山口冨士夫 皆殺しのバラード

劇場公開日:

山口冨士夫 皆殺しのバラード

解説

2013年8月14日に不慮の事故で他界した、日本を代表するロックミュージシャン・山口冨士夫の晩年のライブ記録を映画化したドキュメンタリー。1960年代にグループサウンズ「ザ・ダイナマイツ」のギタリストとしてデビューした山口は、70年代の「村八分」でロックの礎を築き、その後も「裸のラリーズ」「TEARDROPS」といったバンドで活躍。「RCサクセション」「シーナ&ザ・ロケッツ」「BO GUMBOS」などメジャーフィールドのバンドとも盛んに交流してきた。老いや病魔と戦いながらもライブ活動を続けてきた晩年の姿やその生きざまを通して、日本にも存在する本当のブルースとロックンロールを描き出す。監督は、「77BOADRUM」「kocorono」といった音楽ドキュメンタリーを手がけたきた川口潤。

2014年製作/96分/日本
配給:アイランドフィルムズ
劇場公開日:2014年8月9日

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(C)名越啓介

映画レビュー

5.0山口冨士夫の半生後半の生き様

2024年10月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:その他

山口冨士夫を知らずして日本のロックを語るなかれ!! 生き様は勿論、死に方までロックを貫いたロックアーティスト。 血腥い事は嫌いだけど、個々の個性を重んじ辻褄の合わない事には異義を唱える。 人生の後半の映像を収めてるので、お世辞にも上手と言えないギターだけど、魂だけは伝わる。 永きに渡って山口冨士夫を見てきた人間にとってはそれも味。 涙なくして観れない‥。 終戦直後の米軍基地クラブから没落した日本のクラブで米兵の喧嘩の仲裁に入って死ぬまでブルース。

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ウィリー

4.5心意気

2015年9月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

生き方がすごい。 アーティストになりたい。 妥協イヤや。

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shigeshigeshigeo

5.0少しでも日本のロックに興味があるなら見てください。

2014年9月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

知的

日本のロック創成から現在まで最高の音楽を作り続けていた山口冨士夫のドキュメントです。晩年を撮った作品ですので体力的な衰えはありますが、瞬間的にきらめく凄みは充分伝わります。この人を見るといかにこの国に普通なロッカーがいないかわかります。矢沢某など足元にも及ばない程の才能がありながら商業的に恵まれなかったある種の孤高の天才で不世出のロッカーの唯一の映画です。 そして少しでも感じる事が出来たなら彼の音楽にも是非触れてみてください。人生を変える力がある程の映画になると思います。

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q-chan