青天の霹靂のレビュー・感想・評価
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予想外に泣ける。全てを包み込む母の愛。
【賛否両論チェック】
賛:笑って泣けるヒューマンドラマ。「親思う心に勝る親心」に涙。
否:展開はかなりご都合主義か。ストーリーもある程度は先読み出来てしまうのが難点かも。
設定は奇想天外ではありますが、そんな中にも心温まる家族の愛情がしっかりと描かれています。笑いあり、涙ありで、予想以上に楽しめること請け合いです(笑)。
若干進み方はご都合主義で、展開も先が読めるお話ではありますが、まさに「親思う心にまさる親心」という言葉がピッタリな映画です。温かいストーリーが観たい方に、是非オススメです。
噛みしめる感動
青天の霹靂を初日舞台挨拶で鑑賞。
あまりに素晴らしかったため翌日に2回目を観に行きました。
この作品は物語にインパクトのあるような「大作」ではないため、インパクトがあったり設定に癖のあるのが好みな人には物足りないかもしれません。
物語は「王道」な話。しかし、王道だからこそ、登場人物の色や想いが丁寧に描かれています。
こういう作品て今ないんじゃないかな。
肩書だけの俳優がいない。
大泉洋は勿論だが、柴咲コウの愛らしい女性から子を身ごもって母になるという女性としての変化を見事に演じていた。
特に病室の悦子、悦子と晴夫の場面は涙が込み上げてきた。
チョコレートの件も涙。
大袈裟ではなく、主演男優、助演女優・男優、監督、美術といった賞レースに絡んでくるのは間違いないと思います。
それくらい皆さん熱演でした。
因みにあの一言で終わるのは原作と同じです。
晴夫のこれからを描いてすっきりさせていたら、そこらの映画と何ら変わらない。それこそありきたりな演出。
あの終わり方によって、ミスチルの曲が活かされていたように思います。晴夫が伝えられなかった母・悦子へのメッセージ。
2回観たけど、また観たい…そんな映画は何年ぶりだろうか。
エンドロールの最後まで映画の世界観に浸れる映画でした。
優しい嘘。
子供の知らない親の事…気持って…知る必要ないのかもしれないけど…知ったらきっと幸せになれるのかも…
原作が読みたくなりました。
一粒以上の涙
劇団ひとり、原作・脚本・監督・出演の作品。一人いったい何役なんだ(笑)。
「笑いと、たぶん一粒の涙の物語」がキャッチコピーのこの作品。涙は一粒じゃないですよ。いや、実際には泣きませんでしたが、少なくとも2回泣きそうになってしまいました。ちょっと冗長だと思うようなカット割りもありますが、初監督作品にしては、中々だと思います。ただ、映像の雰囲気、カット割りから感じるのは、基本的に、劇団ひとり監督は、あまり明るい性格じゃないんじゃ無いかと・・・。何となく、物悲しい映像なんですよね。
それと、大泉洋も良いですね。芸達者です。手品のシーンも、吹き替えなしで大泉洋自身が演じたそうです。撮影の合間にも、だいぶ練習したらしいです。それだけに、見事でしたね。終盤の鳩を出すシーンは、カッコ良かったです。
柴咲コウも素晴らしい。美しく、強い女性を演じています。それと、劇団ひとり監督は、女優になんか必要以上のあこがれが有るんですか?花見の時、悦子が桜を見上げるシーンが、何か少女漫画チック・・・。そう言うところは、直して欲しいですね>劇団ひとり監督。
この作品は、監督がロケにこだわったという事で、全編オールロケ。浅草雷門ホールのシーンは、長野県上田市の劇場を急遽雷門ホールに見立てて(改造して)撮影したそうです。宣伝番組で上田市を訪れるシーンが有ったんですが、その劇場は、雷門ホールの姿のままでした。
いや、それにしても、期待以上の感動。一粒以上の涙。劇団ひとりって、多彩だな。
まさに蛇足!
上映前に中島哲也監督の「渇き。」の予告編を見ました。どうやら、ロクデナシの狂った人間たちが大勢、登場するイカレタ映画で、過激なまでの映像や演出に彩られた映画であるようなのです。余り、観たくない映画です。中島監督には関心があるものの、最近の映画って、殺したり、殺されたり、殴ったり、殴られたり、殺伐としたものばかりだな、と思わず、溜息をついてしまいました。
この映画の監督、劇団ひとりは山田洋次の「男はつらいよ」が大好きとの事だったので、この作品も穏やかな人情劇なのだろうな、と想像しながら、上映に臨みました。大泉洋はなかなかの演技力でしたし、脇を固める柴咲コウや風間杜夫や笹野高史もなかなかでした。しかし、若き日の父親役の劇団ひとりがいけません。昭和48年にあの髪形はないでしょう。まるで、ウスラバカのk-popスターです。当時の若者の髪形は七三分けか、肩まで伸ばした長髪のいずれかが、大半であったと思います(ここで☆半分減る)。そして、なにより失望したのか、エンディングです。現代に戻った大泉洋が警察から携帯にかかってきた電話により、発見されたホームレスの死体が、父親と別人だったことを知らされるのです。すると、そこに、現在、生きている父親(顔はぼかしてありますが、演じているのは劇団ひとりです)が通りかかり、大泉洋とことばを交わすのです。私はあっけにとられました。信じられませんでした。このご都合主義の脚本、一体、何なのでしょう。つい今しがた、この作品を観て、流した涙を返してくれ、と云いたくなりました。まさに蛇足です。(ここで☆2つ減る)
基本的には、劇団ひとりには映画を撮る才能が十分備わっていると思います。その才能を無駄にしないためにも次回作は、脚本を徹底的に練り上げてから、撮影に臨んで欲しいものです。
期待通りに良い作品でした!!
臭い
初監督作品としてはまずまず
売れないマジシャンが過去にタイムスリップし、憎しみ続けてきた両親と出会い、自分の出生の秘密を知っていく姿を描くヒューマンドラマ。物語としては感動的だが、映画としての展開がややゆるく感じた。劇団ひとりにとってはこれが初監督作品。これからももっと映画を撮って欲しい。
笑いと感動を同時に味わえる
涙が止まらなかった
どうかと思ったけど面白かった
涙をお忘れなくお持ちください。
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