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映画「THE NEXT GENERATION パトレイバー 第2章」 THE NEXT GENERATION パトレイバー 第2章 劇場公開日:2014年5月31日
解説 人気アニメ「機動警察パトレイバー」をドラマシリーズ全12話と劇場長編映画で実写化するプロジェクト「THE NEXT GENERATION パトレイバー」の、ドラマ版第2話&第3話で構成された劇場上映第2章。警視庁警備部のお荷物と化した特車二課の解体を画策する上層部の陰謀により、98式イングラムが警備部恒例の装備総点検に参加し、警視総監の面前で礼砲を撃つことになる。特車二課整備班は、故障ばかりのイングラムをなんとかしようと総力を結集する(エピソード2「98式再起動せよ」)。驚異的な動体視力と反射神経で青春のすべてをレイバーの操縦とゲームにささげる泉野明は、非番のある日、ゲームセンターで無敵の強さを誇る中年オヤジに完敗する。衝撃を受けた明は、指揮担当の佑馬の協力を得て修行に励み、中年オヤジと再び対決するが……(エピソード3「鉄拳アキラ」)。劇場版アニメ「機動警察パトレイバー2 the Movie」にも声優出演した竹中直人が、エピソード3のゲストキャラクターである謎の中年オヤジを演じた。
2014年製作/96分/日本 配給:松竹メディア事業部
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2018年7月24日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館
「THE NEXT GENERATION‐パトレイバー‐」シリーズ第2作。 第2話「98式再起動せよ」と、第3話「鉄拳アキラ」の同時上映。 第2話は警備部装備点検式を前に、時代遅れのポンコツと化した98式AVをいかにして式の間中直立させておくことができるか、という難題に挑戦する特車二課整備班の汗と涙と情熱と魂の挑戦の記録です(笑) ロボット物で“ロボットをいかに立たせておくか”なんて話ができるのは「パトレイバー」ならではだなぁ、と思いました。 警備部長役で、作家の今野敏が出演していることに驚きました。ガンダムだけじゃなくてパトレイバーもお好きなんですねぇ…(笑) 第3話は、ゲーマーとして名の知れた実力を持つ泉野明が、竹中直人演じるオヤジゲーマーに初の敗北を喫したことからリベンジに燃え、面白がって乗っかって来た塩原佑馬と共に、過酷(?)な修行に打ち込む様子を描きます。 職務そっちのけで「ベスト・キッド」的な修行をする明たちの姿が笑えました。ゲームするだけなのにそんな修行いんのかよ(笑) レイバーが動くのは修行で河原をランニングするシーンだけです。これぞ「パトレイバー」の真骨頂! レイバー犯罪との戦いは無いので、ロボット・アクションを期待している人にはだいぶん物足りないと思います。それでも、「パトレイバー」の世界観ではこういうことも簡単に許されてしまうのです。物語のバラエティの多さを示す2作品となっています。
やはり深みを加えられる人物がいると、十分に耐えられる作品になる。 まだまだ粗削りもいいところの主役の真野も竹中に引っ張ってもらって 少し演技のレベルが上がってみえる。 カメラワークが比較的スピードが遅く、 緊張感が伝わってくる工夫は評価に値する。
2014年8月1日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
人気アニメの実写化プロジェクトの第2章。 故障ばかりの98式イングラムが、式典で警視総監の前で礼砲を撃つ事になり、整備士たちの地獄の修理作業が始まるエピソード2。 ゲームセンターで無敗の中年オヤジに完敗した明が修行に励み、中年オヤジと再戦するエピソード3。 前第1章はまだ始まりという事で、特に何の見せ場も無く終わったので、次に期待と思っていたら! 期待した自分が馬鹿だった。 前回同様、見せ場ナシ、話も盛り上がらない、ノロノロ&ゆる〜い展開、ベタなギャグ…。 一応、エピソード3の謎の中年オヤジ、竹中直人が今回の一番の見所なのだろうが、意味不明…。 エピソード2のオチに唖然。押井の代表作の一つ「うる星やつら」でよくあったドタバタギャグアニメのようなオチ…。 本プロジェクトはアニメの実写化なのに、結局アニメを目指しているのか…? 相変わらず明役の真野恵里菜は可愛いし、カーシャ役の太田莉菜がクールビューティーなのが唯一の救いだが、ここまで不発続くともう見なくてもいいような…。 次回第3章エピソード5「大怪獣現る」を見て判断しよう。
2014年7月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
酷かった。 シリーズ2作目の強みと言えば。 前作で手間暇かけた説明部分を踏まえて序盤から全力でいけること。 本作ではその強みが殆ど活かされていませんでした。 エピソード2「98式再起動せよ」。 ほぼエピソード1の焼き直し。 98式AVイングラム改が動くか動かないかを登場人物を増やしたのみ。 第2章から鑑賞した人向けに設定/登場人物達の説明が万遍なくされている点のみ好感を持ちましたが。 おそらく、その前提自体が限りなく少数派に向けた気配りであるため無駄かと。 整備班の学生ノリの演技は前作を踏襲、改善の兆し無し。 単なるノイズでありコント整備士がゾロソロ出てくる点は失笑。 最後のオチも出来の悪いコントであり今後シリアスな話は成立しない状況でした。 エピソード3「鉄拳アキラ」。 株式会社ナムコから金を引き出すためだけのエピソード。 脅威の動体視力と反射神経を誇りその青春をレイバーの操縦とゲームに捧げる一班操縦担当:泉野 明。 …と公式HPの粗筋にありますが。 レイバー搭乗者として視力を損なうゲームに没頭していいのか、という疑問が。 こちらは泉野 明を主役としたコント。 真野恵里菜は確かに可愛いですし、福士誠治との掛け合いは微笑ましいものがありますが。 それにしても絶対的に面白さに欠ける。 ゲスト俳優の竹中直人も通常運転の竹中直人であり意外性はゼロ。 中盤の喫茶店内での壁文字演出のダサさには思わず失笑。 オチも含めて意外性の少ないエピソードでした。 前エピソードを踏襲してコント色が強い本作。 2014年にパトレイバーを改めて制作する際に、敢えて糞詰まらないコントを作る理由。 …皆目検討が付きません。 悪戯けた作品を続けつつ登場人物を深掘りして、最後にシリアスな長編を。 と万が一思っているのであれば。 既にコント色が強過ぎてシリアス路線は難しいかと。 かと言って、このコントは決して面白い訳では無い。 前エピソード同様、 押井監督、及び本作に関わった方々のみ、オススメです。