる名声と不幸を手に
してしまった女ジプシー・パプーシャの人生を描く作品。
そもそもジプシーが文字を持たない(忌み嫌う)ことすら
知らなかった自分には、何で?何で?という感じだった。
そんな文明に囚われることなく生涯を終えるのが彼らの
生き様なのだろうが、文字が好きな私には理解できない。
皆が忌み嫌う文字を習得し、さらに詩に読んだことで、
彼女の才能はポーランド語に訳され出版されてしまう。
本来目出度いことじゃないのよ!なんて思ってしまうが、
その後壮絶な運命がパプーシャを追い詰めていく様子が
描かれ、精神を病んでいく彼女がモノクロームに歪む。
それを得たことで人間は不幸になると同時に、幾つもの
発見や喜びを手にするものだと私は思うが、自身が生き
長らえていくために、コミュニティ尊重という圧力には
抗えなかったのだろう。黒森が深く濃い絆を映すように。
(後悔先に立たず。とはいうけど才能を責めても仕方ない)
2015年7月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
なぜ、移動を始めてしまってのか…
なぜ、移動をやめなかったのか…
流浪の民、時折は楽しそう
いやいや過酷でしかない
そして文字を持たないという考えられない文化
残さないという文化
そんななか叱られながらも文字を知り
詩を書くパプーシャ
その結末もあまりに不幸
2015年5月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
さて、どのようなコメントにするのか。
良い映画ではある。
考えさせられる映画ではある。
で、考えた結果、コメントは見つからない映画でもある。