おみおくりの作法

劇場公開日:

おみおくりの作法

解説

孤独死した人を弔う仕事をする民生係の男が、故人の人生を紐解き、新たな人々との出会いから、生きることとは何かを見つめ直していく姿を描いたイギリス製ヒューマンドラマ。「フル・モンティ」「パルーカヴィル」などのプロデューサーとして知られるウベルト・パゾリーニが監督・脚本を手がけ、「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」「戦火の馬」のエディ・マーサンが主演。人気ドラマ「ダウントン・アビー」のジョアンヌ・フロガットらが共演した。ロンドンに暮らすジョン・メイは、孤独死した人を弔う民生係として働いてきが、人員整理で解雇を言い渡され、自宅の真向かいに住むビリーの弔いが最後の案件になる。これまでも誠実に故人と向き合い、弔いをしてきたジョンだったが、最後の仕事にはいつも以上に熱心になり、故人を知る人を訪ね、葬儀に招く旅を経て、心の中に変化が生じていく。

2013年製作/91分/イギリス・イタリア合作
原題または英題:Still Life
配給:ビターズ・エンド
劇場公開日:2015年1月24日

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(C)Exponential (Still Life) Limited 2012

映画レビュー

4.0起伏の少ない映そうなるのかそうなるのか

2024年12月24日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

幸せ

淡々と流れるバックの音楽が全編を通じて流れ
主人公の仕事ぶりにマッチしている
前半はその仕事内容の紹介のような感じで
その内容は見送る人のいない故人相手の仕事
次に紹介されたのが自分のアパートの向かえの住人だった
いつも通り遺品を調べ親族につながるものを見つけて帰ったが
役所で解雇を言い渡されこれが最後の仕事となる
わかるまで遺品からのヒントで親族を探すのにより行動的になったと思う
時間がなくなったとはいえその丁寧さは変わらず
親族はじめいろんな関係者に会えたが
誰一人葬儀参列にはいい返事がなかった
職場で自らズボンのベルトを取り出した時は悲観して自殺するのかなと思ったら
故人の武勇伝を試そうとしてて笑ってしまう
心憎い演出だ
解雇を言い渡した上役の車におしっこをかけたのも故人のエピソードだった

数日して娘が葬儀に出る意向を示し再度会った時の別れ際には何か恋の予感がし淡々と流れ
解雇を言い渡した上役の車におしっこをかけたのも故人のエピソードだった
数日して娘が葬儀に出る意向を示し再度会った時の別れ際には何か恋の予感がしそうな別れ方で物語の先が楽しみになった
恋知らずでここまで来たんやろね
おそろいの犬の絵の描いたマグカップを買ってウキウキして店を出た途端、車にひかれて死んじゃった
最後の世話した故人の葬儀には多くの人が結局参列してくれたのに
同じ日にそばの墓地に埋められた主人公には一人も参列者がなかったという
皮肉な終わり方をする
これでジ・エンドにならないのが映画なんよね
故人の娘との恋の発展を期待したが
それも叶わず残念な終末でした

最後は観てよかったなと思わせてくれた
主人公も浮かばれるのではないか?
それにしても22年も勤めてんから誰か参列せえよと思った
日本では考えられん
笑えるところは少ないけれどパイロット隊の同胞が出してくれた完璧な夕食には思わず笑ってしまった

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♪エルトン シン

4.0シリアスなんだけどそれをやさしく日常として描かれていて不思議な空気...

2024年8月16日
PCから投稿

シリアスなんだけどそれをやさしく日常として描かれていて不思議な空気感。
言葉少なな作品。表情の起伏もほとんどなく。
かといって観る人が誤解するでもなく導かれていくわかりやすい映画。

ところどころにふっと笑ってしまう場面もあり。品の良いユーモア。
ハプニングをもがあり得る日常であるのが最大の皮肉か。
穏やかな映画でした。

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zoumyao

5.0心に残る良作

2024年5月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

幸せ

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シシム

4.5もう親はいないのね

2024年2月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

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りか