アバウト・タイム 愛おしい時間についてのレビュー・感想・評価
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今を大切に生きることが本当のタイムトラベル
良い内容でした。
過去に行けるといういことは、今を変えるということ。
失敗した今を過去に遡って変えようとするけれども、
変えたくない部分まで変わってしまい後悔する主人公。
過去を変えられることは、今得られている幸せも失ってしまうことでもあるから、
決して魅力的とはいえない。
今日一日を一生懸命生きることが、過去も変え、未来も変えることができる本当のタイムトラベルなのだと改めて感じられる作品。
最後の父と子の海辺のシーンは涙が出そうでした。
父子の愛の物語も素敵でした。
ルールが難しい…
この作品は、なんと言ってもタイムトラベル。
このタイムトラベルのルールを理解、もしくは納得出来ないと、作品の評価をするのが難しくなると思います。
ちなみに、自分はルールがイマイチ理解出来ずに、後半ちょっと混乱しました(^_^;)
音楽も良いし、主人公の最後の境地にも共感したんだけど、タイムトラベルのルールが都合良すぎて、なんだかなぁ~って感じです(^_^;)
ってゆーか、自分の解釈が合ってるかどうかも分からないけど(^_^;)
男性だけがタイムトラベルの能力を持つ家系に生まれたティム。ある日、...
男性だけがタイムトラベルの能力を持つ家系に生まれたティム。ある日、父親にその能力があることを告げられる。
それからちょっとしたことで能力を使い恋愛を成就させて。
それでも始めはそんな恋愛要素が強いのかなと思いきや、終盤になるにつれて父親との親子愛も。父親のかもし出す雰囲気も素敵だったなぁ。
ラストの親子で覚悟をした上でのタイムトラベルはぐっときます。そんな切ないシーンでも親子の間に流れる空気は観ていて心温まるものでした。
能力を使うことがなくたって、1日1日を、一瞬一瞬を大切生きること、幸せに感じる気持ちを大切にすること、そんなことを教えてくれます。
心温まる素敵な映画でした。
誰しもが思う「やり直せたら…」
洋画をほとんど見ない自分が、この作品を「思い、思われ」で知らされたので、きっかけはミーハーですが鑑賞してみました。
主人公の家系の男子だけが出来るタイムトリップ。
しかも過去にだけ戻れる。
そこから話は始まります。
一度きりしか無い人生。
「あの時こうすればよかった」
そんな思いを見せてくれます。
欧米人特有の感性があちこちに出ていて関心してしまいました。
日本人とはかけ離れた家族への想いや愛情。
日常の過ごし方。
会話のあちこちに「それいる?」というフリ。
おもしろいですね。
不思議なもので、序盤ダサくてブサイクに見えていた主人公。
過去に戻って色々やり直しながら人生うまくいったせいか、後半はカッコ良く見えるようになったのは気のせいか。
シンプルに楽しく鑑賞出来ました。
今日が最後の日だと思って
タイムトラベルを繰り返し、失敗をやり直す中で気付いた人生で大切な事とは?
何気ない日常はかけがえのない宝物。
イライラしていて誰かの優しさに気付けないのは悲しいし、ドタバタしていてキレイな夕焼けを眺められないのはもったいない。
全く同じ一日でも自分の見方次第で溜息が鼻歌になったりもする。
何かが不安で、将来が心もとなくて、気持ちにゆとりが無くなってくると気付けないかもしれないけれど、この世界はきっと温かさと美しさで溢れている。人生を豊かに出来るのは自分自身。
予想外のストーリー
いい意味で裏切られました。
コメディのカテゴリーにあったので、ラブコメとかかなぁと思い、そういうつもりで観たら、全然違いました。
父親との関係が素敵で、平凡な毎日のありがたさをしみじみと感じました。
限りある時間の大切さに気づかされ人生のバイブルになる映画
ぼくらはみんなタイムをトラベルしている。人生は冒険だ。平凡な人なんて存在しない。誰もが特別で、人生はドラマだ。
そんな当たり前に続く日常に彩りを与え、二度と訪れない一日一日を大切に噛み締めて生きようと思わせてくれる映画。
冴えない&モテない男が、過去にだけ戻ることができる能力を持っていると知り、タイムリープを使って好きな女性を射止め、人生を変えていく話。
でも、たとえ時間を遡ったとしても、変えられるのは自分の意思なんだ。
これがフィクションであるということが最も尊い。
この物語から、「人生は一度きりで限りがある。だから毎日を大切に生きられるか」が大事であると改めて気付かされる。
こんな幸せな時間を共有してくれる映画はなかなかない。
人生において大切にしたい作品のひとつになった。
やはりいい、
だいぶ前に見たことはあったけど、レイチェルがかわいいという印象だけ残ってて見返した。
過去に戻ったあとの影響を理解するのがちょっとややこしい設定だったけど、ただヘマをやり直すというだけではなく、「人の生きる時間」というものを考えさせられるストーリー。
時間は流れ自分も親もトシをとっていく、周りも変わっていく、その流れは止められない。
だからこそせつなさもあり、「しっかり生きていく」ということが伝わるいい作品。
また観たい
女の子の屈託なく笑う姿が印象的でずっと観たかった作品。彼女、とっても可愛らしくて良かった。
人生ってなんだろう、幸せってなんだろう、家族って友達ってなんだろう、というのを考えさせられる。
それは当然答えはない訳だし人それぞれ。登場人物もまさに皆それぞれの人生を送る。
観る年齢や状況によっても違って観えてきそうなので、数年後じっくりまた観たいと思う。
日常の大切さと幸せを感じる映画
タイムトラベルをできるって非現実はあるけど、それ以外は日常が描かれています。穏やかな幸せを感じれて自分も1日1日を大切にしたいって思える映画だと思います。素敵な作品でした。
"一回こっきり"の素晴らしさ。
人生は一回こっきり、やり直しが利かないからこそ素晴らしい。 (この映画観るのは二回目なんだけど笑)
この監督の『ラブ・アクチュアリー』はまぁまぁ、『ノッティング・ヒルの恋人』もまぁまぁ好きかな。どうもこの監督の描くイギリス人男性、純朴な好青年が多すぎやしないかと思うところもあるが、まぁ、、ジャンルがラブコメだし。ノッティング~もアバウト~もそれぞれノッティングヒルやコーンウォールっつー、郊外や地方の人だから、いーのかしら(適当)。
レイチェル・マクアダムズって、加藤ローサ風っていうか、めちゃくちゃ可愛いですよね。可憐で清楚なのにコケティッシュでもあるんですよ。もう、釘付けです(笑) 一挙手一投足、目が離せなくて。参考になります(何の?笑)
父親役のビル・ナイが良いんですよねぇ。ラブ・アクチュアリーの落ち目の歌手役もよかったし。
本作でも、知的かつ気さくな親父を好演してます。彼以外では、ここまで説得力でなかったんじゃーないでしょーか。
(この監督の他の映画にも言えるかもしれないが)ヒトもハナシも綺麗すぎるところはあるし、それが多少、鼻につく部分もあるんだけど(あと、ついでに言うと着地点が優等生的で多少、モヤモヤする)、この綺麗さハートウォーミングさがこの監督(ひと)のウリだったんだろうなと。
主人公の家族なんて、リベラル+自然体を絵に描いたようで、江國香織感が漂ってるもんね。 ま、でも、ラブコメだから。もし対極の姿を追求したら社会派になっちゃうよね。
我々が日々をおざなりにせず、きちんと生きようとする理由、それは"後悔しないため" っていうのが大きいのかなと思いました、今回。後悔する辛さを知っている人ほど、そうだろうね。
おしゃれでっせ
さいしょのやり直し(タイムトラベル)で、かたわらにいたポリー(Jenny Rainsford)に新年キスするばめんがいちばんいい。
かのじょ、すごく嬉しそうにサンキューティムと言って、(それがRachel McAdamsよりMargot RobbieよりVanessa Kirbyより、かわいくて)じわりとあったかかった。
個人的な映画の印象としてその新年キスのやり直しシーンからぜんぜん進まない。あの気まずい空気を、キスで挽回してくれて、ほんとにうれしくて、そこで満足してしまった──わけである。
周知のごとく、アバウトタイムは、みずからのおしゃれ度や、趣味の良さを顕示してくれる、それな人種必携のマストアイテム──になっている。
映画産業にたずさわるなら、これを推しとけば、だいたい大丈夫──なはずである。
この映画が、都会に巣くっている映えな顔アイコンのライターふぜいに、調子こいた文脈で称揚されているのを見るたびに、田舎のお百姓であるわたしは、なんかムカついてしかたがない。──のである。
じょうだんはさておき、プリンセスなbullyが廊下を並列になって闊歩するシーンが学園映画にはつきものであり、ミーンガールズで、それを先頭きってやっていたのがレイチェルマクアダムスだった。リンジーローハンは守ってあげたくなる愛嬌を持っていた。
ところがどうだろう。その後ローハンはトラブル続き。薬・お酒の乱用、心神の疾病で入退院を繰り返し、いじったせいか、昔のおもかげも見えない。
逆に、あんなに憎たらしかったマクアダムズが躍進し、米英でのトップランク女優に伸してしまった。
かのじょが雨のなか破顔で笑っているアバウトタイムのだいひょう的な画を見るたび、わたしはミーンガールズの意地悪なレジーナ(演:レイチェルマクアダムス)を思い出し、やり直しの効かない現実の人生をため息まじりに振り返る──わけである。
おそらくこの映画の高い評価は、旧世代の人たちに、時代の変遷を感じさせるところ──にもある。まさしくアバウトタイムな映画だった。
ベタラブストーリーじゃなかったのか!
勝手にもっとベタベタなラブストーリーものだと思ってたからちょっと避けてたんだけど、見てみたらそこがメインでない人生を考えさせられる物語だった。
確かに自分の気持ち次第でいい日にもなるし最悪な日にもなる。
もっと1つ1つ大事にして生きなきゃと思わされた。
実践するのはなかなか難しいけど…。
登場人物がみんな素敵。
配役も素晴らしい。
個人的には妹のキットカットが可愛げがあって好きだったなぁ。
子供が誕生したシーンで 「子供のいない友人の無関心さは、意外だった...
子供が誕生したシーンで
「子供のいない友人の無関心さは、意外だった」と言う主人公の言葉。
こんな片隅に置かれたような台詞が一番印象的だった。
コーンウォールの景色も素敵
タイムスリップありのロマンチックコメディ。
だけど、「基本はありふれた毎日がとても大切」
会ったその日に速攻でっていうのは大丈夫か?と心配しましたが、、、
2人の同棲生活の一部、地下鉄を通る日々を写すシーンが好きです。バックには、テーマ曲のバンドも歌ってるし。
あとは天然ボケの太った伯父さんがサイコーでした♫
主人公のティムは、恋人だけではなく、父、母、妹、子供達、父の友達の偏屈作家までも、回りのみんなを愛していてとても良かった◎
ティム(ドーナル、グリーソン)を調べてたら、なんと!「アンナカレーニナ」にも出演していました!
真逆の役で、髪型とヒゲで気付きませんでした。
でも彼も最後には、幸せを掴むんですよね〜。(^-^)v
NHK BS 録画鑑賞
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