やさしい人

劇場公開日:

解説

「女っ気なし」などで注目されるフランスの若手監督ギョーム・ブラックが、年を重ね、先行きのない未来に苦悩する落ち目のミュージシャンが、やがて本当に愛することの意味を見出していく姿を描いた人生賛歌のドラマ。主演は、ブラック監督作品おなじみのバンサン・マケーニュ。いまや世間から忘れ去られようとしているミュージシャンのマクシムは、フランス・ブルゴーニュ地方の生まれ故郷の町トネールに戻ってくる。一人暮らしの父親クロードはアウトドアスポーツを楽しみ、女性関係も華やかで人生を謳歌しているが、都会での生活に疲れ果てたマクシムは生きる気力を失っていた。そんな折、地元情報誌の若い女性記者メロディがマクシムを取材にしにやってくる。その若さと笑顔にひかれたマクシムは、メロディと距離を縮めていくが……。

2013年製作/100分/フランス
原題または英題:Tonnerre
配給:エタンチェ
劇場公開日:2014年10月25日

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(C)2013 RECTANGLE PRODUCTIONS - WILD BUNCH - FRANCE 3 CINEMA

映画レビュー

3.570点ぐらい。けっこうシリアス

2024年9月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

『遭難』や『女っ気なし』のバンサン・マケーニュが主役で、この映画もハートフルな感じかな?と思ってたら、トーンが違ってビックリ。

なかなか良かったけど、バンサン・マケーニュならハートフルな作品が観たいな…

あと、映画名が合ってないと思う(笑)

同じく映画名が合ってないけど『女っ気なし』の方が好き。

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RAIN DOG

2.0Paris以外のフランス

2014年11月9日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

寝られる

「やさしい人」という邦題がしっくりこない作品でした。
恋のチカラ、恋心から派生する執着心、支配欲、それらと裏腹に寄せ来る劣等感、恋を喪失するときの絶望感をストレートに表現した作品だと思います。トネールの街並み、建築、郊外の自然はとても神秘的で魅力的。
見終わった後、上質のシャブリを飲見たくなる方がいるはず。

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めにる

3.0久々のフランス映画で

2014年11月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

中盤くらいから途中何度か残り時間を気にしてしまいました。そんなに入り込めなかった。
タイトルのイメージが強かった?ので、後半の展開にはどうなるんだろうと、少しハラハラしましたが、フランス映画のアンニュイな空気感なので、それほどではありません。
終わり方もフランス映画!

中年が若い可愛い子に好きになると、自分の若さの喪失感や相手の若さゆえの眩しさもあったりで凄いのめりこむのよねー。
でもドロドロしてなかったので、タイトルはあってるのかな?

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まゆさん

5.0何者でもない人間のハートに深々と楔を打ち込むイタくてイタくて泣けるいい意味で悪趣味

2014年10月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

落ちぶれたミュージシャンがちょっと不思議ちゃんががったキュートな女性記者に惹かれて触れ回される切ないお話。いかんせん主人公がハゲでデブなのに自意識過剰で暴走していく過程が他人事とは思えず、地獄のようにイタイ。エンドロールを飾る歌の歌詞もこれまた地獄のようにイタイ。フランス人ってこういう映画を作ると巧いなぁと改めて思いました。悪趣味過ぎて泣けました。

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よね