アゲイン 28年目の甲子園

劇場公開日:

アゲイン 28年目の甲子園

解説

元高校球児たちが再び甲子園を目指す「マスターズ甲子園」を題材に描いた重松清の小説「アゲイン」を、中井貴一主演で映画化。46歳の晴彦のもとに、高校時代にともに甲子園を目指したチームメイトの娘・美枝が訪ねてくる。美枝は東日本大震災で亡くなった父の遺品から、出さずにしまいこんであった27年分の年賀状の束を見つけ、その宛先である晴彦に会いに来たのだった。美枝がボランティアとして働いている「マスターズ甲子園」に誘われた晴彦は、気乗りしないままかつての野球部員たちと再会を果たすが……。亡くなったチームメイトの娘・美枝役に、「潔く柔く」の波瑠。「風が強く吹いている」の大森寿美男が監督・脚本を手がけた。

2014年製作/120分/G/日本
配給:東映
劇場公開日:2015年1月17日

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(C)重松清/集英社 (C)2015「アゲイン」製作委員会

映画レビュー

地雷映画 一球入魂って野球って何球投げるの?疲れるよ。

2024年2月19日
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マサシ

4.0青春・・・うるうる来るねえ

2024年1月1日
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プライア

4.0人生、勝負にしっかり決着をつけて次に打ち込め

2022年8月22日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

幸せ

高校野球ファンなので、28年目の甲子園というサブタイトルに惹かれて鑑賞した。本作は、夏の全国高校野球選手権・地方大会で、部員の不祥事で決勝戦を辞退した高校球児たちが、28年の歳月を経て、元球児たちの祭典であるマスターズ甲子園に再挑戦する物語である。

主人公の元キャプテンと親友が、親子、友情、仕事などの問題に悪戦苦闘しながら、マスターズ甲子園での戦いを通して、其々の答えに辿り着く過程を熱く描いているが、単なる甲子園出場の夢実現物語ではない。

甲子園に出場できるのは地方大会優勝校のみである。殆どの出場校は地方大会で負けて甲子園出場への夢を断たれる。そういう背景から、高校野球で負けることの意味を強調した作品は多いが、本作はいささか異なる。

本作の良さは設定である。マスコミ報道で、不祥事で甲子園出場を辞退する高校が取り上げられることは少なくない。本作はそういう球児達を主人公にした今日的でリアルな設定であり、負ける以前の勝負することの大切さを浮き彫りにしている。さらに、甲子園に再挑戦する面々が様々な問題を抱えているという設定も良い。甲子園出場という勝負に決着を付けられなかったことが、その後の彼らの人生での勝負に悪影響を与えたことが推察できるからである。

本作の山場はマスターズ甲子園であるが、そこに辿り着くまでの主人公達の心理が丁寧に描写されている。勝負することさえ許されず封印した夢の扉を開けて再挑戦するのは容易ではないことが実感できるストーリ展開になっている。

全体的に見ればベタな作品かもしれない。しかし、設定とストーリ展開が良く、“人生の其々の勝負にしっかり決着を付けないと、次の勝負に打ち込めない”というメッセージがストレートに心に響いてくる。題材になっている高校野球のように、荒削りでも、キラリと輝くところがあれば面白い作品はできるという好例だと思う。

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みかずき

3.0原作は未読。重松清の小説は好きなので、重松清っぽいなぁと思った。 ...

2022年6月19日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

原作は未読。重松清の小説は好きなので、重松清っぽいなぁと思った。
ちゃんと負ける、ちゃんと悔しいって思う、そしてやることに意味がある。
そんなことが大事だなって思う。
中井貴一とぎばちゃんの2人の感じもよかったし、おじさんたちの青春が心温まる感じでよかった。

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よっしー
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