神話の国の子供たち

解説

「浦島太郎」のベースとなったとも言われる、宮崎を舞台にした神話「海幸彦・山幸彦」の物語を、子どもたちによるダンスで描く。日向国でそれぞれ海と山に別れて暮らしていた海幸彦と山幸彦。以前から喧嘩が絶えなかった彼らに怒った天照大神は、海幸彦、山幸彦だけでなく、日向の大人すべてを子供に変えてしまう。それでも争いをやめない兄弟に対し、それぞれの生活を取り替える試練を与える天照大神。山で暮らすことになり、以前から想いを寄せていた竜宮島のトヨタマ姫と会えなくなってしまった海幸彦のもとに近づく竜宮島の男ナガレ。ナガレは海幸彦に山幸彦を巻き込んだある作戦を授けるのだが……。振付&ダンス指導に、「EXILE」の所属事務所LDHが運営するダンススクール「EXILE PROFESSIONAL GYM」が全面協力。

2015年製作/87分/G/日本

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
脚本
小林昌
プロデューサー
坂上也寸志
竹本克明
Coプロデューサー
藤田修
ラインプロデューサー
近藤あゆみ
撮影
鈴木慎二
照明
金子康博
録音
藤丸和徳
美術
小田正志
ヘアメイク
梶谷奈津子
衣装
神恵美
編集
小原聡子
音楽
下田義浩
助監督
伊野部陽平
制作担当
奧泰典
振付
EXILE PROFESSIONAL GYM
ダンス指導
EXILE PROFESSIONAL GYM
  • 山幸彦井上稀翔

  • 海幸彦楡木直矢

  • トヨタマ姫高橋聖奈

  • タマヨリ姫戸高花暖

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映画レビュー

4.0神話の世界観がGOOD

2015年3月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

 郷土で撮影された映画と聞いて、映画館(先行上映?)に観に行きました。キャスト全てが子どもと聞いていたので、それなり?のつもりで観に行ったのですが、良い意味で期待を裏切られました。演技にはややぎこちなさがみられるものの、子どもたちのもつ純粋さや情熱がストレートに伝わってきます。時間の経過とともに映画(神話の世界)に引き込まれていくような感じとでも表現したらよいのでしょうか。最後は、自然と涙があふれ、エンドロールまで席を離れられませんでした。素人(たぶん?)のキャストが、よくぞここまで演じたなぁーって感じです。
 セットにお金がかけられていないのか、?と感じるつくりの荒さはありますが、演劇を見ているような感覚で、CGに頼らないのも一つの選択肢だったのかなと思います。
 ダンス映画を謳っているだけあって、ダンスは一見の価値があります。躍動感溢れるダンスに感動しました。 ダンス映画と聞いて、???だったのですが、これもありかなと感じました。
 ロケ地宮崎の海や山がとてもきれいでした。時間があったらもう一度観てみようと思います。

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ハム太郎