アバウト・タイム 愛おしい時間についてのレビュー・感想・評価
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今を大切に生きることが本当のタイムトラベル
ルールが難しい…
男性だけがタイムトラベルの能力を持つ家系に生まれたティム。ある日、...
誰しもが思う「やり直せたら…」
洋画をほとんど見ない自分が、この作品を「思い、思われ」で知らされたので、きっかけはミーハーですが鑑賞してみました。
主人公の家系の男子だけが出来るタイムトリップ。
しかも過去にだけ戻れる。
そこから話は始まります。
一度きりしか無い人生。
「あの時こうすればよかった」
そんな思いを見せてくれます。
欧米人特有の感性があちこちに出ていて関心してしまいました。
日本人とはかけ離れた家族への想いや愛情。
日常の過ごし方。
会話のあちこちに「それいる?」というフリ。
おもしろいですね。
不思議なもので、序盤ダサくてブサイクに見えていた主人公。
過去に戻って色々やり直しながら人生うまくいったせいか、後半はカッコ良く見えるようになったのは気のせいか。
シンプルに楽しく鑑賞出来ました。
今日が最後の日だと思って
限りある時間の大切さに気づかされ人生のバイブルになる映画
ぼくらはみんなタイムをトラベルしている。人生は冒険だ。平凡な人なんて存在しない。誰もが特別で、人生はドラマだ。
そんな当たり前に続く日常に彩りを与え、二度と訪れない一日一日を大切に噛み締めて生きようと思わせてくれる映画。
冴えない&モテない男が、過去にだけ戻ることができる能力を持っていると知り、タイムリープを使って好きな女性を射止め、人生を変えていく話。
でも、たとえ時間を遡ったとしても、変えられるのは自分の意思なんだ。
これがフィクションであるということが最も尊い。
この物語から、「人生は一度きりで限りがある。だから毎日を大切に生きられるか」が大事であると改めて気付かされる。
こんな幸せな時間を共有してくれる映画はなかなかない。
人生において大切にしたい作品のひとつになった。
やはりいい、
また観たい
"一回こっきり"の素晴らしさ。
人生は一回こっきり、やり直しが利かないからこそ素晴らしい。 (この映画観るのは二回目なんだけど笑)
この監督の『ラブ・アクチュアリー』はまぁまぁ、『ノッティング・ヒルの恋人』もまぁまぁ好きかな。どうもこの監督の描くイギリス人男性、純朴な好青年が多すぎやしないかと思うところもあるが、まぁ、、ジャンルがラブコメだし。ノッティング~もアバウト~もそれぞれノッティングヒルやコーンウォールっつー、郊外や地方の人だから、いーのかしら(適当)。
レイチェル・マクアダムズって、加藤ローサ風っていうか、めちゃくちゃ可愛いですよね。可憐で清楚なのにコケティッシュでもあるんですよ。もう、釘付けです(笑) 一挙手一投足、目が離せなくて。参考になります(何の?笑)
父親役のビル・ナイが良いんですよねぇ。ラブ・アクチュアリーの落ち目の歌手役もよかったし。
本作でも、知的かつ気さくな親父を好演してます。彼以外では、ここまで説得力でなかったんじゃーないでしょーか。
(この監督の他の映画にも言えるかもしれないが)ヒトもハナシも綺麗すぎるところはあるし、それが多少、鼻につく部分もあるんだけど(あと、ついでに言うと着地点が優等生的で多少、モヤモヤする)、この綺麗さハートウォーミングさがこの監督(ひと)のウリだったんだろうなと。
主人公の家族なんて、リベラル+自然体を絵に描いたようで、江國香織感が漂ってるもんね。 ま、でも、ラブコメだから。もし対極の姿を追求したら社会派になっちゃうよね。
我々が日々をおざなりにせず、きちんと生きようとする理由、それは"後悔しないため" っていうのが大きいのかなと思いました、今回。後悔する辛さを知っている人ほど、そうだろうね。
おしゃれでっせ
さいしょのやり直し(タイムトラベル)で、かたわらにいたポリー(Jenny Rainsford)に新年キスするばめんがいちばんいい。
かのじょ、すごく嬉しそうにサンキューティムと言って、(それがRachel McAdamsよりMargot RobbieよりVanessa Kirbyより、かわいくて)じわりとあったかかった。
個人的な映画の印象としてその新年キスのやり直しシーンからぜんぜん進まない。あの気まずい空気を、キスで挽回してくれて、ほんとにうれしくて、そこで満足してしまった──わけである。
周知のごとく、アバウトタイムは、みずからのおしゃれ度や、趣味の良さを顕示してくれる、それな人種必携のマストアイテム──になっている。
映画産業にたずさわるなら、これを推しとけば、だいたい大丈夫──なはずである。
この映画が、都会に巣くっている映えな顔アイコンのライターふぜいに、調子こいた文脈で称揚されているのを見るたびに、田舎のお百姓であるわたしは、なんかムカついてしかたがない。──のである。
じょうだんはさておき、プリンセスなbullyが廊下を並列になって闊歩するシーンが学園映画にはつきものであり、ミーンガールズで、それを先頭きってやっていたのがレイチェルマクアダムスだった。リンジーローハンは守ってあげたくなる愛嬌を持っていた。
ところがどうだろう。その後ローハンはトラブル続き。薬・お酒の乱用、心神の疾病で入退院を繰り返し、いじったせいか、昔のおもかげも見えない。
逆に、あんなに憎たらしかったマクアダムズが躍進し、米英でのトップランク女優に伸してしまった。
かのじょが雨のなか破顔で笑っているアバウトタイムのだいひょう的な画を見るたび、わたしはミーンガールズの意地悪なレジーナ(演:レイチェルマクアダムス)を思い出し、やり直しの効かない現実の人生をため息まじりに振り返る──わけである。
おそらくこの映画の高い評価は、旧世代の人たちに、時代の変遷を感じさせるところ──にもある。まさしくアバウトタイムな映画だった。
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