毛皮のヴィーナス
劇場公開日:2014年12月20日
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解説
その名が「マゾヒズム」の語源にもなったことで知られる、19世紀オーストリアの小説家レオポルド・フォン・ザッヘル=マゾッホの自伝的小説「毛皮を着たヴィーナス」をもとにした戯曲を、「戦場のピアニスト」「おとなのけんか」の鬼才ロマン・ポランスキー監督が映画化。自信家で傲慢な演出家のトマは、オーディションに遅刻してきた無名の女優ワンダに押し切られ、渋々彼女の演技を見ることになる。がさつで厚かましく、知性の欠片も感じさせないワンダだったが、演技を始めてみると、役への理解もセリフも完璧だった。最初はワンダを見下していたトマも次第にひきつけられ、やがて2人の立場は逆転。トマはワンダに支配されることに酔いしれていく。ポランスキー監督の妻でもある女優エマニュエル・セニエがワンダ役を務め、トマ役には「潜水服は蝶の夢を見る」のマチュー・アマルリックが扮した。
2013年製作/96分/G/フランス・ポーランド合作
原題または英題:La Venus a la fourrure
配給:ショウゲート
劇場公開日:2014年12月20日
スタッフ・キャスト
- 監督
- ロマン・ポランスキー
- 製作
- ロベール・ベンムッサ
- アラン・サルド
- 原作
- L・ザッヘル=マゾッホ
- 脚本
- デビッド・アイビス
- ロマン・ポランスキー
- 撮影
- パベウ・エデルマン
- 美術
- ジャン・ラバッセ
- 衣装
- ダイナ・コリン
- 編集
- マーゴット・メニエル
- エルベ・ド・ルーズ
- 音楽
- アレクサンドル・デプラ
受賞歴
第66回 カンヌ国際映画祭(2013年)
出品
コンペティション部門 | |
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出品作品 | ロマン・ポランスキー |