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映画「ホワイトタイガー ナチス極秘戦車・宿命の砲火」 ホワイトタイガー ナチス極秘戦車・宿命の砲火
劇場公開日:2014年1月18日
解説
第2次世界大戦末期のヨーロッパ東部戦線を舞台に、ナチスドイツの重戦車「ティーガー(タイガー)I改」と、記憶喪失のソビエト軍兵士が操る「装甲強化型 T-34/85」の追撃戦を描くミリタリーバトルアクション。戦争の長期化により敵味方とも疲弊しきっていた第2次世界大戦末期。前進するソビエト軍に対して突如として現れたナチスの巨大戦車が壊滅的な打撃を与え、跡形もなく消え去る。その戦車は「ホワイト・タイガー」と呼ばれて兵士の間で恐れられるが、神出鬼没で誰もその存在を証明することができない。それでもソ連軍はホワイト・タイガーを打ち破らんと、より強力な戦車T-34を製造。戦場で重傷を負い、記憶を失いながらも奇跡の生還を果たした男に、その指揮を命じる。「未体験ゾーンの映画たち 2014」上映作品。
2012年製作/104分/G/ロシア
原題:Belyy tigr
配給:彩プロ
スタッフ・キャスト
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2022年8月7日
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鑑賞方法:VOD
女性がほぼ出てこない戦争映画(笑)、よかったと思う。
で、結局タイガーはどうなったんだっけ?
2022年3月12日
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ドイツの戦車、ホワイトタイガーはまるで亡霊のように突如現れて襲ってくる。
これは予期せぬ争いや災いは、預かりしらぬところで起こるということを示唆しているのだろうか。
終盤、ヒトラーの口からロシアの自虐史観的な台詞が飛び出す。
「ソ連という国は陰気で暗い。あんな国はヨーロッパではない」と(その話を聞いているシルエットの男は誰なのだろうか)
作り手のロシア人脚本家やスタッフがそう思ってるからなのだろうけど、少し悲しいね。ロシア人=スラブ民族なのだから、もし西側ヨーロッパ人が割とそのような価値観を共有してるとしたら、ロシアが西側とは違う、と頑なになるのもわかる。
生のロシア人とは知り合いではないが、フィギュアスケーターが意外とユーモアに溢れた演技をしたり、サービス精神溢れるパフォーマンスをするので、そんなに真面目で陰気にではないのでは?と思ったりもする。
話としては、戦争に膿んでいるのか、人間に絶望しているのか、諦観した雰囲気が終始漂い、淡々とすすみそして終わった。戦車同士の激突も、本物を使っているとはいえ、迫力はそれほどなかった。
2022年3月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
単純に娯楽作品じゃないので、どう、評価したら良かったか?
前見た、T34見たいな映画だと最初は思っていた。ナチスの台頭を予言するがの如く終わる。ロシア映画だとすれば、自虐的な映画だ。
例えが良くないかもしれないが、軍隊の演習場面を映画にしたようだ。迫力があるようで無い。カットで誤魔化している。手に汗握る場面が全然ない。
ネタバレ! クリックして本文を読む
主人公イワンは名前も過去も分からない。
破壊された戦車の中から救出された時に
彼は全ての記憶を失っていた。
便宜的に皆からイワンと呼ばれているに過ぎない。
彼は戦車と心を通じ合わせる不思議な男だ。
そして彼と対峙する神出鬼没のタイガー戦車
いきなり現れ死を振り撒く。
何度、戦車部隊を繰り出しても残るのは残骸と死者の山…タイガー戦車は忽然と消える。
狼狽するソ連軍は新型戦車を投入しタイガー戦車撃破を計画するのだが…
何とも不思議な映画だが、これは戦争を背景にした神話だ。
敵は戦車の形をした戦争と言う悪しき神で
イワンも悪しき神に立ち向かうべく戦車から産まれた神なのだ。
彼は世界の終わりまで戦い続けるのだろう
戦争が終わっても、あのタイガーは再び現れるのだから。