チョコレートドーナツのレビュー・感想・評価
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幸せって簡単に手に入らないのか
人が人を想う気持ちに違いってあるのでしょうか。
マルコのハッピーエンドは叶えてあげなければ得ることができなかったということに胸を締め付けられます。
自然体では得られなかったのかと。
せめて最後はドーナツの夢をみて眠れたかな、そうであって欲しいと。
なぜ裁判所はマルコの気持ちを最優先に考えなかったのだろうか?
以前から観たかった映画だが、ようやく観ることができた。悲痛な話だった。何でも、育児放棄された知的障碍の子どもをゲイの男性が育てたという実の話を元に監督が脚本を書き上げたのだそうだ。現代なら、当時とは違う判決が出るだろうが、1970年代はまだまだ偏見が根強く残っていたのだろう。裁判所は、マルコが二人と暮らしたがっていることや、マルコが愛情深く育てられていることを認めながら、それでもなおゲイであることを理由に二人が養育者になることを認めなかった。その後のマルコを思うと、悲しくてならない。三人にはマイノリティであるがゆえの連帯感があったのかもしれない。弱者の権利を強者の論理で踏み躙ったとしかいえない。悔しいし、残念だ。
何が「正しい」事なのか……
アラン・カミングは歌がうまい。
奇跡を偏見で裁くんじゃない(怒)!
ダウン症の14歳の少年。
シングルマザーと暮らしているけれど
その母親も自分が生きるのが精一杯、
薬と男に溺れて、子供は完全にネグレクト状態。
その様子を目の当たりにした、
自身もそれほど恵まれてないゲイの青年が見るに見兼ねて
手を差し伸べたところから始まる物語。
前半はゲイカップルが惹かれ合う過程がサクッと描かれて
そのカップルとダウン症の少年とのふれあいの様子が
丁寧に描写されているので、観ていてホッとするのだけど
中盤から後半にかけては、1970年代の話なので
まだまだLGBTQへの偏見が強くて
このカップルは子供にとって有害であるという決めつけのもと
当の子供の気持ちなどお構いなく、
ゲイカップルの粗を探して、何としても引き離そうとする
当時「常識人」とされていた裁判所の判事や弁護士達によって
幸せに暮らしていたささやかな家族が引き離されてしまう過程は
観ていて「怒り」しか湧かない!!
映画を観ながら私は思わず、ツイッターで呟いてしまった!
「独り者の私には、裁判をしてまで
一緒に暮らそうとしてくれる人がいることが、もう奇跡!
奇跡を偏見で裁くんじゃない!!」
月に8回程、映画館で映画を観る中途半端な映画好きとしては
映画館公開当時に観よう観ようと思いながら
どうも気楽な作品に逃げてしまって大反省の作品。
その後、日本でも東山紀之主演、宮本亜門演出で舞台化されて
注目度が上がりましたね。
出だしは主演のアラン・カミン演じるドラッグクイーンのルディが
あんまり美しくなくって、髭面で引いちゃったんですが
段々と子供への愛に目醒めてゆく過程は変に
女女(おんなおんな)していなくてナチュラルで好感が持てました。
そう、ルディは恋愛対象は男性だけど、普段は男性の姿で暮らしているので
いわゆる女性に生まれたかった人ではないのだろうな?と感じました。
こういうところ LGBTQの心の在り方の多様性も難しいですね。
はるな愛さんによると、自分でもはっきり決められないマインドの方も
いらっしゃるとか・・・。
そういうことを知る意味でも奥の深い映画でした。
ぜひ、観てほしいです!!
苦い
皮層的な共感に浸るなら、ベトコンを味わって、死ぬにはいい日和なの‼️❓
この手の作品は正直苦手、好きではありません。最近の多様性を認める人...
やるせない
なんとも言えないエンディング
2 Thumbs up great movie, but very sad
子供は親の人生の延長線上にいるわけじゃない。
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