劇場公開日 2014年6月27日

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渇き。のレビュー・感想・評価

全359件中、221~240件目を表示

1.0中身がない。

2014年7月22日
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鑑賞方法:映画館

怖い

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nonokekke

4.5狂気エンターテイメント!

2014年7月22日
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怖い

興奮

知的

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たまきち

5.0自らの渇きにピリオドを打つために

2014年7月21日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

毎回、とんでもない映画を見せてくれる中島監督ですが、この映画もまたとんでもない出来上がりでした。
前回の『告白』以上に賛否両論あって、観る人を選ぶ映画になっています。
冒頭のポップなタイトルバックにだまされてはいけません。
まさに劇薬。
毒になるか薬になるかはあなた次第。

血まみれ加減が園子温監督の『地獄でなぜ悪い』よりも控え目ですが、園監督の作品は作り物の血まみれ感が満載でしたが、こちらの『渇き。』は、リアルな感じが強くて苦手な人は観るに堪えないかもしれません。

それにしても、この映画で描かれる狂気は何なのでしょう。
(中谷美紀さんにもひどい仕打ちです)

登場人物一人ひとりがそれぞれ狂っていて、役所さん演じるヤメデカの父親の狂気が薄まるような感覚を感じました。
この父親の狂気は、愛し方、愛され方を学ばないままに歳を食った男が、何かを取り戻そうあがくことによるのでしょう。
壊すこと、殴ることでしか愛情を表現できない未熟さの狂気ともいえるかもしれません。

そして、もう一人の主人公である娘、加奈子。
行方不明となるこの娘を探すことが映画の推進力なのですが、父親の暴走振りは子供探しを通しての自分探しというテーマをじょじょに置き去りにしていき、最後に残るのは純化された『愛と憎しみ』でしかありません。

娘の心情は、映画のなかであまり語られず、それ故に登場人物からプロモーションに至るまで「バケモノ」扱いされているのですが、「バケモノ」になるにはそれだけの由来がある訳で、原作の理屈をあえて省略した監督の意図はどこにあるのでしょうか。

現実世界では、どんな事件でも本来の心情や真実は、残された人間たちの解釈でしかありません。
犯人は嘘を語り、あるいは嘘を真実だと思いこみ、真実は裁判所の解釈でしか存在しえないのかもしれません。
ときに被害者や体制側も同じように嘘を語り、あるいは嘘を真実だと思いこもうとするのですから。

たとえ「バケモノ」であってもそれも人間のひとつの姿なのでしょう。

そして、もう一つの重大な省略。
原作での父親と娘の関係性における重要なファクターが、単なる肉体的な暴力に置き換わったのは何故でしょうか。

この操作もまた、父親の狂気の説明を拒否して、純粋にその狂気を描こうとした監督の意図なのでしょうか。

ほんとうに愛するためには、愛しすぎてはいけないのかもしれません。
親の盲目的な愛が、赤ん坊を人間へと育てていくことは間違いありません。
それでも、相手をただ愛情の対象として、愛し過ぎることは不幸を招くのかもしれません。
多分、そういった愛情は常に見返りを求めてしまいますから。
誰だって、そうでしょう。
「これだけ愛しているのに」
「こんなにつくしているのに」

ぼくたちは自らの愛情行為に、常に見返りを求めがちです。
でも、ほんとうの愛は、決して見返りを求めない。
だけど、そんな愛を実現することは難しい。
唯一、「愛しすぎないこと」がそこへと至る道のように思えてなりません。

さて
『渇き。』

愛情に渇ききったぼくたちが、その渇きにピリオドを打つために、何をどうなすべきなのか。
この映画の題名が、原作どおりの『果てしなき渇き』ではなく、そしてまた『渇き』でもない意味をそんな風に感じました。

ぼくたちは自分たちの渇きに、自ら句点を打つしかない。
そうでなければ、ぼくたちは永遠の渇きに苦しむこととなる。

まるでイーストウッドが『許されざる者』で描いた瀕死のカウボーイのように。
流したおびただしい血の分だけ、灼熱の渇きを訴えるその姿のように。

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せんころ

4.0今年の邦画でイチバン。

2014年7月21日
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楽しい

怖い

興奮

劇場で3回観たけど
もう一度、二度観たいくらい素晴らしい映画です。
賛否両論ということで評価がすごい分かれてたが、今年の邦画でイチバンです。

ただ、学生に勧める映画ではないです。

中島ワールド炸裂してましたが、
やはり劇中で流れる音楽の使い方とか上手いなって個人的に思いました。
でんぱ組.incは特に鳥肌立ちました。

残酷描写は中々、麻薬やレイプシーンが絡んでるのでR15+ですね。
今だになぜこの映画を学生に勧めてたのか理解できない…。

キャストの皆さんもそれぞれ個性があってとても良かったですよ。
全員キチガイっていうか狂ってますけどね。

小松菜奈さんはこれから期待できる女優さんです。

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Lenely

3.5結局のところ

2014年7月20日
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悲しい

興奮

萌える

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Atsushixx

3.0エンターテイメント

2014年7月20日
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単純

難しい

映画を見たあとに何か感じたり得るものがあるが、これは全く違う。
ただただくずな人たちがめちゃくちゃするだけ。
個人的にはモヤモヤとスッキリが半々くらい残っている。
グロいのが平気な人はエンターテイメントとして楽しめるかもしれない。

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ミラル

5.0最高です!

2014年7月20日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

賛否両論あるという情報もわかった上で観ました。確かにその理由もわかりましたが、自分としては今までには無いような映画でとても楽しかったです!小松菜奈さんの踊ってるとこめっちゃ可愛いですよ!結構グロいので苦手な方はやめたほうがいいと思います。ちょっと刺激を求めている方お薦めです!

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ゆり

4.5普通に面白い映画

2014年7月18日
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楽しい

興奮

難しい

自分は好きです。
ただ高校生には刺激が強い。とくにじょし
自分も高校生だけどとても楽しめた。
グロはやばいね笑
ただ、後味はびみょーかな!
でもオススメ
みた方がいい

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みったー

3.5R15の中途半端さが残念

2014年7月18日
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知的

難しい

まず、見に行くなら必ず時系列は見落とさないこと。
前評判でグロいというイメージを強く持ち過ぎてしまった。
グロモノがダメな人は確かに評価されないでしょう。
そんな場面が多くて相当グロい。
「ソウ」レベルにはある。見に行ったら多分ゲンナリ。
グロ映画で脳に刺激を、と思っている人にとって
はR15なだけに中途半端さを感じる人もいるでしょう。
オチャラケというか、息抜きみたいなものまで入ったりするので。
見る人によってはグッドアイデアなのかもしれないが、自分は
判定不能。
役所さんの演技は流石の一言。妻夫木君の刑事のキャラは個人的
に好きでした。グロリアが走る場面はカッコイイ。
自分としては、グロ映画の満点は4.5点。
「狂気さ」が徹底できなかったと感じてマイナス1点です。
多感な高校生には見せたくない映画。

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迷い人のためになれば

1.0まじ、クソ映画

2014年7月17日
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笑える

主人公がクソ過ぎる。救いがない。
いい役者なのに、人間的にクソ過ぎて、ムナクソ悪い。未成年の歪んだ感情や、犯罪に走る情景を、おもしろおかしく描くのは、好きじゃないな、と気づいた。告白もそうだったけど、見ていても、嫌な気分にしかならなかった。し、出てくる大人もクソ過ぎる。
映画の構成は面白いかもしれないけど、ちょっとやり過ぎ。

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どん

5.0不純物を排除した徹底的な暴力

2014年7月17日
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興奮

心理描写、動機付けの下書き、人間関係の掘り下げ。もちろんそれらは「物語」の構成には欠かせないのだけれど。あえて「不純物」として取り払うことで、より暴力性を際立たせているんじゃないだろうか。コロコロと入れ替わる時系列は向精神薬とアルコールに溺れる主人公のフラッシュバックを表現しているのかもしれない。終盤のホテルの一室では「ボク」と「父親」が入り乱れ、どちらの時系列かもわからなくなる。何故?どうして?ただただ不快、それもいいと思う。「世界が混迷していると思うのであれば、混迷しているのは他ならぬあなただ」といった冒頭の引用を忘れてはならない。

理解できないものを「意味わかんねえ」と切り捨てるのは簡単。意味わかんない、何考えてるかわからない、そう思わせる存在の可奈子はドラッグのメタファーでもあるし。その娘と向き合うことから逃げ続けた母親(黒沢あすか)になるのか。
それとも、憤りを絶やさずにその意図、真相を追い続けて父親(役所広司)になるのか。選ぶのも自由。

暴力に理由を求めるなんて、それこそ馬鹿げてる。

観賞後に、心の奥底から沸き上がる渇きに思わず誰かと話さずにはいられなかった。
言葉にならずレビューとしては不完全だけど、言葉にすれば陳腐になる。感じたままの印象を大事にしたい。

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海

3.5グロいけど見逃したくない

2014年7月17日
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怖い

興奮

ありえないほどテンポよく話が進んで行く。若者が引き込まれる要素は多い。暴力シーンは、かなり覚悟しておかないと目をつぶりたくなる。途中で気持ち悪さを感じる程、思わず劇場を離れたい衝動にかられた。しかし、見逃したくない気持ちが優るような作品であったので全てを見た。作品自体にも加奈子と同じような逃げ出したいはず、離れたいはずなのに夢中になってしまう中毒性が存在していた。とても原作を読んで見たくなった。

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elena

0.5気分悪くなった…

2014年7月16日
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悲しい

なんか…全然わからないんですが…この世界。
出てる人たち全員狂ってるとしか思えん…。
こんな人々見たことないから全然同調できずに終わりました。
それに、役所さん、うるさいんです、ほんとに…。役柄上こうなるのかと思うのですが見ていて疲れた。つまぶっキーもきっとおいしい役なんだろうけど上手くない。
久々に上映中にもう出ちゃおうかな~、なんて思ったのでした。

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peanuts

2.5渇き。

2014年7月16日
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怖い

単純

ストーリーはあってないようなものというか、藤島加奈子を巡るバイオレンスを描いた映画。
グロテスクなシーンばかりだが、高校生もメインターゲットとしてとらえているからか、性的な表現は控えめ。
園子温監督作品などに抵抗がない人は普通に楽しめると思うが、人を選ぶ作品ではある。
やたらと豪華な俳優陣を良い意味で無駄遣いしており、音楽の使い方も上手く、娯楽作品としては十分秀逸な部類だと思う。
まあ、人を選ぶ作品と書いたが、私はそこまで好みではないかも。

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ヨッシー

4.0原作が良かった

2014年7月16日
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怖い

興奮

知的

どんな映画でも、原作が全てだと思います。監督によっていかような作品にも、なってしまうけど、ただ、現代は、このような世界が、身近にあると思うと、怖い。

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タシケン

3.5グロテスク

2014年7月15日
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怖い

単純

想像以上にバイオレンスな映像が多かった。あれはやり過ぎではないかしら。展開はありえなすぎて面白かった。間にアニメーションが入るのが新しい。

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モーリス

3.035歳以上の方は。。。

2014年7月15日
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寝られる

90’sに10代をすごした人によっては、突然の既視感から自らの恥ずかしい過去を思い出させられ、ア”ーーーーーとなるかもしれない....これを意図的にやっているとしたら、やられました。
新ジャンル・顔が赤くなる映画

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puripuri

3.5バケモノ親子。

2014年7月15日
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怖い

興奮

難しい

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ハチコ

4.0渇き。

2014年7月15日
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笑える

期待は裏切らない面白さでした。
あっという間に終わりました。
見たあとに疲れるという人もいるかもしれないけど、あたしはそれほどでもなかったかな。
よくできた映画。
告白もそうでしたがこの作品も美しく仕上がっていると思います。
グロさすら、美しく。
最近は予告がよくできていて、あー面白そう!と思わせて実は期待外れみたいなのもあると思うけど、この作品はそんなことなくて本当に面白かったです。

キャストもまあまあ、良かったんじゃないでしょうか!
また見たい作品です。
最近の若者のドライぶりをテーマにしているのかな、ホント、なんなんだろ。
そんなドライなんかな。最近の子って。

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Yuune.

3.0渇き。みました

2014年7月15日
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怖い

興奮

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toukyoutonbi