HEROのレビュー・感想・評価
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“オーバー・ソウル”扉を開け!!
兵庫県の建物が舞台だったなんて、驚きました。
そのせいか、映画に深みが出ていました。
テレビでは、表現出来ない細やかさもあって、映画ならではの臨場感を楽しめました。
魂と魂とが触れ合う時、人は、立場を越え、国境をも越える。
やがて、そこに、道ができる。
なぜなら、私達は、一つの魂、オーバー・ソウル(大神霊)。すべての源泉。
勇気、ヒーローは、誰の中にも。
さぁ、心を、扉を開き、魂の触れ合いを。
私達は、この宇宙の同士なのだから。
思い込みを捨て、囚われずに、最後の最後までみましょう。案外、皆、ちゃんと見てないんですね!!
テレビ2時間スペシャルでしょ!
まあまあ
お粗末様でした…
つまらなく無く、かと言って特に面白くもなかった一本。
それ以上にもう、2時間ドラマスペシャルを無理矢理「映画」と呼んで劇場でかけるのは止めに出来ないものなのかな…?
と言う思いが胸にしこりとして残った。
ドラマも未見ゆえ、更にキム氏主演の時点でゆえにリアリティは求めないけど…それでも…
「あの…検事って職業は公務員ですよね?」
劇中の検察局見たら、絶対税金泥棒だよなぁ…?
弾劾するよね、コレ。
と言う基本に成り立ったストーリーはとにかく安く。
大使館絡めたくせに、ロケも99%国内で済ませる安さ。(てか本当に蛇足の海外シーンがまた失笑)
国際考察も、「鎖国時代の人が考えたのか?」と言う日本映画史に残る安さでまた興醒め。
とにかく安い…なんでか分からないこのクソ暑い時期にクリスマス頃の話ってのもナンダカナァ〜
「新春ドラマスペシャル」で十二分な安価クオリティ。
高いのは出演者のギャラだけか?!な作品。
久しぶりに大倉孝二氏が見られたので、ポイントアップ。本当に其処だけで。
それ以外は、毒にも薬にもならないよなぁ…涙
懐かしい名コンビ!
良くも悪くも期待通り
安定感
期待を裏切らず、上回らない。全て想定の範囲内。相変わらずよくできた脚本で。でもちょっと新井浩文を使ったことに意味深さを加えたことが無駄だったような気が。大使館の裏走ってた理由めちゃくちゃだし。やっぱこーゆーリバイバル系がウケるのかね。キムタク他の役できないもんか。
安定感はありますが・・・
いつものチームワークのよさ
いつもながらの城西支部メンバー、それに久々の雨宮。チームワークの良さが随所に描かれ、ところどころでクスっと笑ってしまいます。川尻部長のキレるところはやはりウケる。
治外法権、国境をいかに越えるか、というところだが、途中から展開が読めてしまいました。ラストはちょこっとガッカリ、消化不良でしたが、全体的には面白かった。ドラマファンは必見かな。
信念を共有し合える仲間、そして信頼あってのチームワーク
良作だが問題点も浮き彫りに
意外や意外。予想外の良作エンターテイメントに仕上がっていた。
オープニングからペタンクまで。キムタク×松たか子を知る人間=知らない人間(「この人が噂の!」)的な流れ&「それマズイだろ〜」の思惑等、流れる様に展開されて飽きさせ無い。
その後本格的に捜査に乗り出すのだが。元来このドラマは職種は違えども、性格が違う凸凹コンビの2人が、喧嘩をしながらも犯人を追い詰める【有る意味】刑事ドラマ的な作りを装いながら、実は似た者コンビ(夫婦)が口角泡を飛ばし、喧嘩しながらも少しづつ問題を解決して行く、“夫婦善哉“タイプのドラマかな?と思う。
今回はドラマ版での【元相棒】が復帰した事で、2人の相棒が発生する。
現在の相棒=夫婦役は勿論北川景子なのだが、元々このドラマのファンからすると、やはりキムタク×松たか子のドラマ…とゆう意識がいまだに根強いのではなかろうか?
この何となく感じるモヤモヤ感が続いて行くのだが、やはり現在の相棒は北川景子。
彼女は松たか子に対して嫉妬をあらわにしたりはしない。いやそれどころか見事なステップアップを遂げた松たか子に“憧れ“を抱き、助言等を受ける。
映画の途中で北川景子はキムタクから『お前はお前なんだから!』との助言を受ける。
つまり、このコンビでは現状2人が張り合いながら事件を解決に導く等の場面は生まれ難い。どうしてもキムタク×北川景子では恋愛ドラマとしての側面もまた生まれ難い。
これこそが、現状このドラマ最大の弱さに繋がっていると言えるのではないだろうか?
とにもかくにもキムタクですね。
まあこの人ほど演技云々・どうのこうのと言うのが野暮な人も居ない。映画の始まりから終わりまで、何処を切り取ってもキムタクの金太郎飴状態。
ここまで演技の引き出しが無い人もまた珍しい。
まさに稀有な存在と言って良い。
最も銃弾に倒れるセガールに期待する人は居ないのと同様に、泣いたり・喚いたりするキムタクを見たいファンはひょっとして居ないのかも?…。。
と言うか多分その様な演技を、もしもやったとしたら、失笑をかう気もしないでは無いのだが…。
但し映画自体はそんな事を観客に感じさせる暇を与え無いでサクサクと進んで行く。
本作品は、社会常識としては寧ろ暴走に近いキムタクの行動を助ける見事なチームワークに有る。
それぞれの個性を生かした行動:台詞等の脚本はなかなかの物がありました。
それどころか登場人物が多くなって来ると、すかさず黒板を使ってこれまでの経緯を懇切丁寧に説明してくれる周到さ。捜査の進展に伴った各キャラクター達の描き込み&編集のテンポが本作最大の魅力と言って良い。
エンドクレジットでは、これまでのドラマ版:前作の映画版での写真が映っていたがどうなるのだろう?
一応今回で一旦終了なのだろうか?
内容的には事件は解決した様に見えて、実は何にも解決していなかったりするのですが。
松たか子の選んだ選択も含めたそんなモヤモヤは続く。
もしも第3弾が有るとしたらエンディングで入れた写真の意味は何?ってなってしまいますけどね。
(2015年7月25日/イオンシネマ越谷レイクタウン/スクリーン2)
話は相変わらずの「HERO」、最近の再放送で気持ちが出来ていたので...
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