郊遊 ピクニック

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郊遊 ピクニック
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解説

「愛情萬歳」「河」「西瓜」などの名作を送り出し、日本でも根強い人気を誇る台湾の巨匠ツァイ・ミンリャンが手がけた10作目の長編監督作。2013年・第70回ベネチア国際映画祭の審査員特別大賞を受賞した。台北郊外の水道も電気もない空き家で暮らす父子。父親にとってはホームレス同然のつらい生活だが、子どもたちの目からはピクニック(原題「郊遊」の意)のようにも見える。そんな父子の日々を独特の長回しを多用して描き、現代台湾社会の一面をあぶり出していく。13年の第14回東京フィルメックスでは、「ピクニック」のタイトルで特別招待作品として上映されている。

2013年製作/138分/台湾・フランス合作
原題:郊遊 Stray Dogs
配給:ムヴィオラ

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(C)2013 Homegreen Films & JBA Production

映画レビュー

2.0現代社会の皮肉

2018年6月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

寝られる

 2018年のK'sシネマ「台湾巨匠傑作選」最後の鑑賞作品となった。ツァイ・ミンリャンの作品を観るのは初めて。
 この監督の作風などの予備知識は全くない状態での鑑賞であったが、冒頭の髪を梳く女の長廻しを見つめながら、このような長廻しがこの後も続くことへの覚悟を決めた。
 しかし、ラストの長廻しを除けば、途中いくつかあったものは気にならなかった。むしろ、スクリーンに映るものの細部まで余裕を持って観ることができる、良いリズムに感じた。
 そして見つめる画面には、現代社会の矛盾が皮肉たっぷりに描かれている。
 ものを食べ、排泄し、身体を拭き、歯を磨く姿が多く描かれている。観客は、我々の生活というものがどのような行為に時間を費やされているのかを改めて知ることとなる。
 チキンのもも肉を頬張る父親。スーパーの試食コーナーを渡り歩く幼い兄妹。葦の生い茂る空き地での立ち小便。
 中でも、親子が公衆便所の洗面台で歯を磨いたり、顔を拭いたりするシーンと、妹がスーパーの女に、やはりトイレの洗面台で髪を洗ってもらうシーンが印象に残る。現代社会の皮肉がこの二つのシーンに凝縮されている。
 貧しい家族が無償で利用できる社会資本があるから現代社会は豊かだと観るのか、それとも、誰でもが無償で利用できるほどのものなのに、それを所有することが叶わない貧しさを抱えているのが現代社会なのだという皮肉ととらえるのか。もちろんツァイ・ミンリャンの視点は後者であろう。
 試食や廃棄弁当の問題にしても同じ構図である。食料品店は、販売促進を目的として食べ物を無料で配り、まだ食べることのできる食品を、管理上の問題で廃棄処分にする。有り余る食料が存在するにもかかわらず、それを購入することの出来ない人々もまた同じ空間に存在するという切なさ。
 我々が生きている社会の物質的な豊かさは、誰にでも開かれているという訳ではないという現実を、この映画は観客に見つめ続けさせる。

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よしただ

0.5よく分からなかった

ゆきさん
2015年2月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

寝られる

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ゆき

3.0言葉で表せない

2014年11月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

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Hiroki Abe

4.0長い1カットの持つ重み

2014年9月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

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ごいんきょ
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