わたしのハワイの歩きかた

劇場公開日:

わたしのハワイの歩きかた

解説

女優の榮倉奈々が主演を務め、「婚前特急」の前田弘二監督と脚本家の高田亮が再タッグを組んだオリジナル作品。思うようにいかない日常から脱出してハワイへ飛んだ主人公の女性編集者が、現地で出会った人々と織りなす日々をオールハワイロケで描いた。出版社で働く26歳の女性編集者・小山田みのりは、仕事や人間関係に苦労し、イライラが募る日々を送っていた。そんなある日、ハワイで挙式する友人の愛子から2次会の企画を頼まれ、これまでに何冊もハワイの関連書籍を出しているにもかかわらず、一度もハワイ取材に行ったことがないみのりは、「新しいハワイ特集の企画」という口実を作り、会社の経費でハワイへ旅立つ。現地で茜、勉、知哉という新しい友人と知り合い、毎日飲んで遊んで楽しい日々を過ごすみのりだったが……。

2014年製作/119分/G/日本
配給:東映
劇場公開日:2014年6月14日

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(C)2014「わたしのハワイの歩きかた」製作委員会

映画レビュー

4.0結婚は、大いなる誤解から

2014年6月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

チラシを目にしたときは、「こんな80年代みたいな映画を、今さら…」と、引いた。けれども、前田監督の新作と知り、がぜん興味と期待が。「婚前特急」の前田監督ならば、きっと観たことのないような世界をみせてくれるはず、とわくわくして劇場に向かった。 のっけから、やられる。ネックレスの留め具がだらんとぶらさがった、榮倉奈々演じるヒロインの大写し。ぱっとしないのは一目瞭然だが、脱力しているようで意外にしたたか。彼女と物語がどう転がっていくのか、見当がつかない。無駄に⁈美脚をさらしまくり、時には小気味よい啖呵を切り、スクリーンをところ狭しと闊歩する。 ゆううつな日常から脱出して、ハワイでうはうは!な日々なんて当然続かない…と思いきや。酔った勢いと人なつこさが身上の彼女は、様々な出会いを経て、意外に調子よくハワイを渡り歩いていく。さて、彼女のゴールはどこなのか? …なんていう定石のストーリーさがしを忘れさせるほど、彼らの丁々発止のやりとりはイキイキと楽しく、時にどきりとさせられた。 こんな男なんて!が…この人しか、いない♡に変わってしまうプロセスを丁寧に描く前田監督×高田亮(脚本)の手腕は、「婚前特急」から健在。今回は、より多くの登場人物たちをさらにこんがらからせ、真剣なのに可笑しい、絶妙なやり取りを展開させる。ピークは海辺のレストランでの大乱闘。「ローマの休日」での大立ち回りを彷彿とさせる、チャーミングさと活気にあふれ、大いに笑った。 からりと爽快でいて、ほろ苦さに裏打ちされた、余韻ある笑いを存分に楽しめる快作。梅雨のじめじめも、じっとりとした暑さも、ガツンと吹き飛ばしてくれる。大瀧詠一さん(!)や竹内まりや×山下達郎コンビが彩りを添える音楽も必聴だ。

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cma

2.5胸が痛くなる映画

2024年9月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ハワイを舞台にはしているものの、ちょっと軽目の今どきの女子を主人公にした、恋愛映画。 恋愛も、グダグダで、なんとなく始まってなんとなく終わるあたりはリアル。 純愛を貫いて、その恋が成就するようなラブストーリーを期待する向きにはまったくハマらない映画です。 見せ方がリアルで、男女の感情を上手に表現している。リアルすぎてちょっと胸が痛みます。

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うそつきかもめ

3.0私もハワイにいきたい

2023年6月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

海外旅行に全然行けなかったこの3年間。 最近規制がゆるくなってやっと観光もできそうな雰囲気 海外旅行に行くならまず行きたい場所、それはハワイ、なので先にハワイに関する映画を見て気分を高めている こんな感じで満喫できたらいいなぁ

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みんみん@仙台8年目

3.0仕事に疲れた自分と重ねて観てしまう

2022年4月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

myハワイの「エリコのaloha映画館」で見つけた映画。alohaの精神が根付くハワイへ仕事に疲れた日本のOLが行き、人々と触れ合う中で大切なものを見つける物語。ハワイに行ったことがある人は映画の背景を見るだけでも楽しめるかもしれません。 alohaという言葉に絡めたスピーチ、全編ハワイロケ、きれいな背景、竹内まりやのアロハ式恋愛指南、そのあたりは魅力的。ただ、一方で登場するのは日本の役者の方々ばかり、内容はよくある感じの恋愛ドラマと言った感じで、お話はよくも悪くもない感じ。ただ、仕事に疲れ、羽を伸ばした先で色々やらかしちゃう主人公の姿を勝手に自分に重ねてしまう作品でした。

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立花真由美