家族の肖像(1974)
劇場公開日:2017年2月11日
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解説
イタリアが誇る巨匠ルキノ・ビスコンティが1974年に発表した作品で、ビスコンティ後期の傑作ともうたわれる一作。全編が室内で撮影され、主要な登場人物は5人という限られた空間で繰り広げられるドラマを描いた意欲作。ローマの豪邸にひとり静かに暮らす老教授。その邸宅には、18世紀イギリスで流行した「家族の肖像」という家族の団らんを描いた絵画が飾られている。そこへブルモンティ夫人とその愛人、夫人の娘らが転がり込んでくる。当初は平穏な生活を阻害されたと感じた老教授だったが、次第に彼らに興味を抱き始める。「山猫」のバート・ランカスターが老教授を演じ、ヘルムート・バーガー、シルバーナ・マンガーノら、ビスコンティ作品おなじみの俳優たちが出演。脚本にも「山猫」「ルートヴィヒ」のスーゾ・チェッキ・ダミーコが名を連ねる。日本では78年に初公開され、日本アカデミー賞最優秀外国作品賞やキネマ旬報外国語映画ベスト・テン1位など多数の映画賞を受賞。2017年2月、デジタル修復版で39年ぶりに公開される。
1974年製作/121分/PG12/イタリア・フランス合作
原題または英題:Gruppo di famiglia in un interno
配給:ザジフィルムズ
劇場公開日:2017年2月11日
その他の公開日:1978年11月25日(日本初公開)
原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ルキノ・ビスコンティ
- 製作
- ジョバンニ・ベルトルッチ
- 原案
- エンリコ・メディオーリ
- 脚本
- ルキノ・ビスコンティ
- エンリコ・メディオーリ
- スーゾ・チェッキ・ダミーコ
- 撮影
- パスカリーノ・デ・サンティス
- 美術
- マリオ・ガルブリア
- 衣装
- ベラ・マルツォ
- ピエロ・トージ
- 編集
- ルッジェーロ・マストロヤンニ
- 音楽
- フランコ・マンニーノ
受賞歴
第2回 日本アカデミー賞(1979年)
受賞
外国作品賞 |
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