青天の霹靂のレビュー・感想・評価
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「ユリゲラーって知ってる?」「由利徹じゃなくて?」
映画「青天の霹靂」(劇団ひとり監督)から。
主人公がタイムスリップしたのは「昭和48年(1973年)」、
当時は「500円玉」もなく、現代に生きる彼が
支払おうとしたら「何ですか? これ」と訊ねられてしまう。
そんな時代背景を表現しているシーンが面白かった。
手品師だから、スプーン曲げにスポットを当てて
「ユリゲラーって知ってる?」と子供に訊いたら、
「由利徹じゃなくて?」と言い返す会話が、一番受けた。
いくらなんでも、こんな洒落た返事ができるわけない、
そう思いながらメモしたけれど、やっぱりインパクトがある。
「ゲイ(鯨)を食って、芸を磨けってな」「これ、鯨ですか?」は、
給食で「鯨の竜田揚げ」を食べたなぁ、なんて思い出した。
お笑いタレント「劇団ひとり」さんの初監督作品と知って、
笑いあり、涙ありの物語の展開に、彼の才能を感じながら、
次の作品を観てみたい気がする。
時代背景って、けっこう大事だよなぁ。
過去に例を見ない小規模タイムスリップ
だったんだけどまぁまぁよかった。思いの外両親との邂逅までが長い。そしてコミカルな作品かと思いきや雰囲気は少し暗め。
母子の最後の会話には意外とうるっと来ました。でも最初から最後まで話の筋が完全に読めてしまうので、少し冗長に感じるところはあったかも。そして晴男が過去に飛ばされた意義もいまいちすっきりしなかったかな。生きる意味といってもちょっと説得力ないし、父が死んでしまっては彼に感謝や謝罪は伝えられない。ただどうやら過去ではなくただの夢に思えますが。そうでないとタイムパラドクス半端じゃない。
こんな強がり見栄張りの癖、多かれ少なかれ誰にでもあるのでは?見てて共感してしまう。
原作未読
大泉扮する主人公は、どの時点で自分が生まれる直前でそこにいるのが両親て気づいたんでしたっけ?
普通自分の母を口説きませんよね?
普通タイムスリップ物だと、自分の行動によって現在がなにかしら変わってあるという展開になるのだが、この作品は何も変わっておらず、ただ一つ自分の心の中だけが大きく変わっているというストーリーはとても良かった。
劇団ひとりの演技は、コントと変わらず笑っていいものか素直に見るべきか困惑。
ビンタのくだりが一番良かった。もっとしつこくても面白かったかも。
親子関係が上手く描けている
誰でも自分のアイデンティティに何がしか不安を持っているはずだ。特に親子関係にである。そのものズバリをテーマにとても上手く料理している。しかし反面タイムスリップによる明確なズレとそれによるスリリングな展開の描き方が有名なアメリカ映画と異なり十分されていないのでやや気になった。でも日本的なのでこれでいいかもね。
素晴らしい
劇団ひとり監督が描きたいものが大泉さんの演技で鮮明にわかった。
家族の愛、生きていくことの厳しさ、夢…。
演技もそうだがストーリーも具体的かつ簡潔でわかりやすくどこか惹きつけられる。
泣けて、笑えて、ほっこりできる最高の作品。
ちょっとありきたり。
生きる気力を失いかけている、
冴えないマジシャン、轟 晴夫。
ある日、父の訃報が届き、40年前にタイムスリップしてしまうのだが、そこで若き父と母に出会う。
先読みしてしまうのはわたしの悪い癖なのですが、序盤でラストが読めてしまって、ベタだなあと思ってしまったのが正直な感想。
しかし冒頭がとても好きです。
全体的にですがトランプからの話の運びがうまい。
真実を知った時の、晴夫の叫びがドシンと来た。
やはりオチがバレバレなのが残念でならないのですが、ストーリーはとても綺麗にまとまっていて、後味がよかったです。
あそこから流れるMr.Childrenの「放たれて」がとにかくいい。
細かいところがすごい
ナポレオンズだったり、警察が騙されちゃ〜…という父のセリフだったり、細かいところが面白い。
大泉洋がどうしても好きになれないので、キツかった。
子どもの命を優先することに対しての葛藤が父母ともにもっとあれば、感情移入できたと思う。
劇団ひとりは面白い
原作読んで結末を知っていたから感動は半減だった。原作ではヤクザとか出てきてもっと波乱がある感じだったのに出てこなかったから少し残念。映画だから全ては描ききれないから仕方ないよな。縄でひとりの首を絞めるシーンは本当に面白かった。マジックがいちいちスゴかった。
確かに良い映画
ちょっと期待しすぎたかな?
予告も観たことなく出演者程度しか知らずに観ました。
3丁目の・・・の程ノスタルジックも薄い状態でしたが、舞台が舞台だったので楽しく観れました。
もっと泣かせてくれるシーンがあると期待しましたが・・・
少し残念。
ささらさやの勝ちです。
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