セッションのレビュー・感想・評価
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スパルタ教育の類いまれなる成功例
完璧主義のガンコ親父が徐々に柔和になる映画かと思って観たんで肩透かしをくらいました。
まあ、いい意味で。
少しは丸くなるのかと思ったがむしろ酷くなって終わったのには脱帽です。
主人公が自分の殻を破りエゴを最大化した演奏を認めニヤっとするのは最高に痺れました。
ギャグ?
正直知り合いに借りて、あんまり気がのらなかったが、見はじめて速攻フレッチャーの滅茶苦茶すぎるキャラに集中できた(笑)
中盤の教え子が亡くなったと涙ながらに語っていた矢先のドラムいじりはキチガイとしかいいようがない。
キチガイすぎる指導者とそれに耐えるドラマーのお話。ドラマーと父親の親子愛も個人的には素晴らしかった。
内容は理解できなかったが最後まで集中できる面白い?作品だった。
狂気と才能 最高の師弟関係
この映画は常に狂気を感じさせて、見ているこっちが手に汗握るような映画です。
ハラハラするとは違いますが、、、j.kシモンズの演技の迫力(狂気染みた指導?)とそれにしがみついて何としても自分の才能で彼を納得させたい?意地と意地のぶつかり合いのような映画です。
最後のエンドの10分間の主人公の演奏シーン。
本当に映画なのかと思うくらい迫力ありすぎて口がぽかーんとしてしまいました。
最後の2人の狂気と意地のぶつかり合いで生まれた師弟関係の伺える表情がたまりません。
彼とエンドロールが流れた瞬間、、
同じタイミングで「あぁ…………………」と言っていました。
去年見た映画でエンドの部分は一番印象に残ってるし、一番素晴らしかったです
シモンズ当り役
面白かった。
でも1回観たら良いかな。
フレッチャーの罵詈雑言に笑えてきた。
しかしマイルズ・テラーのドラム演奏凄かった。どこかで観たことある顔だと思ったら「プロジェクトX」にでとったんじゃね。
あとニコル可愛かった。
終わった瞬間、クレジットが流れると同時に涙がドーッて流れる映画は久...
終わった瞬間、クレジットが流れると同時に涙がドーッて流れる映画は久々!!
ドS教官、彼、口は悪いし心はえぐるし本当にひどい奴だけど、主人公が一番認めて欲しい根っこの部分は完全に掴んでた。人間の承認欲求を巧みに操って、見えない力を引き出す天才。少し弱みを見せたのもテクニックの1つなのかなと思ってしまう。
ここまで、ドラムが雄弁に語った映画も他にない。センセーショナルな切り口。
高みを目指す人、かつて目指していた人にはかなり響く映画だと思いました。
伝説に残るような偉業を成し遂げるのは、これ以外自分に残されたものは何もないんだ、と本当にいえる強さしかないんだな。
かっこいい! 映画館で観てよかった。ラスト、思わず拍手してしまいそ...
かっこいい!
映画館で観てよかった。ラスト、思わず拍手してしまいそうになった。
シモンズ先生の一筋縄ではいかない感じ、やられたー。
再見。
シビれた!
なんでこの作品を撮った監督の次がアレなのか…?やっぱり不思議。
もしかして、「グッジョブ」と言ってはいけないという事を身をもってオチをつけたとか??
評価の難しい作品
洋画でこんなスパルタものが作られることがあるのかと少々びっくりしてしまった。
日本でもパワハラ、セクハラが話題になりやすい昨今、これだけ生徒に罵声を浴びせ、体罰を加える先生はスカッとする一面もありつつ、許されてよいのかと疑問に思う部分もある。
天才を育てるためだった、そのために誰よりも努力したというそれらの行為の正当化は現代にフィットしないように思える。
ラストの場面で違う演目が伝えられていたというのも…ただの嫌がらせに見えてしまう。
緊迫感がずっと続き、ドラムの演奏、厳しい指導には目を背けたくなるほどの激しさがあり、その点は評価できる。
かっこよすぎる音楽馬鹿
音楽を題材にした映画で、こんなに熱くて痛くて苦しくてかっこいい映画があるだろうか!感動した!
おそらく好き嫌いが分かれるし、今まで音楽にまったく触れてこなかった人にはなかなか理解しがたい作品だと思う。というか私も理解はできない。
でも理解できない、狂気的で天才的な世界だからこそ、こんなにも圧倒されたのかもしれない。
最初から最後まで激アツだった。
もはや悪魔的ッ!!!
映画みるのにこんな疲れたのは初めて。
もう観てるこっちがフレッチャー教授に追い詰められるような感覚で、
これ「G」区分でいいの?子ども見たらトラウマになるよ?ってレベルだった。
個人的には☆4を付ける感じなんだけど、
この作品をめぐって評論家の町山さんと菊池さんがweb上で繰り広げた
バトルが非常に面白かったので0.5分の加点。
肯定派と否定派、どちらの意見も納得できるもので、
ここまで各人が熱くなるのは、
結局 映画作品として優れている証左なんじゃないかな、と。
けっして「面白い」作品ではないし、
人目を引くような大爆発が起きるわけでもない。
むしろ目を背けたくなるような描写が続くのに、
作品世界に引きずり込む力の強さはまさに悪魔的。
僕はミュージシャンではないので専門的なことは分からないけど、
ラストシーンに関しては、どちらかと言うと否定派。
「音楽」ってタイマンじゃないよな、と。
まぁ監督が似たような実体験をしたらしいので、
監督自身の怨念をぶっつけた形なんでしょう。
個人的に好みではないけど、その辺も含めて良い作品だと思います。
狂ってる
狂気の中にしか奇跡はない。"Good Job(上出来だ)"そんな馴れ合いで奇跡なんて生まれない。生きるか死ぬか。殺すか殺されるか。もう完全に正気の沙汰じゃない。それは側からみたから完全に「狂ってる」んだろう。でも、狂ってるからこそ、誰もみたことのない世界を見せることができるんだと思う。映画は無論のこと音楽に心酔している自分だが、こんなにすごい映画生まれて一度も見たことない。緊張と恍惚の中でリズムの向こう側が立ち上がってくる。これはもう映画じゃない。
見た人によって主人公の終わりの捉え方が異なる映画だと思う
序盤:フルメタルジャケット
中盤:ロッキー
終盤:マッハ
主演の人凄い・・・。もうプロドラマー・・・。
見ていてもの凄く疲れた。何度も何度も、あれ?終わりじゃないの、この先あんの?って思った。
色々なものを捨てて高みを目指す男の話だが、捨てすぎ・・・。
グラップラーバキのドーピング博士とジャックハンマーの実写版か。
自分は主人公のお父さんタイプなので、いやー疲れた。疲労感が溜まる映画でした。
勝者になること、その為に払う犠牲。この映画ではそれを肯定的にも否定的にも捉えていないと思った。
この主人公のラストを良しと取るか悪しと取るか人によって感想が変わると思う。
私はこの主人公は幸せになれないと感じた。
見た人によって終わりを多用にとらえることができるのは良い映画だと思います。テンポも非常に早くて良い映画です。
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