アメリカン・スナイパーのレビュー・感想・評価
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期待していたほどではなかった。 この作品が反戦なのか好戦なのかなど...
期待していたほどではなかった。
この作品が反戦なのか好戦なのかなどという話題はここでは出さない。
私が気になったのは演出がどうも稚拙であることだ。ハリウッドの大御所が撮ってあの程度になってしまうのか。
狙撃のシーンは予告編では凄い緊張感があった気がしたが、本編を観てみると効果音の使い方が上手くないせいかどうにも緊張感に欠ける。
最後の戦闘シーンでは本人たちもどこを撮ったらいいのか分かっていないのではないだろうか、というくらいごちゃごちゃした映像になっている。それが臨場感に繋がっているわけでもないので、なんかやってるなぁと眺めることしかできない。
酷いのは主人公のライバルとして登場するムスタファとの決着がつく狙撃シーンである。直前にトランスフォーマーでも観て感化されたのだろうか。このような戦争映画にあんなスローモーションの演出は絶対にいらないと思う。
また一度しか観ていないので私の見間違いであったら申し訳ないのだが、タヤが子供に乳をあげ終わり服の胸のところを閉めたのに次のカットではまた開いていたシーンがあった。確かに大したミスではないが映画において観客を現実に引き戻すようなきっかけを生むミスがあったのは残念である。これは上記の演出の問題点にも言えるのだが。
これらに加え内容的にもどうも冴えないものであったのでこの点数にした。
複眼的な正義と不条理の視座がある!
最初の戦闘地域への派遣から、イラクの若い母と幼い子供が爆弾を隠し抱えて軍隊に近づくシーンがある。
観る者にやり切れない現実と直面させ、いやが上にも相手方の視点にも関心が行く。
決して独善的にならない視座を提供しているのだ。
祖国の正義を守る自らの使命観と周囲の反応が、4度の派遣を通して変質していく様に、心苦しくも共感せずにはいられない。
そのラストを衝撃の描写ではなく、抑制された一文のエピソードとして締めくくる演出が秀逸だった。
文句なく近年で一番の傑作!
初めて戦争を題材にした映画を劇場で観たが、色々と考えさせる作品だっ...
初めて戦争を題材にした映画を劇場で観たが、色々と考えさせる作品だった。
残虐なシーンは多少あったものの、全体的には女性でも比較的見やすいと感じた。イラク戦争は最近の戦争であるが、無駄な説明は表現されていなかったため、恥ずかしながら背景知識など詳しく知らないまま観た私は、きっかけや時系列に疑問を感じながらの鑑賞となった。
1人の人物に焦点を当てることで、ただ戦争についてのみ描くのではなく、その前後などのヒューマンストーリーを描いている点で物語へ感情移入がしやすかった。かつ、アメリカ側が正義、というように描いているわけではなく、なるべく中立的な立場で物事が見れるように作られていたと思う。
ただ、何人もの人間を殺しておきながら、優しい父親という部分を広告として売り出す点には疑問を感じた。
戦争が人に与える影響
中だるみする事も無く、ひたすらに戦場の凄惨な部分がリアルに描かれています。
帰国しても常に戦場にいる仲間のことを考えてしまい、心の休まらない状態に陥る、多くの軍人が経験するのであろう心の変化も描かれてはいましたが、個人的にもう少し掘り下げて欲しいなと感じました。
それでも映画館でみて後悔はしない映画であることは間違いないです。
今だからこそ見てほしい!映画館で!!
暗殺や 戦争 命の重さが人ごとではない
今だからこそ見てほしい映画!!
いろんな映画見てきた中で
1番 音響編集が 素晴らしかった。
リアル!とにかく緊張感!!
人間の愚かさ。
戦争のヒーローとは何か。
戦士1人1人に 守りたいものが
たくさんあり 命の重さを痛感しました。
とにかく 考えさせられました。
凡作
ギドギドの反戦映画でもなく、かといってもちろん戦争礼賛のドンパチ映画でもなく、淡々と描写していたので好感は持てたのだが。
見終わってから、結局なにがいいたかったの?という疑問が残った。
確かにそういう人物が実在したということは分かったけど、単に彼の伝記になってしまった感が否めない。
要は心理描写が甘い、というかされていないというか。
1つ分かったことは戦場に愛する人を送り出した人間も、実際に戦闘を経験した人間と同様に神経を苛まれる可能性があるということくらいかな。
クリント・イーストウッド作品でなければ見向きもされなかったのではないかな。
彼の作品としては残念な一品でした。
誰も幸せにならない
戦争は敵、味方、兵士、その家族、巻き込まれる人びと、誰一人幸せにならない行為なんだと、ひたひたと感じた。
クリスとその家族が戦争で失ったものも大きく、やっとそれを取り戻し始めてきたところであの結末。本当にやりきれない。
変に戦争の英雄を美化することがないのも好みだった。
恥を知る
どこか別の世界の話のよう。
正直な話、身近に感じられない内容で、感情移入は非常に難しかった。
Youtubeで以前、米軍兵士が帰国して家族のもとにサプライズで登場する動画を見たことがある。
兵士たちの愛すべき家族は、大いに喜びそしてハグをする。「久々の再会」それがどれだけ奇跡に近いことなのか、想像することはできたけど自分自身にその経験がなく、決して理解はできなかった。
今もその気持ちは変わっていない。わからないままだと思う。
が、この映画から伝わってくる熱量がそのままではだめだと訴えかけてくる。
「日本のために」なんて、胸を張って言えない自分がどこか情けなく感じた。
テンポもよく、無駄のない演出。戦地の緊迫感は本当にドキドキした。ク...
テンポもよく、無駄のない演出。戦地の緊迫感は本当にドキドキした。クリント監督さすがです!!!本当にイイ映画だった。特にクリス・カイルを務めたブラッドリーの演技にはかなり魅了された。
奥さんと出会った当初の彼から最強スナイパーとして何度か派遣され、徐々に闇を抱え普通ではなくなっていくクリスを見事に演じていた。
その演技は見事でどんどん入り込んで島でい、最後は本当にせつない気持ちになった。
イイね! クリント・イーストウッドの淡々とした演出、戦闘シーンはさ...
イイね!
クリント・イーストウッドの淡々とした演出、戦闘シーンはさすがの一言。
主演のブラッドリー・クーパーの変貌ぶりにビックリ。
ハングオーバーとは大違い(そりゃそうだ)
最後は原作には無いオリジナル。
まだ幼い遺族たちに配慮して、何度も作り直したそうです。
話題のエンディングクレジットは半分ほどの人が退出しました。
出てくのは構わないんだけど、くっちゃべったり…笑ったり…
空気読めよな〜
なんともやるせない気持ちになった。 戦場と家庭でのクリスの心のギャ...
なんともやるせない気持ちになった。
戦場と家庭でのクリスの心のギャップが上手く表現できてて、最初置いていかれそうになったけどなんとかついていけました。
あんな終わりかたになるなんて最初は予想もしなかったけど奥さんと元海兵の顔をみてもしやと思ったらそのまさか。クリスが死ぬまでになにかあったのか、何も無かったのかはわからないけどでもこれがリアルで、あの人の精神状態とかを考えたらなんとなく納得できるきがしました。
個人的にはクリスが普通の精神状態に戻る過程とかも詳しく見てみたかったです。
下手に友達とかにこれおすすめ!めっちゃいいから見て!!!とは言えないけど、ぜひ見て欲しいとは思う作品でした。
これから見る人へ。
昨年から楽しみであった「アメリカン・スナイパー」特殊部隊系が好き!すごい銃撃戦が見たい! って思って見ようとする人がいると思います。残念ながら、半分しか当てはまりません。この映画を10割で表すと、6割が銃撃戦。3割が家族や銃撃戦意外。残り1割が感動 と、いったところでしょうか。ただ、この物語は本当に感動します。国を守るために働く男の葛藤などあり、ドキュメンタリー映画です。監督はイーストウッド監督は 嵐の二宮くん主演の「硫黄島からの手紙」の製作も手掛けました。よかったらチェックしてみてください。ミリタリーアクションファンならこの映画はとてつもなく素晴らしい作品になってます。
バランスの良い秀逸な映画
ミリタリー的要素、ヒューマン的要素のバランスも良く、映画のテンポも良い、間延びせず、途中飽きさせず、あっという間のエンディングでした。
おそらく、実際のスナイピングの任務はもっと地味で派手ではないと思いますが、全編、緊張感のある迫力のある映像に仕上がっていて流石と思いました。
エンドロールの無音も、最近の派手なハリウッド的な感じとは逆行していて、ある意味新鮮で良いと思いました。
映画の中でも音楽はほとんど、ありません。あるのは主人公の沈黙と銃声。緊張、迫力、苦悩…表現されています。
戦争映画としては秀作です。
イースト・ウッド監督らしい作品。
最初は国を守るためにだったのが
最後は救えなかった仲間の為に…
戦場で敵を倒すクリス。
精神状態がおかしくなっていき、あんなに愛していた家族が犠牲になっているのも気づかなくなってしまうほど戦争というものは 恐ろしいものだと考えさせてもらいました。
でも最後まで どっぷり作品に浸かるとこまでいかなかったです。そこがちょっと残念。
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