エヴェレスト 神々の山嶺(いただき)のレビュー・感想・評価
全199件中、101~120件目を表示
脚本、演出に問題あり(涙)
原作、漫画とも時間を忘れ読み耽ったものです。長い話なので端折ってしまうのは分かるのだけど、肝心な部分が失われているのに、涼子の山に怒る意味の分からないセリフ、長谷の立ち位置など余分な付け足し、変更あり。特に羽生をはぶ!と呼び捨てするなど、深町の繊細なキャラクターと羽生に対する畏れからくる距離感がすっかり失われ、ただ野心たっぷりの横柄な人になっていて、その後の羽生と深町の関係性に全く説得力が無くなっています。阿部さんの鬼気迫る羽生、いい味のアンツェーリンなどなど、出演者は素晴らしいのに…!予算と役者さんの無駄遣い!脚本、演出の問題でしょう、残念すぎる!
山の神?
原作を読んでいないせいか、理解出来ない箇所が所々あった。
羽生が遭難しかけ、どうなったのかというところでいきなり、停電したのかというような場面転換。
羽生の恋人の女性が、東京で普通に暮らし、山など登ったことなど無いように見えるのに、ベースキャンプまでとはいえ、いきなりエベレストに登頂してしまうこと。
羽生だけではなく、深町までもが、遭難しかけているのに、頂上を目指してしまうこと。
結局クライマーズハイ?
最後のペンダントは何だったんだろう?
シェルパの男性が、孫が生まれたからと、妻の形見のペンダントを娘の夫である羽生に渡す。羽生は、妻ではなく、かつての恋人に渡す。恋人は、羽生に妻子がいることを知り、それを返そうと深町に預ける。深町は山で死んでいる羽生の手にかける。
ペンダントは形見として、生きて行く者に受け継がれて行くもの。羽生は恋人に生きていってほしいと渡したのか?それなら羽生が死んだあと羽生にかけたのは、山の上が生きた証だから?それにしては、一緒に降りよう。
俺に取り憑け。と言っていた。その辺がよくわからなかった。羽生の代わりに自分が、下山し、自分は生きて行くということは何となくわかるけど。
原作はひじょうに長い小説のようなので、いろいろ省かれているだろうことは察しがつく。
エベレストの登山シーンは、本当にすごかった。よくあんなシーンが撮れたと感心する。
山に登ったことのない者には、もうひとつ理解が及ばないお話だった。
シェルパの男性が、何回か言っていたが、結局、山に登って、山頂に立ち、生きて帰れるかは神様次第。神様の思し召しと言ったところか。
原作は読んでいません。 見終わった後には喪失感しか残りませんでした...
原作は読んでいません。
見終わった後には喪失感しか残りませんでした。
岡田さん、阿部さんとも大好きな俳優さんですが
とても後味が悪いです。
山の映像は素晴らしかったです。
「エヴェレスト」を観て・・
原作の小説は読んでいない。ネパールの5000メートル超の地点でロケをしたとのこと・・羽生(阿部寛)の「ここに俺がいるから」という理由で山に登る生き方に「世捨て人」を感じた。カメラマン(岡田准一)の執念も伝わったし、何より自然の偉大さを映像から観ることが出来た。思っていたより迫力のある作品だった。
阿部 岡田の迫力ある演技を評価
洋画のエベレストは未見 そちらを観た方は物足りないようですがテレビドラマ的な岳に比べたら映画館でなければ味わえない感性 ただ岡田が何者だか説明されず素人独身OLの尾野がそんな何日も休んで何度もこんな不便な絶叫の地に簡単に行けるもんなのか余計な心配も!!!!
原作を読んでないんですが
鳴り物入りで公開してから一週間後、ようやく観てきました。まずはスケールがやっぱりちがうな、というのとやっぱり鬼気迫るものを感じて、ただただ圧倒されて観ていました。
でも、最後の羽生と深町の対面がとても怖く、思わず軽めの青春映画を見て帰ってしまいました。そのまま家に帰ったらなんだか引きずってしまいそうだったので。
それほど素晴らしい映画だったと思います。
ただ、面白かったかと言われればちょっと疑問が残り、また腑に落ちないこともあったので3.5にしました。
迫力
映像と迫力は良かったですね。
ただストーリーが…
原作読んでないから分かりませんが、最後は都合のいいように終わるし、途中の主人公の心情の変化の早さ。
納得のいかない部分がちょっとあったのが残念でした。
原作とセットで是非
原作を何度も読み込むほどの大ファンです。
2時間の尺だと知った時点で、原作を全て忠実に再現するのは難しいだろうと思っていました。それ程原作はすごい小説ですから。
原作を知った上で、実際のエベレストで撮影した映像と忠実に想いを表現出来ていることが評価すべきところです。
演技が素晴らしい、というか、鬼気迫る感じが怖いくらい。
最初、何故題名が神々の山嶺ではなく、エベレスト、となっているか不思議に思っていましたが、きっと映画と小説を二つ合わせて一つの作品として表現したかったのでは、と考えています。
とにかくすごい作品。岡田くんの格好良さを求めて見ると少し違った印象に感じるのかな。
これは、男の中の男の映画。熱く、興奮する映画です。
映像は素晴らしい、脚本が残念
公開2日目に鑑賞。
日曜のお昼でしたが観客は少なめ、年齢層はかなり高かったように感じます。
実際エヴェレストへ登っての撮影だったとだけあって、映像は大変素晴らしかった。
ただ、自分が山にも山登りにも興味の無い人間で実際のエヴェレストをあまり知らないため、どこまでがリアルな映像なのか、エヴェレストがどれほどのものなのか、どこか他人事に感じてしまった。
山関係者、山登り好きな方すみません。
そして内容。内容が薄い..。
何を伝えたいのかが終始曖昧だった。
原作小説も未読な自分ですが、この映画だけの情報量が原作そのままだとしたら「なぜそんなに売れたのか」疑問が残るレベル。
大ヒット作とのことなので、素晴らしい小説なんだとは思いますが。
また、これは魅せ方の問題ですが
深町が羽生の遺体を見つけ会話する場面。
この映画に限らず、
死んだ人間が今会話しているかのように見せる台詞の掛け合いは見ていて苦しい。
例えば羽生のノートに書いてあって深町が読む、その内容が台詞として流れる演出ならよいが、
明らかに死んでいることが分かっているのにあれをされると、こちらは「いや、もう生きてないから喋れないでしょ!」と一気に冷めてしまうし、安っぽくなってしまう。
最後に、
キャストの方々の演技は素晴らしかった。
エヴェレストに登るために様々な取り組みをし、実際に演じたのですから。
有名キャストも環境も大事だが、やはり映画は脚本。
そこが残念。
深町が人間として成長したのかはさておき、
とりあえず、この映画で
「命をかけてでも何かに挑戦する心」を羽生さんから学んだと思うようにしている 。
映像はいいが、ストーリーはダイジェストそのもの
漫画版のファンだったので興味を持ち鑑賞してきました。この映画は小説の方を原作としているようですが、小説は未読です。
まず映像は迫力があり非常に良いです。実際にエヴェレストで撮影を行ったようですが、吹雪で荒れる山の映像は圧巻で、映画館で見たかいがあったと思います。(エヴェレスト3Dの方をIMAX3Dで観ていたせいか、迫力という点では劣ってしまうのですが)
ストーリーは漫画版全5巻をひととおり2時間に収めているため、とにかく圧縮圧縮の嵐です。それは覚悟していましたが、個人的にあれっと思ったのが、
・長谷の存在感が薄い
・羽生の過去の話の話があっさり終わる
・岸涼子と深町の関係(この役の必要性が…)
ですね。
一つ一つのストーリーがあっさりしていて動機付けが弱いため、映画から観た人はこの人はなぜこんな行動を??という疑問が各所で浮かぶでしょう。
またストーリー以外で気になったのが、岡田准一の演技です。無理して低い声を張ろうとしているのが伝わってきて、気になって仕方ありませんでした。
各俳優のファン以外にはちょっとおすすめしにくい映画だなぁという感想です。
★1の評価も★5の評価もありかも
★1の評価が理解できる理由
①原作が好きな方は★1の評価が多いですね。
心情を丁寧に描写した原作に対して、映画では心情の描写が足りなくて違和感があるからだと思います。事柄の描写の羅列で終わってしまっている為に、内容が上辺だけになっていて、だから、脚本に対して大ブーイングがおきているのだと理解しました。
感情移入できなかったところに、最後、感動させる感が強いナレーション入りが「クサイ感」を上塗りする事になって、酷評と失笑が★1という評価になっているのだと思います。
②終盤の盛上がるシーンの音楽が、平日の午後に再放送されている昔の2時間ドラマを彷彿させられる感じ、ちょっと古すぎ?
③とにかくアップが多い。主要キャスト3人以外もアップが多くて「ここぞ」感が薄れてしまったかも。
④尾野真千子さんの演技・・・役作りに真摯に向き合っている男性陣にくらべてしまうと・・・。老婆心ながら、今後オファーが減ってしまうかも?と心配になってしまった。
⑤1回目は初日舞台挨拶の時、2回目は本日観たのですが・・・2度とも、3回ぐらい寝落ちしそうになってしまった。ちょっと退屈?
★5の評価が理解できる理由
①エヴェレストに行って撮影したという話題性
②阿部さんの演技は素晴らしい。とにかく目が凄い。
鷹のような鋭い眼光、自分自身で凍らせたという、蝋人形と間違えるほどの死体の(目)は圧巻。
③岡田君の演技も素晴らしい。お得意の男らしくて熱い男の演技と、今までにない岡田君の演技が見ることができた。
口角をあげて薄笑いするシーンがあるが、悪役もイケルと思った。
次回悪役のオファーがあることを期待します。
③ピエール瀧さん・甲本さんの演技は安定の渋さで良かった。
④風間君が思っていた以上に良かった。ジャニーズお得意の単なるバーターキャストだと思っていたが、なかなか素晴らしい演技だった。
男性キャストの好演技がこの映画を救っていると思いました。
評価が分かれると思いますので自分で観て感じてください。
わかる人にはわかるんだ
ふら〜っと見に行った映画だ。
レビューを見ると期待したほどでもないという声が多い。しかし、見る人は期待大だろう。
何かをするのは自分がいるから。山に登るのは俺がいるから。残る。頭に残る。
羽部の凍死した姿にはハッとした。生きてるのではないかと思うほどの目力。私は、映画を見に行く前にテレビで特番を見ていた。実際にネパールに行き、山を登り(どこまで登ったかは知らないが)出来た作品だという。その迫力感が存分に出ていた映画だと思う。若い人は見ても何も思はないだろう。
評価ほどの作でもない、、と思う
山が命を吸いこんでいく、山に興味のない人から見たら、「どうして冬山になんか登るの」って感じがしてしまうのに、この映画はそんな凡人の発想を真っ向から否定する。命がけで何かにかける事、そして達成することの価値を教えてくれる。この際、原作がどうの、カメラマン?登山家、それもどっちでもいい。最後まで阿部の生存がわからなかった流れも、つくりに面白さを感じる。
迫力ある映像なのに、ストーリーが残念
最初は、山々の素晴らしい景色や、登山家たちの厳しい歴史に感動して観ていましたが、阿部さんや岡田さんの迫力ある演技が、残念なストーリー展開であれれという感じになりました。
前評判がすごかっただけに、本当に残念です。もう少し前半のあの迫力が後半に繋がる展開に出来たように思います。
過酷なロケであったのに、かなり残念な映画になって俳優さん達も気の毒ではないでしょうか。
全199件中、101~120件目を表示