くちびるに歌をのレビュー・感想・評価
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青春時代に戻りたくなりました
不器用だけど真っ直ぐな教師と不器用ながら一生懸命生きている生徒の物語。
とても心温まる素敵な作品でした。
いろいろな人の悩みや葛藤を切り取りながら、全てが最後の歌に繋がっています。
一生懸命生きることの大切さや、自分自身から逃げないこと、自分はひとりじゃないこと、いろいろなことを不器用なみんなが教えてくれました。
後半はずっと涙が止まりませんでした。
青春時代になにか一生懸命打ち込んだことがある人は自分を重ねてしまうと思います。
エンドロールで拍手が起きるほど、あったかく心に沁みる作品でした。
手紙の歌詞にもあるように、十五歳の時の私も大人になった今の私も傷付くことはあるけれど、自分の声を信じて前を向いて生きていきたいと思いました。
「感動」をありがとう[泣]勇気をもらいました[笑]
大変な「感動」をいただきました。
それは、
単純なストーリーで、サァ泣け、サァ感動せよと言わんばかりの展開です。
自分はダメなんです。こんな、わかりやすいストーリーは。
自分はダメなんです。こんなに、感動を押し売りされると。
自分はダメなんです。こんなにも、生きることをしつこく、でも画一的に描かれると。
多様的な「生」を描いていると思わせているその反面、じつは、「正」な「生」を強制されているような気になってしまうんです。
「自閉症」としのアノお兄さんは、まさに周囲の者が理想化した「像」なんです。
そうなんです。
登場人物の誰もが、理想化された自分を演じているんです。演じようとしているんです。最初はそれを拒否していた者でも、最後はそうなってしまうんです。怖いですね〜〜。
「女と逃げたパパ」だけは、見事に違いましたね。
でも最後まで、娘はその理想像を追いかけましたね〜〜。
ということで、とても怖い「教育映画」でした。
三木孝浩監督ならではの青春ストーリー
開始5分で…
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