劇場公開日 2014年4月19日

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チョコレートドーナツのレビュー・感想・評価

全240件中、61~80件目を表示

5.0何度見ても涙なくしては観れない…

2020年4月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館、VOD

何度見ても、得るものがある作品。

最近やっと、社会が多様性を受け入れようとする動きが出てきてはいるが、
そもそも、「多様性を受け入れる、認める」と表現すること自体が傲慢であると気づかされる作品。

さらには、

「正しさ」とはなんなのか。
「愛情」とはなんなのか。
「法のもとの正義」とは?
「常識」とは?
「誠実さ」とは……?

個人にとっての最善の生き方、幸せは誰にも制限されるべきではないし、当事者以外が個人的な思想や常識を押し付けて型にはめてしまうというのは、どれだけ罪深いのか…
いま一度、これまでの自分の振る舞いを省みるきっかけになれる作品だと思う。

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nana

4.0万引き家族で描かれた家族の定義をもう一度考える

2020年2月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

個人評価:4.0
自分自身がLGBTの人達に対して、どのような考え方をしているのかを問いかける作品。
自分が判事ならどう判決しただろうと。
実の母親を前にして、マルコを引き取りたい気持ちの根底は、どこから来るモノなのか。
純粋にマルコの為なのか、それとも子供を産めないゲイのカップルの愛の象徴だったのか。どの様にも捉えられ、見る側も判断できない。
しかし、本作で1番伝えたかったテーマは、そんな大人達が集まって考えた決断でも、小さな命を守れなかったという事実。
本当の家族とは?血の繋がりだけが家族?そうじゃない。自分で選ぶ家族もあるはずだ。本当の家族になれるはずだった3人。それを認めない世界。
是枝監督が万引き家族で描いた家族のあり方を、別の角度で描いている。
劇中最後に母親の場所に帰り「自分の家じゃない」と訴えたマルコの言葉が印象的だ。

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映画BARシネマーナ

2.0ファンタジーだとしてもだな

2020年1月14日
iPhoneアプリから投稿

その子のお世話が簡単すぎてリアル感に欠けてたのが凄く気になった。結末は妥当だと思う。ごめん現実的過ぎて。

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300

4.5イロイロ考えさせられる…メッセージの多い映画

2019年8月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

イロイロ考えさせられる…メッセージの多い映画

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589

5.0今の時代に見るからこそ、余計心に刺さる。

2019年8月24日
iPhoneアプリから投稿

「泣ける話」という口コミと、長髪男子が微笑むポスターは知っていたけど。
マイノリティーな感じの話だし、ドーナツがどうしたの?。
と見逃していた自分に、喝!

まずポスターの青年が誰か気づいてませんでした。大好きなアラン・カミンとは。ますます喝!

いろんな人がいろんな生き方で、日々過ごしている今。
当たり前になりつつあるのは、過去にいろんな人が涙してきたからこそなんだな。

弁護士ポールは、最初ゲイであることを職場に隠し。ルディをいとこ扱い。
職場にルディとカップルであることがバレ(ここの上司が嫌味男)、クビに。
「偽りの人生を捨てて本当の自分に。今こそカミングアウトして、世界を変えよう」。
ルディの胸を張っている生き様が、かっこいい。

そんな二人とともに生活し、たくさんの愛情を受けてきたマルコ。
「寝る前にお話しして。ハッピーエンドがいい」。
健気じゃありませんか。
3人で過ごした1年間。多分8ミリで撮った記録が、胸をざわめかす。
「こんな幸せな日々は、そんなに長くは続かないんだろうな」って。

マルコを誰が育てるか。ルディたちなのか、それとも。
裁判の場面が多かったのも、意外な展開。

「深い愛って、なんだ?」。
今の時代に見るからこそ、余計心に刺さる。これを泣かずしてどうする。

実に奥深い作品。是非。

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ゆき@おうちの中の人

5.0洪水警報な話

2019年8月21日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

今の世の中、TVにフツーにゲイが出ているのに、
この映画の世界の70年代アメリカの容赦無い差別と偏見には、
かなり怒りがこみ上げます。
それでも必死で生きてるルディとポール、そしてマルコ。
マルコが笑ってくれたらそれで良い、そう思える映画です。

この映画、予告編と評判で期待値が高くて、
その期待値超えてきた映画は初めてでした。
話の結論は兎も角、サイコーな映画でした。

良い話じゃないけど、多くの人に観てほしい。

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クリストフ

5.0情の厚い主人公の魅力ったらないよ!

2019年8月14日
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泣ける

難しい

凄く良かった。

孤児の少年を必死に助けようとする主人公には頭が下がる。

冤罪に怯えたり世間体を気にしたりして、小さな手助けさえも戸惑ってしまう自分が恥ずかしく思えたね。

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fuyuna

3.0赤の他人

2019年5月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館、VOD

泣ける

悲しい

常識と非常識、意味合いは立場によって異なる筈で正しいとは多数決で決まるのか?

最悪な結果を招いてしまった後、常識を持った方々はどんな気持ちで手紙を読んでいたのかなぁ。

マルコは最後まで、自分が可哀想で苦しくて理不尽な目に遭っているとか思うことも理解出来ずに、、、。

理不尽で不愉快で常識ヅラして正しさを主張する人間には嫌気がするし、非常識と蔑まされても少数派の側にいたいと思える。

母親側だけは真っ向、反対だけれど。

桜井薬局セントラルホールにて鑑賞。

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万年 東一

5.0【余りに切ない物語だが、そこから問いかけてくるものを考えさせられる作品】

2019年5月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

-2019年でも続く、児童虐待。-

しかしこの映画ではその問題に対して、マイノリティのカップルが救いの手を差し伸べているところに涙する。

切ない結末が提示されるが、これが現実、スクリーンから"何とかしろよ!"と言われたような記憶がある。

中途半端なハッピーエンドに終わらせなかった所に、この作品を作った方々の矜持を感じた作品。

<2014年10月11日 劇場にて鑑賞>

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NOBU

5.0タイトルなし

2019年4月9日
Androidアプリから投稿

新しい机を買ってもらって嬉しいシーン、
DVDをポーズしてしばらく泣いたよ。
感動してむせび泣いてしまいました。

世は 実の親が子供を虐待して殺してしまう時代です。
「親子の愛」は自明のものでも本能でもない事の証明が、毎日のニュースで嫌というほど僕らに突き付けられています。

もしかして
一緒に暮らそう、
愛し合う努力をしよう、
家族として守り合おう。
・・こういう理性の決断の伴わない家族―一般的な無自覚な家族―は、実は本当のところ、血はつながっていてもどこか非常に危うい落とし穴を抱えているのではないかなぁ。

保護の必要なマルコをどこの誰に託すのがベターなのか、この映画を観た各人が自分の答えを出すべきなんだと思います。
それは
「あなたが手を挙げるべきなのかもしれない」
という選択を含めて。

エンディングは
どうして?!
どうしてよぉ・・・涙でした。

僕の映画人生で大切な1本です。

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きりん

4.5同性愛への差別

2019年1月20日
Androidアプリから投稿

1970年代、ゲイのカップルが障害児を育てたという実話を元にして作られた作品。

作品自体も1979年を舞台にしており同性愛者への偏見が根強い。世間の同性愛者への差別とそれによるゲイのカップルがダウン症児を引き取り、育てていくことへの難しさを描いています。

同性愛への理解が示されてきたのはほんとここ最近なような気がします。とはいえまだまだ偏見や差別はあるでしょうが、約40年前となるとさらに世間から同性愛者への眼差しは冷たく扱いも酷いということがよく分かる映画でした。

薬物中毒の実の母親よりも、子どもへの愛情を抱いているはずなのに世の中の同性愛者は異常だ。子どもには悪影響”という偏見によって引き離されていく…
同性愛者だから、本当の親じゃないからという理由で愛情を否定していい理由にはならないと感じました。
最後には号泣です。

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赤垣

5.0愛に溢れる

2019年1月16日
Androidアプリから投稿

これは、愛と悔しさで溢れている映画です。
ルディがマルコを見つめる目に、これ以上ない愛を感じます。そこには性とか血縁とか関係なく、純粋に優しい気持ちがあります。
私はこんなに深い愛を誰かに向けたことがあっただろうか?今後あるのだろうか?そんな日がくればいいな。彼らが羨ましくなります。
幸せを具現化したようなホームビデオのシーンは、泣きそうになります。

一方で、3人の間には確かに愛があるのに、それが認められないことがとても悲しくて悔しいです。
差別や偏見の中で「正義」に抗う術がないことが悔しい。
ラストは3人の叫びです。

役者たちの好演にも拍手。マルコ役のアイザック・レイバは彼自身ダウン症なんですね。俳優として活躍している姿に勇気をもらえます。
大いに見る価値のある映画です。

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チンプイ

3.5ラストが衝撃的

2019年1月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、TV地上波

泣ける

悲しい

難しい

ハッピーエンドが好きなマルコ。
余韻の残るエンディングでした。

アラン・カミングの歌唱力とパフォーマンスがとても素晴らしかったです。

ただ施設=地獄というくだりは少し気になりました。

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mahalouo39

4.0女の裁判長しっかりしてくれまじ

2018年11月29日
iPhoneアプリから投稿

みんなが生きやすい世の中がいいなって綺麗事の様な理想はあるけど、僕には大した事ができる自信がないので、まずは自分から人としてどうあるべきかをよく考えて生きていきたいと思います。はい。

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レオン

2.0YA

2018年10月30日
iPhoneアプリから投稿

埋めようがない心の隙間に舞い降りた幸運。
涙、涙のありふれた物語だ。
しかし、何か目の覚めるような一撃がある。
世界をハッピーエンドに変えるなんて大それた事、言葉も行動も躊躇われる。
密かに燃え上がればいい。

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たろっぺ

4.0話と音楽とキャラクターと

2018年10月23日
Androidアプリから投稿

マイノリティの生きづらさテーマは数多いがこの映画は話と音楽とキャラクターが素晴らしい。終わり方が投げっぱなしで救いなしが心に刺さって… いい映画。

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けつお

4.0涙は出なかった

2018年9月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

悲しい

楽しい

難しい

ただただ悲しさと怒りがこみ上げた…
マルコの笑顔が忘れられない…

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aaa

5.0社会派だし、エンタメとしても◎

2018年9月2日
PCから投稿

そんな時代があった。同性愛者に対する偏見。差別。人類はそれを少しずつ乗り越えてきた。日本はどうか。

アランカミングの演技も歌も最高。それにしても、この放題はなんだ。映画の内容とミスマッチだし、そこを取り上げる?っていうツッコミどころはある。

でも星5つをつけるのは、社会派のテーマを映像的にオシャレに、すばらしい歌とそして、人間ドラマとして完成されてるということ。

すばらしい映画です。

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Kentaro

4.5ありのままを生きるには

2018年8月22日
iPhoneアプリから投稿

泣ける

楽しい

知的

誰にだってあるはず
本質を見ようとせず先入観だけで意味嫌い嫌悪感すら抱く
肌の色、瞳の色、体が不自由な人、喋り方がおかしいとか、まだまだあげればキリがない
「生まれたばかり婆さんが99の孫連れて、水無し川に飛び込んだ
それを瞽が発見しオシがツンボに電話した…………」
子供の時に覚えた笑い話のようなもの、これだって偏見の塊でできている
体が不自由、見た目が変だからお笑いの対象になる
まだまだそんな世の中です
私だってここで偉そうにこんな文を書いていても一皮剥けば偏見の塊でしかない
人の悪いところを多勢が話題にして笑いあってる
それがコミュニケーションの1つの手段だと思い込んでいるのが現代の当たり前
芸能界はそれを「イジル」と言い芸人は「イジられてなんぼ」という
イジメがなくならないのは生き物の本質なのかも知れない
自然界じゃ少数派は自然淘汰されるけど人間は違うと思いたい
手を取り合い愛を持って助け合う事ができるのが人間にできること
今の私に何ができるだろう
この偽善者で欲の塊の私に

ハッピーエンドを願います。

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カルヴェロ

4.5幸せってなんだろう

2018年7月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

性差別
ダウン症
育児放棄
薬物依存
子供の養育、親権
法律

自分達が幸せだと叫んでも
世間が認めてくれない
国が認めてくれないことを痛感しました。

色々考えさせられる良い映画でした。

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自分として
こんなに愛ある人のことを尊重し合えるカップルでありたい。
子供のことをこの2人のように考えれる親でありたい。

その1つができている世の中の人は多いけど
どちらもできている人は少ない。
相手だけか子供だけかになりがちなことをよく知ってるからこそ、見習うことが多いと思う。

70年代のアメリカで差別が多かった時代。
今はもっとオープンになっているけど
日本はまだこの70年代のアメリカなんじゃないかと思うくらい、あまり違和感を感じなかった。

親権はお母さんに勝てる国はどこのもないという言葉と最後の結末が子供は親を選べないとつくづく思う。

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べーちゃん
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