ジャージー・ボーイズのレビュー・感想・評価
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Can't Take My Eyes Off You
トミーを叱責するシーンの決定的言葉、
無茶苦茶な行動以上に、
音楽への努力を怠ったことを指摘するやり取り、
ここにフランキーの価値基準があったと思う。
ダイナーで娘を諭し自省するフランキー
妻へ、せめて今日は行くなと迫るフランキー
フランキーの良心が浮かび上がる。
娘を失った後に、
Can't Take My Eyes Off You
を歌唱するシーンがハイライト。
これはいい!
というか、Can't Take My Eyes Off You
がフランキーの楽曲とは知らず。。
ラストの、
キャスト総出演のダンスシーンは圧巻!!
最後まで魅せますね、余韻にずっと浸れて満足
音楽が良いし楽しい
なんとなく知っている曲が、実は彼らのものだったんだ!ということだけでも、楽しめる映画。よくまとまっているし、芸能界の裏側を覗くような面白さもあり、実在の人物だからこそ余計にわくわくする。ラストは、絆を感じて、ああよかったな、と素直に思える。いい映画。また観たくなるかも。
「ジャージー・ボーイズ」を観て・・
クリント・イーストウッド監督のブロードウェイ・ミュージカルの映画版。1960年代の東部ニュージャージー州が舞台。「The Four Seasons」がモデル。若者らが貧しい町を飛び出すには、ギャングになるか軍隊に入るしかなかった。でもこの4人は類い稀な音楽の才能があり、コーラスを売り物にしたグループを結成した。「君の瞳に恋してる」が代表曲。映画の中でもよく掛かる。時代背景とアメリカンな雰囲気が良かった・・古き良き時代。
Jersey Boys
Of course don't come easy.
You gotta off talent, skill and vision. And luck!
成功は簡単じゃない。才能と腕とビジョンがなくちゃ。それから運も!
フォーシーズンズのことなんてこれっぽっちも知らずに鑑賞。50年代のアメリカの様子も、フォーシーズンズのことも、フォーシーズンズの曲も、調べてもっと知りたいと思った。君の瞳に恋してるだけ唯一知っていた曲。あんな生い立ちの曲だったなんて。
名声と幸せって比例しないんだな。スターが幸せってことじゃない。どうしようもないトミー。音楽にまっすぐででもひとつのことにしか集中できないフランキー。この2人が際立ってたなぁ。
最後に晩年の4人が集まるシーン、とても好き。ミュージカル調のラストシーンに全員が出てくるところも良い。
時代背景や彼らのことをもっと知った上でまた見返したい映画です。
日本語字幕で見ることをオススメします。
フォー・シーズンズ(The Four Seasons)について、全く知らなかったけど、ん?聞いたことあるー!!この曲♪って、なると思う。
で、改めて、役者さんたちの歌も素晴らしかったから、原曲を聴いてみたくなる(^ω^)
「君の瞳に恋してる」(Can't take my eyes off you)が、めっちゃいいですね。
日本語字幕で見ると、こんな歌詞だったんだって分かるので、オススメです(^^)d☆
フランキーの歌声が好みではなかった
知っている曲が随所に出てきて楽しかったけど、大好きな映画ではない。
娘さんが亡くなった理由が分からなかったのは私が何か見落としたからなのかな?
ラストの演出が素敵です。
フォーシーズンズを知らない私でもとても楽しめる作品でした。
前半はサクセスストーリーのようでワクワクしました!
後半はグループ、それぞれの抱える問題について焦点が置かれていて重い内容でしたがラストはなんだかスッキリした気持ちになれました。とにかくラストの演出が素敵です。
歌声もとても素敵でした。フォーシーズンズの曲もっとたくさん聴いてみたくなりましたね!
オススメです。
淡々と話が進んでいくなあと思ったが、それがあったからこそ、挫折や苦...
淡々と話が進んでいくなあと思ったが、それがあったからこそ、挫折や苦労が影にあった曲の良さを引き立てているような気がする。
最後の演出はミュージカル映画だからできたものだと思う。にくい演出!
どんなバンドの伝奇ものかも知らなかったから楽しめたのかなー?
まず何も考えず先入観を入れないでフォーシーズンズの曲を聞いてから見るとより楽しいかも
イーストウッド監督作品らしいリアルな映像と、演出、バンドの演奏や歌、当時の風俗描写が素晴らしかった。
クリント・イーストウッド監督作、大ヒットしたブロードウェーミュージカルの映画化。
普通このパターンだと、突然歌い始めたり、踊りはじめたりするけれど、そういうところがまったくなかった。
イーストウッド監督作品らしいリアルな映像と、演出、バンドの演奏や歌、当時の風俗描写が素晴らしかった。
貧しいイタリア移民の子フランキーは、床屋の見習いとして働いていた。地元の知人はギャング系の人ばかり。歌がうまいフランキーは、地元ギャングのボスにも気にいられていた。フランキーは友人のトミーのバンドに入るが、やることは主に盗みばかり。未成年のフランキーは見逃されるが、バンド仲間のトミーやニックは刑務所を出たり入ったりしていた。ある日、別の仲間がボブを連れて来る。天才だという。対等以上の条件を出すボブの加入を、リーダーのトミーは反対するが、フランキーはその才能に惚れ込み、トミーの反対を押し切ってメンバーに入れる。真剣に音楽に取り組むフランキーとボブはレコード会社にデモテープを持ち込むが不調。レコードを出すには、かなりの金がいると告げられる。その話を聞いたリーダーのトミーがギャング系の金貸しに金を借り、なんとかレコードが出せることになる。そのレコードは大ヒット、4人のバンド「フォーシーズンズ」は一躍、スターダムにのし上がるが・・・・。
内容的にはよくあるミュージシャン物で、実話だからしょうがないけれど、ストーリー的にはあまり面白くなかった。
だいたいアメリカのミュージシャン物の映画はこんな感じ。
一歩一歩、苦労して努力して成功したわけではなく、生まれつきの才能や強運を頼りに成功した人は、他の人もおおむねこんな感じなのだろうと思った。
結局、成功しても、幸せになれるとは限らないし、快適な環境は手に入るのだろうけど、特に苦労した経験がないから、すぐ慣れてしまい、全部当たり前で、なんとも思わなくなる。
現状では不満、さらに上ということになると、かなり厳しいものがあるし、そういう環境が得られないとなると、どんどん道をはずれていき、かなり危うい感じになるものなのかもしれない。
よくバンドが解散する時、音楽性の違いとよく言うけど、結局、金だよね、と改めて思ったのは言うまでもない。
細かいところだけれど、白黒テレビに映っていた若い頃のイーストウッド氏(たぶん「ローハイド」、ちなみに今では信じられないような、チャラくてナンパなキャラだった)と、人間がピンを並べているボーリング場、ものすごくでかい子供の自転車の車輪くらいあるオープンリールのテープなどが、微妙に面白かった。
四人組
どうしようもないけど、憎めない奴がトミーで、フランシスは恩義を大事にするナイスガイだが家庭は裏腹にうまくいかず。クリントイーストウッドはなんだかよくわからない男の哀しさを描くのうまいなー。あの頃の米国に産まれてみたいね。
栄光の陰には…
伝記的音楽映画は、とにかく楽しい。でも、『ドリームガールズ』にしても『レイ』にしても、栄光の陰には必ずと言っていいくらい、悲しいエピソードがある。その分、楽曲がより心に沁みてくるんですね。シェリーも君の瞳に…も最高です。
本作はイーストウッドが監督しない方が良かったと思う。
フランシーン役のフレイヤ・ティングレイが可愛かった。
ちょっとしか出てこないけど。
どうなんだろう?
フォー・シーズンズの特にファンでもないけど。
ファン的にはこんな感じでいいのかな?
なんかシーンと関係ない曲が、バックで流れ過ぎだったような?
あと演出も、軽妙といえば軽妙ですが……。かなりなアレン節入ってますよね。
うーん、ミュージカルの映画化としては、どうなんだろうか。
でも日本では高評価なんですね。アメリカで評価が低いのは、ミュージカルがむっちゃ有名だからで、それとの比較からでしょうね。
うーん。すみません、言葉を選んでいます。
こんなこというと怒られるだろうけど。
多分、イーストウッドが監督しない方が良かったんですよ。
ただその場合、どんなに良作でも日本劇場未公開だろうけど。
ミリオンダラー・ベイビーで広がった溝が、グラン・トリノで縮まった気がしたけど。また少し開いたような気がする。
本作を観て1991年制作の「ファイブ・ハートビーツ」って映画を思い出し、どうしても観たくなった。けど、DVD化されてない(VHSのみ)!しかも日本未公開ですけどね。良作です。
イーストウッドが撮ったって情報ぬきで、ちゃんと作品を評価できる人ってどれだけいるだろうか。
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