百円の恋のレビュー・感想・評価
全243件中、121~140件目を表示
山口県で撮影された映画。地元ではちょっと評判になっていた。 32歳...
山口県で撮影された映画。地元ではちょっと評判になっていた。
32歳でニートでグダグダ。他の人も離婚して出戻り、¥持ち逃げするバツイチのきもいおっさん、うつのコンビニ店員、やる気のないコンビニ店長、¥ちょろまかしてクビになっても廃棄目当てに来るおばさん、どの人もグダグダ。
グダグダが老いぼれボクサーに恋するのかと思いきや、ボクシングに目覚め、少しずつ変わっていくという話。
安藤サクラが体当たりすぎて圧倒される。
ニートでグダグダの時はボテッとしているのに、ボクシングをしていくうちにだんだん痩せて筋肉質になっていくし、髪をバッサリ切り、ボクシングで目が腫れるのも気にせず、この作品への思い入れを感じる。山口で撮影している間、減量やジムなどで大変だったのでは。
決して恋が成就するとか、ボクシングの初試合で勝利するとかきれいごとじゃないところや、安っぽい田舎しかないようなコンビニ、全体のトーンがしっかりしているので、安心して見れる。
良かった
安藤サクラ劇場
私にとってはつまらない通りこして不快な作品
出てくる人間全てが、安藤サクラの肉体改造のための使い捨てのコマ。
いじめらる子供
崩壊した家族
挫折したボクサー
レイプ犯
貧困老人
うつ病の社員
豆腐屋のギャル
主人公さえも
登場人物の背景がなんも分からない。
人間そんなに単純じゃないわ。
特にレイプシーンとか最悪。
被害者が30代だからか知らないが軽く扱いすぎだろ。
頭にくるレベル。
試合前に髪の毛切って気合い入れるのとか入場のスローモーションとかの演出もダサい。
ぐちょぐちょ女が生きてる
前半の主人公の顔、態度が最悪な上に、バイト先の人間もひどい。なぜか気になる彼も素行が悪い。けど、両者とも根から悪い奴じゃなさそうな態度を見せる。ボクシングで浄化されるこれまでのモヤモヤはずるいほどに最高。
最近だとロッキーの続編「クリード」が熱いボクシングシーンを見せてくれてた。本作は、こんな主人公がここまでできるのか、という驚きに関しては超えていたと思う。
見覚えある景色と思ったら山口県がロケ地で親近感が湧いた。
期待のなさを逆境として乗り越える、という物語ではない
「負け犬」がボクシングで立ち直る物語。
ただし、安藤サクラ自身の気持ちは別として物語的には試合に勝つことは期待されていない。
妹も、お父さんも、新井浩史も、ボクシングのトレーナーも監督も、期待していないし、それも単なる無関心としての期待のなさである。期待のなさを逆境として乗り越える、という物語ではない。
その他メモ
運動出来ない表現として、自転車の乗り方がなんかおかしい、のは笑った笑
あと、ごうかんオヤジまじくそ野郎笑
ああいう小物感があるオヤジは映画的には最高!
あっさりしている
や・す・い~、や・す・い~
安藤サクラさん
堕落しきった生活を送っていた主人公が失恋して、ボクシングを初めて、...
さすがです。
安藤サクラがますます好きになった!
日本アカデミー賞で安藤サクラが最優秀主演女優賞を取った本作品。半年ほど前にWOWOWで放送したのを録画してそのままだったのをやっと観る。
最初グータラ生活でトドのような体型だったのが、ボクシングに目覚めてからどんどん引き締まって顔付きも変わって行く安藤サクラがすごい。トレーニングしているところはロッキーみたいで結構ベタだけど試合のシーンはかなりリアル。殴られてるのは痛そう。
全体的にはなかなか面白かったけど、エンディングで流れたクリープハイプの甲高い声は生理的に嫌いなのでかなり冷めてしまった。
【面白かった又は印象的なシーン】
◉自堕落な生活をしてる一子が夜中に自転車で百円コンビニへ行くところ。重そうに自転車を漕ぐ背中。ダルダル感半端ない。
◉風邪で倒れた一子に「これ食えよ」と狩野が焼いた肉を出す。食べる一子。肉が固くてなかなか噛み切れず割り箸まで折れる。泣き笑い(笑い泣き?)する一子。
◉「マジすか」しか言わないコンビニのバイト君。
◉ボクシング試合後に「勝ちたかった‥‥」とめそめそ泣く一子。少し離れた所に立つ狩野。抱き寄せるのかと思いきや、しばらく放置してから「飯でも食いに行くか」と泣き止まない一子と手を繋いで夜道を歩いて行くラスト。
全243件中、121~140件目を表示