千年の一滴 だし しょうゆ
劇場公開日:2015年1月2日
解説
日本で1000年の時をかけて築き上げられてきた独自の食文化を通し、日本人と自然との関係を見つめた日仏合作によるドキュメンタリー。「ひめゆり」の柴田昌平監督が手がけた2013年12月放送のNHKスペシャル「和食 千年の味のミステリー」をもとに、監督自身がフランスへと赴き海外スタッフとともに国際版として完成させた。仏教の肉食禁止令を受け、肉に代わる「うまみ」として自然の中から発見された「だし」にまつわる人々の営みを追った第1章「だし 大自然のエッセンス」、しょうゆやみりんといった調味料の「うまみ」のもととなる麹カビを特殊な撮影によるミクロ映像でとらえた第2章「しょうゆ ミクロの世界との対話」の2部構成で描き、長い時の中で磨かれてきた日本人の知恵と和食創世のドラマを明らかにしていく。第1章のナレーションを木村多江が、第2章のナレーションを奥貫薫がそれぞれ担当した。
2014年製作/100分/日本・フランス合作
配給:プロダクション・エイシア
劇場公開日:2015年1月2日