フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ

アナとグレイの奇異な想い

はっきり言ってスケベ心だけの動機で、映画館へ足を運びました。
でも、期待したほどじゃなかったですね。思ったほどどぎつい描写もなく、かといって魅力的な恋愛ドラマかって言うとそうでもなくて・・・

ただ、音楽がすごく良かった印象があったので、手っ取り早い方法として、Blu-ray買って、もう一度見直すことにしました。
ところが・・・あれ、どの曲だっけ？

映画って、ホンっとその時の状況で全く印象が変わったりします。本作品であれほど魅力的だった音楽も、あまり心に響かない。

まぁ、自分的には、アナのヌードがきれいだったので、それだけで良しとしようって感じかな。

そう言いなから、結局シリーズの三作品、全部見たんですが・・・
ファンの人、ごめんなさい。自分の心に響くものはなかったです。
ホンっと、アナのヌードだけでした。

好きな歌が挿入歌として使われているとのことで試聴

擦れてない美人大学生に手を出すキツめの性癖のアラサー 社長が自己開示出来ずにアンハッピーに終わる映画、と括ってしまうと内容が頭に入って来なくなるのでその辺は目を瞑って見ました

映画の演出としての良かったなポイントは音楽の使い方、あと画角と色合いも綺麗でした
ただララランドのがその辺は上手かなあ

内容として。
美人だけど芯を持っていて流されないアナにグレイが惹かれてserveしていくお話でした
SはサービスのSと言われるように相手を支配しているようで相手に支配されたい=満足させたいんだなと
グレイがもう少し勇気を出して歩み寄れれば、アナがもう少し恋に溺れてグレイを受け入れられれば上手くいったのかなあ

よくある悪い男に良いように使われ依存してしまう女を見るのが苦手なので、hotな若手CEOを前にしても恋に盲目になりすぎないアナは素敵でした

これを観終わった後に続きがある事を知り、まあ『50の顔、影？』の意味も気になったので続けて観る事に。この最初の回は、クリスチャン・グレイがバイト先の店に現れたシーンが非常に怖かった！ホラー映画かと思った。アナスタシア（ダコタ・ジョンソン)がストーカーに殺されそうになる映画かと思った。この後、3つとも観たけれど、異常性は段々感覚が麻痺してきたのか薄らいでいったように思う。50の影もだし結局何が言いたいのか分からない映画。ダコタジョンソンは美しかったが演技力はどうなのだろう？