セッションのレビュー・感想・評価

音楽関係の映画でありながら、まるでボクシングの試合を見た後のような感覚！
ジャズドラマーの学生と先生の壮絶な練習と駆け引き。
そしてエンディングの清々しさがまた良い。
アカデミー賞を何個か受賞したのも納得。

以前から見たかったので、WOWOWで初めて見ました。大筋は簡単で見やすかったし、あきずに最後まで見られ、スリリングな構成で時間は短く感じました。描写は刺激的で劇画的な印象、あんな風に練習やリハーサルが実際に行われているのかと？？は出ますが、言葉もしぐさも暴力的な教師をJKシモンズが好演していることは確かです。
また見たい映画ではありませんが、まあまあよくできているとは思いました。

厳しく鍛えられて成功というストーリーかと思いきや、予想を裏切るストーリー
見たあと興奮して寝られないくらいだった。魂が心が震えた

生徒と教え子の関係として、途中までは特に今の日本の狂った保護者に見せるべき作品だった。
スティックわすれたのはあのバカのせいだし、報復する先生もがっかり。
最後の最後の指揮をよく見てないと入れない曲によって２人の気持ちが繋がる演出はすごかった。もちろん演技もすごい。

映画館で予告を見て、これは苦手なヤツだと思ってスルーしていたが避けて通れずDVDで鑑賞。

これはヒューマンドラマと思って真面目に観ちゃダメなやつ。（サイコサスペンスまたはバトルアクションに近い）
野球スポコン漫画がリアルな野球とは程遠い内容なのと似て、これはジャズや音楽の本質とは何も関係がない。
映画の全体のテンション・緊張感が半端ない。そしてJKシモンズの圧倒的な存在感！この人物を作り上げただけでも成功と言えるだろう。

でもやっぱり苦手…。超絶プレイのラストでカタルシスが得られるか否かは人を選ぶような気がする。

苦手なのは、音楽やってる人が全然楽しそうじゃないからだと後から気がついた。

いいんだけども、また何度も観たい映画かと言われればそうでもないですね…
熱さ、それは確かにあったしそれでここまで作れるのはすごい！これも愛情。

自分がドラムをやってるせいか、気がつけば強く引き込まれていた。飛行機の中で見ていなければ終わった後に声をあげて感動したかったところ。確かに、この映画はドラムやジャズという、多くの人が関わっていないものが題材になっている。ただ、中心に描かれているのは教師と生徒との関係性だし、ドラムに関しても分かりやすいような描写がされている（もっと早く叩け！など）。故にドラムやジャズの知識はなくても充分に楽しめるんじゃないかなあと思う。

多くを説明するよりも、実際に見てみてほしい映画。

序盤はフィッチャーのスパルタでニーマンが成功者として変わっていくのか？と思わせながら生徒のニーマンが徐々にイカれてくると言う恐ろしい様が伝わってくる。

ラストは正に対決である。師と弟子の直接的対決。
「暇だけど、何かあるかな？」と言う方に観て貰いたい。

もう上映会場は終わっちゃったかな?状態で,観に行ったから余計に響いた。 音楽映画という云い方していいのかはさておき… そりゃ音楽は無茶苦茶,格好えぇのは当たり前だが…俺的には,途中のまさか?をえぇ方向に騙す?じゃないが、感想を転換してくれた事が気分善かった。

見終わったあとの余韻が凄い！！

ドラムカッコイイ♪

リピート確定！！

先が読めないし終始見入ってしまった。狂気に満ちてる。圧巻。本物になるというのはこういうものなんだなと考えさせられた。自分の持っていた努力することのスケールを壊された。血の滲む努力というのはまさにこういう事だとこの映画を観て思う。ここまでの物語を映像にするとはエゲツない。人間って凄い。

才能がある者同士の、強すぎる自我のぶつかりあい。常人ではありえない、最低な仕打ちや、狂ってる！と思うような行動も、彼等にとってはしごく当然なことなんだろうと納得させられてしまう。演技だと分かっているのに、真に迫りすぎていてドキュメンタリーを観ているような感覚で、なおさらそのクレイジーさに飲み込まれた。好きとか嫌いとかでなく、すごい映画。また観たい。

究極の師弟愛映画
だいぶ飛んでる

思わず筋肉が硬直していました。…なんか凄かった！
あれこれ考えながら観ていたんだけど、終盤に吹っ飛んでしまって。
主人公と先生や親との距離感の見せ方がたいへん巧みだと思いました。

幸い良い環境で出会えたので、もうこれきりでも私はいいかな。
ライブみたいに、一期一会に賭けた作品じゃないかと思います。

ストーリーはシンプル、登場人物も少ない、無駄を削ぎ落として演技を見ろとぐいぐい来る映画。フレッチャー役のJ・K・シモンズの鬼気迫る迫力にラストまでノンストップで引き込まれました。

まさにシンプルイズベスト。
いい映画を見ました。

何が悪で、何が善かを考えさせられる。
楽器の演奏者に関わらず、全ての人の心に響く作品と思いました。

最高にクレイジーで、最強に哲学的で、今すぐ何かに打ち込みたくなる、そんな映画です。

そして関西人の私は「えー！」というリアクションと「おかしいやろ！」のツッコミが到底抑えられませんでした。
映画館で見なくてよかった〜

2人のクレイジーっぷりに恐怖を覚えました（笑）
でも最高。体が勝手にリズム刻んでた。

狂ってる、頭おかしい
&超面白かった

映画の最後が全てのストーリーを語る。こんなの観たことない！思わずリズムを刻んでしまっていて、ほんと感動しました。

よくあるモラハラクズ指揮者とクレイジードラム馬鹿のサクセス友情ストーリーかと思いきや大きく裏切られた。
何度か「ええっ」って声が出る。
怖。