劇場公開日 2015年4月17日

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セッションのレビュー・感想・評価

全642件中、421~440件目を表示

5.0悔しい

2015年7月17日
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念願のセッション。
映画館で絶対観た方がいいと聞いていたので遠くの映画館に行きました。
とてもよかった。
主人公の反抗?がよかった。
よし!とか頑張れとか言いそうになった。

最後は予想外だった。
素晴らしい映画に出逢えた。

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Emma

5.0頭をぶんなぐられました 本当に衝撃の2時間。 これは、大画面で見て欲しい

2015年7月15日
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頭をぶんなぐられました
本当に衝撃の2時間。

これは、大画面で見て欲しい

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ゆそ

4.5久々に痺れました

2015年7月14日
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少し蒸し暑く感じた映画館なのに
誰かが遠くの席でゴホゴホと咳をしていたのに
夜勤明けで少し瞼が重かったのに

いつの間にか誰かの咳が止まり、重いはずの瞼を見開きスクリーンを見つめ、暑さでかいた汗はひき、身体はひんやりとし、明るくなって、ただただ耳に音が残っていました。いつまでも。

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りゆうのすけ

5.0理屈を越えて。

2015年7月10日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

知的

愚直までのやりとりは、禅の修業?

魂のリズム、ビートを感じろ、叩け。

最後に、一つと成る。

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よろこびのうた

4.0疲れた。。

2015年7月10日
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見てる間中力が入ってた。

あまりのスパルタぶりに気分の悪くなる部分もあるし、最後辺りの展開にそりゃ無いよ!と叫びたくなったり、ただの良い映画ではない。

感動したって言うのとは少し違う、色んな事を考えさせられた。
何の為に演奏するのか。
厳しい特訓を乗り越えられなかった天才ではないけど優れた演奏家を、天才を見つける為に結果潰す事になるのは仕方ない事なのか?

見るなら体調のよい日に。

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おこげ

4.0多分学校にあんな先生いたら登校拒否になる

2015年7月10日
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正直私にはあの学校通える気がしない。

けど主人公は食らいついていく。
共感はできないけど応援したくなる映画でした。
でもこの主人公ドジでクズすぎる。少し腹立つ主人公です。人のもの亡くすわ、エゴで彼女ふるわ、ちょっと腹立つ顔してるわ、すぐ遅刻するわなどなどイラつく事もあります。
でも必死でドラム頑張る姿というかこいつ頭の中ドラムしかないんだろーなという姿見るとやっぱり応援してしまいました。

それは先生の力の存在が大きいです。
シモンズ怖すぎる。正直頭おかしいです。
そんな教育しても生徒は伸びないんじゃないかという位暴言吐いてきます。
まぁ私がゆとり世代代表だからねとか言われてしまえばそこで終わりですけど、こんな教え方じゃなくても生徒の力を引き出してきた教師を見たことあるので音楽=怖いってイメージは持たないで欲しいなと思います。
でも映画見てるだけでここまで怖さが伝わるというのはシモンズの演技が素晴らしい証拠。
一見の価値はあるのではないでしょうか。

ラストシーンは二人の掛け合いによる最高の演奏が気持ち良い位で思わず拍手をしそうになる映画です。

セッションという邦題よりもwhiplashという原題の方が似合う良い映画でした。

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新米映画君

5.0鳥肌が止まらず、また、観たくなる。

2015年7月7日
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鑑賞方法:映画館

興奮

何も映画のストーリー、概要を全く入れずに観ました。事前に分かっていたことと言えばドラムを叩く青年と坊主の強面の中年男性が何かを叫んでいる…そんな情報のみ。ただ評判が良さそうという事でずっと気になっていてやっとの思いで観てきました。
結果は、文句無しの全体を通してとても良くてとても素晴らしく映画館で観て正解でした。

音楽の事、ジャズの事は詳しくは知らないですが、音楽もジャズも聴くことは大好きで、まず開始15分ほどぐらいからの静かに音が始まるシーンは曲と映像がすごく合っていてとても素敵なシーンでこれからどんなストーリーが展開されるのかドキドキとわくわくが入り混じって既に鳥肌が立ってました。

全体を通して選曲がとても良かった事、主人公と教授のやりとりは心苦しいシーンが何度かあったのですがジャズの演奏のシーンはどのシーンも鳥肌が何度も立ってしまいました。もちろん、俳優さん達の演技あってこそでいつの間にかセッションの世界に引き込まれてました。

最後、主人公の鬼気迫るドラム演奏と全てのピースが一致したかのようなバンドの演奏の一体感がこの映画の一番のシーンだと思います。
天才を生むも殺すも紙一重なのか…
実際、教授の方が精神を病んでいたのでは…と帰り道に映画のシーンを反芻しては興奮が覚めない状態でした。

主人公の今後がどうなるのか…あまり良くは掴めない終わり方だったのがすこし心残りではあるかなぁ…と思いましたが、できる事なら全てを分かった上で映像と音響の設備がある場所でまた観たいと思いました。もう一度観る価値あると思うぐらい素晴らしかったです。
音楽を主体にしているだけあって、音響の設備がある映画館で観た方がやはり良いと思いました。また、あの世界に浸りたくなる、すこしセッション中毒になり兼ねない…機会があればまた観に行きたいです。

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★875★

5.0念願のセッション

2015年7月7日
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待ちに待った上映。
クライマックスに近づくにつれ、どんどん映画に飲み込まれていくよう。
最後には鳥肌立ってました。

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ゆうぞう

5.0天才と狂気のセッション

2015年7月7日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

一流ジャズドラマーを目指し名門音楽学校に入学した主人公。そこで、スパルタ鬼教師の壮絶なしごきに遭う…。

インディーズ映画ながら今年のアカデミー賞で健闘の3部門受賞、日本でも口コミロングヒット中の話題作。
「バードマン」より見たいと思ってたいたものの、地元では上映決まらず。
ようやく隣町で公開される事となり、観に行ってきた。

「マッドマックス」の圧倒や「アベンジャーズ」の迫力とは意味が違う。
アクションやVFXに頼らぬ作品そのもの凄まじい力。
最初から最後まで手に汗握り、力が入り、息をもつかせず、片時も目を離せない。
見終わったらぐったり疲れ、自然と一息漏れるほど。

例えるなら、「ブラック・スワン」×「フルメタル・ジャケット」。
「ブラック・スワン」のような華麗なバレエの世界とは裏腹のダークさ。
「フルメタル・ジャケット」のかの鬼軍曹に胸キュンした人は必見!

こういう音楽映画にありがちなバンド内の音楽性の違いの対立や友情、個人個人の背負うドラマなどは根こそぎ削り落とし、ひたすら血と汗が噴き出すレッスン、レッスン、レッスン!
やがて二人に固い絆が芽生え…なんて甘っちょろい展開もナシ。
鬼教師フレッチャーの地獄のレッスンはさらにエスカレートしていき、主人公アンドリューはフレッチャーへの憎悪だけを胸に全てを捨てレッスンに食らい付く。
アンドリューは紛れもなく才あるドラマーだ。
が、僅かなミスも許さないフレッチャーにとって彼はそこら辺のゴミクズと同然。
そして迎えた、話題のクライマックスの演奏。
これは文字通りの“罠”。
が、某ドラマのような「やられたらやり返す…倍返しだ!」。
火花散るセッションはこれ以上ない興奮。
あまりの高揚感に胸が熱くなってしまった。

カメラワークに素早いカットの連続…ディミアン・チャゼルの演出はとても処女作とは思えない。
アンドリュー役のマイルズ・テイラーのドラムさばきはそれこそ本物の一流ドラマー。
彼を決して好感ある人物として描かず、彼もまた次第に狂気に取り憑かれ、彼こそが実はフレッチャーの最大の理解者だったようにも思う。

J・K・シモンズがマジで凄すぎる…!
しわくちゃの鬼の形相、完全なるモラハラの罵声と暴力、スキンヘッドに力こぶ…。
誰がどう見たって音楽教師に非ず体育教師。
登場する度にピンと張りつめた緊張感に包まれる。
悪夢に出てきそうだよ…。
その一方、音楽への真摯な姿勢、指揮を振る姿や佇まいは何故か格好いいと思わせる。
あるシーンの鬼の目に涙、美しいピアノの演奏、主人公と腹を割って話すあるシーンなど、この男もちゃんと血の通った人間であるとも思わせる。
かと思ったら、やっぱり冷酷無比。
アメとムチ…いや、ムチとムチ!

世の偉人や傑作の裏には、凡人には理解出来ぬ異常な執着心がある。
映画の世界なら、“天皇”と呼ばれた黒澤明の厳しい演出、スタンリー・キューブリックの100テイク、ダニエル・デイ=ルイスの凄まじい役作り…。
そういった妥協しない姿が見る者の心を惹き付けて離さない。
天才は狂気が創る。
狂気から天才が産まれる。
その天才と狂気に身震いする。

公開を待っていた甲斐があった。
一度見たら忘れられないインパクト!
本年度ベスト候補!

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近大

5.0キャラバン

2015年7月5日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

素晴らしい。
J.K.シモンズの狂気、マイルズ・テラーの狂気、極上の音楽サスペンスだった。
「映画史に残るラスト15分」とかいう頭の悪いキャッチコピー を先に見てなければ、ラスト15分はもっと感動して見れただろうな。
俺ならキャッチコピーをこうする、「映画史に残るラスト15分」と。
あ。
確かにそう言いたくなるラスト15分だった。
今年劇場で見た中で間違いなくトップクラス。
いまだに興奮が冷めやらない。
ドラムセットを衝動買いしたくなるほど。

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ヨッシー

5.0前評判通り素晴らしい!

2015年7月4日
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鑑賞方法:映画館

興奮

俳優さんの演技も素晴らしいけど、
脚本がとても良いです。

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ウルトラカメセブン

5.0大興奮!!!

2015年7月4日
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鑑賞方法:映画館

興奮

むちゃくちゃおもしろいではないか‼︎血湧き肉躍って汗をかいてしまった。それ程大興奮で観ることができる。噂のJ・K・シモンズの演技は圧巻なのでなにも言えることがない。本当にとんでもないオッサンだ。良くも悪くもあのオッサンで出来上がってる映画になってしまってる。カメラが秀逸なのだ。表情や手先、楽器。さらにカットせずにオッサンと学生を行ったり来たりするのもとても良い。さらに音楽に合わせてカットが変わって行ったり撮り方が変わったりしていて面白い。こら、編集賞も取っちゃうわな。良い意味で大画面で観てて圧迫感があった。ジャズ音楽がメインなので、みんな実にカッコイイ。主人公のドラムに負けないくらい、トランペットやサックス、コントラバスなどなど、それぞれの楽器がもてもカッコよく映し出されている。そんなんでオッサンに吼えられてるんだから、興奮しない訳がない。ラストシーンは圧巻です。本当にすごい。音楽映画じゃないくらいの興奮。でもあの後、オッサンにまた吼えられちゃうんだろうな…。笑

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TAKU

4.0音楽の殴り合い

2015年7月3日
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鑑賞方法:映画館

素晴らしい芸術には、ある種の狂気が必要不可欠なのか。血を沸騰させたような情熱と狂気が、ドラムの音までも気化させる… とにかくすごくて、息を飲む最後も素晴らしいです。

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everglaze

4.0絶え間ない緊張感。

2015年7月3日
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寝不足でしたが、映画館で『セッション』を観れるラストチャンスだ!と、眠い目を擦りながら映画館へ。

結果、1ミリも眠くならない。なる訳が無い。(笑)
こんなに全身力みながら、目をかっ開いて観た映画はない!!という程でした。
フレッチャー教授の練習の時の緊張感は、観ている側にもずーっとありました。

教授の『グッド・ジョブ』『期待以上にするために…』『だから最近のジャズは…』等の台詞に少しハッとするところも。

これがインディーズ映画だなんてビックリです。

観るのを悩んでいる方は、ぜひぜひ映画館で観てほしいな!と思います。

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のん

4.5まさしくセッション

2015年7月2日
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迫力がすごい。エンドロールに入ったところで思わず拍手したくなりました。
ラストに至るまでのドラマも良い。
アクション映画とは違う、胸の底から熱くなるような作品だった。

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IKKYU

4.0ジワジワくる痛みと、情熱。

2015年7月1日
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情熱と狂気の紙一重

見ていてとても圧巻させられました。
そして信頼と裏切りに怖くもなる作品。

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まりえ

3.5人間の怖さと強さを感じる。 最後は男同士の騙し合いだが、どろどろし...

2015年7月1日
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人間の怖さと強さを感じる。
最後は男同士の騙し合いだが、どろどろした様相にはならず、潔い。

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soara

5.0テンポの向こう側

2015年7月1日
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鑑賞方法:映画館

笑える

怖い

興奮

ま~たとんでもない映画が出てきちゃいましたね。何もかもが異質でしょ。異質の塊。や、だって「ファッキンテンポォ!」なんて怒鳴り散らすおっさん、古今東西を見渡してもこの映画のJ・K・シモンズ演ずるフレッチャー教授だけでしょうから。まず結びつかないですよ。「ファッキン」と「テンポ」って。なんですかファッキンテンポって。もうこういう、些細な文句の端まで全部が異質で。異質さが常に、ずっとべったり張り付いておるんですよ。“異質”ってさっきから何回も言ってますけど。神経過敏になるというか、見てるこっちがね。

J・K・シモンズといえば、有名なのは『スパイダーマン』シリーズのジェイムソン新聞編集長で、自分としてもそういう認識で。あの編集長だなって、それだけで。
常に部下を厳しく叱りつけるんだけど、少しユーモアというかコミカルでもあったあの編集長のおじさんが、こんな理不尽サイコパスに変身しちゃうってのが、いや役者って凄いなあと思わされもしてですね。うん。

で、このフレッチャー教授。「シャッファー音楽学校の名指揮者で、自分のスタジオ・バンドで生徒を人間扱いせず、日々扱きまくっている」という設定で、あの『フルメタル・ジャケット』のハートマン軍曹を思い浮かべる方も居られると思うんですよ。あの理不尽鬼教官。口汚く訓練生を罵る人。フレッチャーの扱きっぷりは確かにあれクラスと肩を並べてます。でも、なんていうか、ハートマンは訓練生達を一人前に育てようとか、少なからずとも愛情みたいなもの、その片鱗はあった訳ですよ。
しかし、しかしテレンス・フレッチャーという男。愛情、思いやり、その類、一切なし。甘い言葉を掛けたと思ったら突然パイプ椅子を投げ付ける予測不能な気性の持ち主。兎に角、気に入らなきゃ暴力に訴えるし、容赦なく生徒を見限るし、叫ぶ、怒鳴る、いじめる。まさに教室は地獄絵図。理不尽。理不尽の洪水。
映画史に燦然と輝くだろうこと間違いなしの、名悪党の誕生です。

そのフレッチャーの鬼扱きにも負けず、必死に食らいついてくのが主人公のネイマン君。名ジャズドラマーを目指して、過剰な扱きにも猛烈耐える耐える。耐えまくる。
手指を血だらけにしながらもスティックを握る姿は気迫がみなぎり、やがては目に下に隈を作り、柔和だった顔つきがみるみると尖っていく。もうね、彼にもフレッチャー同様に、ある種の異質感を覚えるんです。ああこりゃどっちもだっちだなと。

そこから鑑賞しながら段々と「ん?ちょっと待てよ」となってですね。
その師弟関係だけで引っ張るのか?となってきて。サイコパス教授のキャラクター性は確かに面白いんだけど、正直、観客からしたらずっと悪質指導を見せ続けられて、かなりフラストレーション溜まってんですよと。おいおい、いい加減にしろよ?となったところでの……あのクライマックス!あのセッション!あのラスト!

うおおおおおおお!?!?目が離せない、手に汗握る、固唾をのむ、の全部をやってしまいまして、自分。

もうなんでしょうか。こう来たか、と。ほぼ全編を起爆剤に使ってたんですね。最後の最後でエクスプロージョンさせる為に。最近の映画だと『ブラック・スワン』に近いやり方。溜めて溜めて、解き放つ。
鬱憤とか怒りとか復讐とかそんなチャチなもんじゃないんですよね。あれが狂気。あれこそが狂喜。凶器。

上映が終わり、席から立つ瞬間、思わず大きな溜息が出ちゃいましてね。凄いもん観たと。やあ~……やあ~、やられました。
皆さんも!ぜひ!劇場で「ファッキンテンポ!」しちゃってください!

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ロロ・トマシ

0.5汚い

2015年6月30日
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怖い

頑固なハゲの言動には終始イライラした。

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rrr