怒りのレビュー・感想・評価
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役者がとにかくいい
オールスターで作ったとのことなので当然かもしれないが役者がひたすら濃厚で良く、それだけで持つ。長めの尺だけど、あと30分見たいくらいだった。オールスターの中にありながら、新人の佐久本宝がかなりいい。
タイトルと中身に微妙な齟齬は感じる。人物の背景が見えない部分もあり(あえて見せていないのかもしれないが)、少し尻切れな感じも。原作を読むと多少違うんだろうか。
豪華俳優陣
豪華俳優陣の演技が素晴らしかったです。
下手なアイドルなんかが出ていないので俳優さんの演技が素晴らしかったです。
綾野剛と妻夫木聡のベッドシーンは俳優魂みたいなのを感じました。。。
ストーリーは何処の出処か分からない目の前の人間を信用することができるのか、どうなのか?というのがテーマでした。
宮崎あおいと妻夫木聡は信じきることができずに、信じることが出来なかった自分を責め、
沖縄の少年少女は信頼していた人間に裏切られやり場のない怒りをどうする事もできずに終わるような映画でした。
後味は悪いですが、見た後に色々と考えさせられる映画でした。内容を三日くらい引きずるような映画です。笑
芝居だけ撮らないで
芝居は良い、というか芝居しか撮ってない。主役級の出演者の芯の入った芝居はそれだけで見応え充分だ。ただ、それだけなのも事実だ。映画は総合芸術だ。芝居はもちろんだが、それ以上に脚本であったり、撮影、照明、録音、編集、最近ではCGなどなど、とにかく、芝居だけを撮ればいいというものではない。今作は登場人物の半径50cmも描かれてない印象だ。状況説明、普段の生活など所謂、肉付けがなく、それらが全て登場人物たちの特濃の芝居でどうにかしようとしている。監督はもっと映画をわかっている人だと思っていたが、これでは未熟だと言わざるを得ない。
有名人が出ている割には…
1つの殺人事件を起点とし、犯人の似顔絵公開から、3つのストーリーが進展していくのですが、それぞれの俳優の演技はいいのに、内容が薄っぺらい感じがしました。秀逸の演技は見るに耐え難い「すず」さんの外人と思われる人に襲われるシーンでした。また、最初のゲイシーンもイケメンがやればいいというものでもないし、そのシーン自体の必要性も感じなかった。
最後にどうして殺人事件が起きたかの理由があったが、そこまでのプロセスに3つのストーリーが必要だったか疑問しか残らない。
これぞ映画だ!
予告編や皆さんのレビューなどで知った濃い内容。観るのを躊躇っていたが、迷った挙句劇場へ…凄い、観終わった後の胸の締め付け。漫画原作の邦画が多い中 ドスンと響く映画だった。
千葉、東京、沖縄を舞台にある1人の殺人犯を中心に物語は進む。人を信じて裏切られること 人を信じる事が出来なかった後悔 人の感情の流れが胸を苦しくさせる。
これを演じるキャストの皆さんが素晴らしい。特に広瀬すずさんの演技が今も心に残って頭から離れない。
日本映画を支えている名優達が揃っていて、観ていて安心出来る 渡辺謙...
日本映画を支えている名優達が揃っていて、観ていて安心出来る
渡辺謙と宮﨑あおいの親子、本当の親子のように映っていた
人を信じる事の難しさが、良く描かれていた
“怒り”の意味を知った時
無惨な一家惨殺事件の犯人が見つからないまま一年が過ぎ、三つの場所に現れた正体不明の男性三人。それぞれがそれぞれに魅力的で、吸い込まれていく周りの人々。もしかしたら犯人なのではないか。そんな疑念が交錯する中、真実を知った時、それぞれの人に生まれる想いとは。
人を信じることって難しい。その人を信じてしまって、裏切れられた時のダメージが大き過ぎるから、信じないことでどうしても自分を守ってしまう。
でも、もし相手が本当に信じられる人だとわかった時、自分の愚かさを悔い、怒り、またそれに苛まれる。取り返しがつけばいいけれど、そうじゃない時の喪失感は計り知れない。
それでも人は、自分が傷つきたくなくて、相手を傷つけてしまうことの方が多い気がします。だからって自分が傷つくだけと相手を信じ抜くことなんてできる人はなかなかいない。
人を信じきれない、自分に対する“怒り”が詰まった作品でした。面白かった。
久しぶりの感じ
最近は与えるだけの映画が多いけど
ちゃんと
悩ませてくれる
渡辺謙の無駄遣いの気もするが…
広瀬すずさんの悲しいシーンは
少しやり過ぎで胸が痛くなった
リアルすぎる
最後が広瀬すずの海で叫ぶシーン…
宮崎あおいが
よかった
ただのmysteryに終らず
犯人探しだけに終わらない今日本て起きてる事件の数々を折り込み問題提議しているためかなり重い映画。人として人をどれだけ信じられるか?私も自分に問いたい。こんな世の中でも出来れば人を信じたい願望と不安や不信感。その葛藤をうまく描いてると思う。
怒りよりも揺さぶられる感じ
怒りのタイトルがうまく掴めてないかもしれない。
でも、揺さぶられた感じ。
信じることの難しさ
本当の自分を見せる勇気
そして強くなる
そんな映画を見させられたって感じです。
それにしても、役者の凄さに震えました。
誰1人足を引っ張ることなく、ラストは湧き上がる感情が出るんだけど、もう役者の感情そのものなのかと思うくらいの迫力
渡辺謙はやっぱりすごい
宮崎あおいは今までにない役を見事に演じてた
悪人見たときも同じ、観た後にボーッとしてしまった。
これは観るべき!
不完全燃焼
なんか胸くそ悪くなる映画でした。個人的に。
個々の演技は素晴らしかった、ほんとに。
でも1つの作品に3つのストーリーがあるので、それぞれが薄い。正直、結局なにがしたかったの?って感じでした。
圧巻の演技
とか何とか言われそうだなと思った。
確かにぐんぐん引き込まれる演技力と描写力
天気や日差しの使い方がとても綺麗。
ストーリがどんどん進むので飽きることなく観られました。
ただただ、誰も幸せになることがなか恐ろしい話でした。
帰りは気分が重くなってしまったので、休日の1日の初めにみると悲しくなるのでみるタイミングは考えた方が良いと思います。
細かいリアルの積み重ね
三つの全く関係のない場所と人々の生活が、ある事件によって揺すぶられる。
今、社会が抱えている社会的な問題が本人たちはそうとは気づかず、影響を受けて生きている。一見個人的な出来事だが、それぞれが「やり場のない怒り」に気づいていく。
社会的な怒りは、怒りを持つ自分に強さがなければ持ち続けられない。相手は巨大すぎるわりにつかみどころがないし、すべての人が共感を持って助けてくれるとは限らないし、生きているうちに解決するかもわからない。
では何がやり場のない怒りの支えになるのか?
映画のなかで明確に答えが語られる訳ではない。が、その答えを自分なりに見いだす力になる映画だと思った。
また綿密な取材を元に実際の場所を用いた作りで、とてもリアル。風俗のシーンがある。「あの子はお客の求めにすべて応じちゃうんですよ」という女の子は、少しだけ他の女の子とは違う。おそらく一般社会のなかでは賢く仕事をこなしたりはできないタイプなのだと思う。実際風俗で働く女の子が抱える事情を鋭く切り出していると感じた。
その他実際の逃亡犯の報道や足取りを彷彿とさせるエピソードなど美しい景色のなかにも緊張感を持たせる。
それにしても豪華キャスト。そしてそれぞれの役者さんが自分の新たな一面を見いだしてさらけ出していつのではないか。
記者会見で言っていたからネタバレにはならないと思うが、実際に一緒に住んだという男ふたりが、ガラスみたいに壊れそうな愛を持って寄り添い合うのが、とても自然で心暖まりさえする。
わたしの怒りを見つめて、そのマイナス感情を支えられるまわりの人々や自分自身を信じて生きていきたいと思う。きっと今後の彼らもそうするだろう。
見応えあり。
ボディブローのようにずっしりと後からいろんな感情が来る。
笑えるシーンは一つもない。クスッとしたりほのぼのしたりするシーンが少しあるだけ。
観る前は、犯人探しがメインで千葉・東京・沖縄それぞれの話が最後に繋がるものだと思ってた。
森山未來はウォーターボーイズの時から個性的でいい役者だと思ってたけど、歳を重ねて更に魅力が増したと思った。すごく穏やかな感じから狂気的な感じとのギャップが凄い。体もマッチョではないけど、ちょっとした時に腕に浮かぶ筋を見ると常に鍛えてるんだろうなと思わせる。
妻夫木聡と綾野剛の絡みや広瀬すずが暴行されるシーンは思わず目を背けたくなるほどリアル。
面白かったとか泣けたとか感動したとか一言では言い表せない。絶対観るべき!と人にお勧めするのも違うけど、自分では観て良かったと思う。
ところで指名手配犯人の写真は綾野剛、松山ケンイチ、森山未來の誰にも似てる感じで上手く作ったなーと思って観てたけど、後でパンフレットを読んだら、それぞれの人に似るように3種類作ったと書いてあった。やっぱりパンフレットは必ず買って映画を観た後にじっくり読むべきだね。
役者陣の演技に感服
誰が指名手配犯なんだろう?っていう疑問が常に頭につきまとう中、この豪華なキャストに魅せられる圧巻の演技に翻弄されまくりでした。
そして全てが分かったときに怒りのタイトルについて考えさせられます。
見終わった後に色んな人と意見を交わしたい映画でした。
長い上映時間もあっという間でした(^^)
こういうの、またお願いします
2回目です。
妻夫木君、良い映画、監督に巡り合って良かったね。もう、しょーもないクソ映画には出ないでね。しがみついてでも、次回の監督作に出てね。
松山君、イケメンでもないのに、なぜ、そんなにカッコイイの。良いね、イイね、ほんとに素晴らしいね。次作で太ったそうだから、またちゃんと痩せて帰ってきてね。
すずちゃん、もう良いわ。頑張ったって声もあるけど、認めない。可愛いだけじゃダメなんだね。あれだけやっても、全然感じないわ。
豪華俳優陣
指名手配犯の犯人は出演者の中にはいないのでは…と思っていたので、本当の犯人がわかった時はなるほどって思った。広瀬すずちゃんの演技力の凄さを感じ、妻夫木の色気がはんぱなかった。豪華俳優陣が出演している中、わたしのなかの1番演技が素晴らしいと思ったのはすずちゃんのボーイフレンド役の沖縄出身の佐久本くんでした。奥深く闇が深い映画。
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