アバウト・タイム 愛おしい時間についてのレビュー・感想・評価
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自分の人生を愛しく思えるって幸せ
ジムに行くか、映画に行くか迷ったけど、
やっぱりこっちにして正解でした。
ストーリーは、主人公の男性がタイムトラベルできる能力をもっていて
自分や家族のためにその力を使うんだけど、
決してSFものではなく、
観たあとに、自分のまわりのすべてのひとを
そして、やり直しのきかない一度きりの人生を愛しくおもえる、そんな映画でした。
人生はやり直しができないからこそ尊いんだと
わかってはいても、日々の生活に追われているとつい忘れてしまうから、
こういう風に良い映画を観て
いま生きている喜びをかみしめる時間って
私はとても大切におもってます。
そして、そんな私はこの映画を観て
落ち込んでも、笑ってても
そのすべてに意味があるから、
明日も明後日も明々後日も
毎日を大切に
明日からもがんばろーと思えました。
愛おしい映画について。
タイトルどおり、とても愛おしい気持ちになれる作品。
監督が監督だけに、冒頭からずっとこの主人公の青年が、
H・グラントに思えて仕方なかった(もちろん顔じゃなくて)
コメディセンスもなかなかだと思ったら、B・グリーソンの
息子さんだったとはねぇ!俳優の遺伝子って素晴らしい。
父親役は私的に大好きなシェケナベイベー男、B・ナイ。
相手役のR・マクアダムスも最近ではいちばんの当たり役と
思えるほど愛らしい。なんかもう最強のキャストじゃない。
いわゆるタイムトラベルものといっても、ささやかなレベル。
主人公は身辺の時間移動ができるだけで、世界情勢などは
何も変わらない(そりゃ変っちゃ困るんだけど)
彼が頑張るその矛先は、自身の恋愛と家族・友人の幸せ。
そんなせせこましい世界で(ゴメン)右往左往する青年が、何と
涙ぐましくコミカルなことか!ささやかだからこそ彼に同情する。
誰かを救おうと奔走すれば、必ずや自分の運命に支障をきたす
というオマケ付きのタイムトラベルは、彼を幸せにも不幸にも
陥れる。しかし彼がまったくめげずに人生をやり直せる理由は、
もちろん傍らに愛する彼女(のちに妻)や家族がいるからであり、
この温かいファミリーから、今作は片時も離れることがない。
冒頭から、(例え彼女がいないのなんのと言ったってさ)
こんな温かい家族に囲まれて幸せじゃないのよアンタ♪である。
初恋はタイムトラベルを推しても無残に終わったものの、
次の本命は必ずや手に入れる!と再挑戦を繰り返す主人公の
いたいけな努力シーン、何度も初エッチを繰り返してみせる
オトコの行動と、洋服選びに何時間もかけるオンナの癖など、
要所要所で見せるコミカルな行動が共感を呼んでは笑わせる。
恋に一生懸命な男女が、やがて親になり家族を持って直面する
子育てや家庭の問題。時間移動は少しのタイミングで子供の
出生にも影響することを学んだ青年は、やがて父親の死を境に
ある決断をする。親子の会話と感動シーンが展開する後半では、
まさに涙が溢れること請け合い。この親子は(いやご先祖様も
おそらく)自身の今までの人生に感謝し続けてきたに違いない。
(おそらく過去に戻っても、私はまたこの人生になる予感が^^;)
納得できない。人生はゲームのようにリセット出来ない
少し涙ぐんだし隣も泣いていたのでいい感じでおわる。変化のない普通の繰り返しが大事というのはわかる。ヒロインもチャーミングで特に悪い人も出てこない タイムトラベル設定も好みだしコメディーとして「いい」映画です。好みなんですが・・・・
だけどよくよく考えたら失敗もタイムトラベルの繰り返しで失敗上書き出来るし能力の制約も少ない。段々使わなくなったけど
頭もよく家族にも恵まれのび太みたいないじめられっ子でもない、むしろ恵まれた主人公。能力なければ幸せになれなかったのか?言いたいのは代償・痛みがないタイムトラベルは都合よすぎる。上手くいかなかったらリセット繰り返す人生はゲームのようで雰囲気に流されイイとは言えない。上手くいかないことも乗り越えることこそ人生です。バッドエンディングは望んでいないけど、「バタフライエフェクト」や「オールユーニードイズキル」のような苦味もない。死期も事前にわかって卓球も出来たお父さんは幸せすぎる。魅力的なファミリーだからこそタイムトラベル無しで辛いことを家族で乗り越える物語ののほうが良かったです。
「大好き」入り決定☆
ほかほかする映画
自分より家族の幸せ
素直に「良い映画」と言える名品。
大好物のタイムトリップものってだけで、単なるラブコメをどう味付けするんだろ?
なんて軽い気持ちを見事に吹き飛ばされた一本。
「幸せで豊穣な『バタフライ・エフェクト』」
スコシ・フシギな設定に囚われ過ぎず(故に多少乱暴なのも、また愛おし笑)、非モテ系男子の彼女ゲット大作戦から、最後には人生の素晴らしさを謳うまでに話を拡げ切ったのが見事!
それでいて「何気ない日常をキチンと生きる大切さ」のようなテーマが一切ブレずに貫かれている芯の通りっぷり。
あざとく泣かせに来ないのも、逆に本当に心に沁みた。沁みたよ!涙
「ルビー・スパークス」を思い出させる、やたらキュートなヒロイン(「きみに読む物語」の、「過ぎない」魅力に溢れたあの人!)に、なんとか近づこうと奮闘するボンクラ主人公を描いた冒頭から…
ビル・ナイが本当に良い味を出す父の背中。
そしてこれもまたいい味を醸す、父になる主人公が繰り返す「今」とその結末の数々…
そしてそれを彩る音楽の使い方の見事さ!
「ウォールフラワー」と並んでの、R40がむせび泣くようなパーティシーンのt.a.t.u.…
はあ、もう是非観に行っておくれよ!涙
こうした良作がちゃんと評価されて、沢山の人の目に触れるような世の中であれば…
まだまだ映画というメディアが生き残られる!
そんなことを強く思わせる、「2014年の『素晴らしき哉、人生!』。
…なんて言いながら、ワシもタイムトリップしたくてならないのだが!ね?!涙
人生賛歌!!!
Friday I' m In Love
幸せな気持ちになる
小さな幸せ掴むのも大変なこと。
Good
I felt this is a good movie to find out that I'm spending time happily and I should feel so. I know the feeling that i wanna retry or reset something. Yea, but actually we can't do it. And finally he understand that it's a great thing to enjoy each single day. I was noticed I should make a day count, don't count a day.
自分の人生が愛おしくなる
心が温かくなりました
観賞後は必ず幸せな気分にさせてくれる、リチャード・カーティスの作品。余韻に浸って劇場を出ると、周りの景色が彩って見えるような気さえします。
彼の作品にはいわゆる“悪役”も“ヒーロー”も出てきませんが、今作も例に漏れず、良い意味でみんな普通の人。癖のある性格でも根は良い人で憎めない。
そんなところも、温かな優しい気持ちさせてくれる所以かもしれません。
キャストも素晴らしく、特にリチャード・カーティス作品常連のビル・ナイは、今回も良い味出してます。
レイチェル・マクアダムスは文句なしにキュートだし、ドーナル・グリーソンはハリポタの時とは全然イメージが違ってびっくり。
終盤、父と息子が海岸を散歩するシーンは涙が止まりませんでした。
SF要素が絡んでくるとその整合性について問われますが、今作における“タイムトラベル”は、作品のテーマを分かりやすく伝える為の一つのアイテムにすぎないので、その辺はあまり指摘しなくても…。
それよりも、細かい事は目をつぶろうと思えるほど温かい気持ちにさせてくれる快作です。
『ベスト・オブ・ザ・シネマ』
『人生』という言葉の全てが凝縮された2時間。
恋愛がメインのテーマに見えるけど、それも人生を豊かにする為の一つの経験で、幾重にも重なる生きていく上で起こる全てに意味があるんだ、と当たり前なのについ忘れがちな人生の根本に気付かされた。
ロケーションも、キャストも、ストーリーも全てが完璧に思える映画ってそうは無いと思いますが、この映画は僕にとってまさに”そういう”映画でした。
自分を通してしか世界は感じられない。
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