コーヒーをめぐる冒険

身にならない人生を歩んで身にならないような人間関係や唐突に出会ってしまう人々。 主人公の表情が曇り気味で怪訝そうな態度の割に優しく接する性格に和ませられながら、この先の将来をどう見据えているのやら！？ やっと飲めたコーヒーの味はどんなだろう？？ フォーラム仙台かチネ・ラヴィータにて鑑賞。

大好きな映画。タイトルとポスターに釣られて見始めたけど、中身は想像と違った。 期待を裏切られたがいい映画。ATMのシーン大好き。すごくいい奴。企業に勤めると、周りから愛されて仕事ができない割に出世するタイプだな。

ニート青年の24時間の物語。ニートから脱出しなきゃならない深刻な事実を突きつけられてるのに、なかなかのんびりやさん過ぎる。

コーヒーをめぐる冒険って。。。
コーヒーはメインテーマじゃないし冒険もないじゃん。

物語に起承転結がなく主人公ニコのダメな1日がひたすらダラダラ描かれている。
着地が見えないから観ていて落ち着かない。
モノクロの映像、いくつかに分かれた意味ありげなシチュエーション、
どの登場人物も登場してはニコに深く関わるのかと思えば再登場もなく、
クエスチョンのオンパレードだ。
これをおしゃれと言うのだろうか？

90分という短い映画なのに非常に長く感じ、何度途中でやめようかと思った。

こういう映画もありだとは思うが少なくとも
ぼくには合わない映画だった。