アフターショック(2012)
劇場公開日:2013年10月26日
解説
「ホステル」シリーズのイーライ・ロスが製作・脚本・主演を務め、チリで大地震に遭遇したアメリカ人青年が体験する恐怖を描いたサバイバルスリラー。チリ旅行を満喫していたアメリカ人観光客グリンゴと、チリ人の友人アリエルとポロ。3人の美女をナンパして一緒にダンスクラブへと繰り出す彼らだったが、そこへ巨大地震が発生。略奪者や脱獄した凶悪犯罪者、余震の恐怖によって街が地獄絵図と化す中、一行は生き残るべく奮闘するが……。「シッチェス映画祭ファンタスティックセレクション2013」にて上映。
2012年製作/89分/R18+/アメリカ
原題:Aftershock
配給:松竹
スタッフ・キャスト
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2022年10月8日
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鑑賞方法:試写会
よくできたホラー映画(パニック映画?)。短くまとまっていて、ラストが印象的。
2021年10月19日
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最初はわかりやすかった男たちの服の色。緑のTシャツの男がチリの金持ちで人気者のポヨ。そしてカイリーとモニカの姉妹にロシア人のイリーナと仲良くなって遊んでいたが、突然襲ってきた巨大地震。クラブの天井が抜け落ち、血みどろの地獄絵図。逃げ惑う彼らを脱獄囚たちが襲いかかる・・・
まずはアリエルが左手首を失い、病院に連れて行こうとするものの、ケーブルカーのロープが切れてしまうパニック。さらにグリンゴ(イーライ・ロス)が倒れてきた壁につぶされ、そこを脱獄囚が襲い、女の子たちもレイプという憂き目に・・・ヤバすぎ!
地震のパニック作品は数多くあるが、その後の疑心暗鬼に駆られた人間の本性ややることしか考えてないケダモノ囚人たち。途中で助けた消防士の男も逃亡を助けてくれたりするのだが、簡単には逃げられない。
イーライ・ロスらしいグロさ全開なのだが、地震までののんびりした観光映画風なところがつまらなすぎた。一応伏線も張ってあるけど、ラストショットだけは印象に残る。忘れていたよ。津波。スペイン語でもツナミと言うんですね・・・
2021年10月1日
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前半30分余は明るい馬鹿騒ぎ、地震が襲ってからはさながら地獄絵図、コントラストという意味の前半だったのか・・。
地震の怖さもさることながら暴徒と化した人間の醜さの酷いこと、暴徒ばかりか疑心暗鬼になった普通のおばさんが避難者を銃で撃つ、教会の地下の洞窟は修道女が密かに産み落とした赤子の墓場だった、倒れ散るキリスト像が神は人々を見捨てたと言わんばかり。命からがら生き延び日差しの指す海岸に逃れた彼女の後ろに牙を剥いた津波が迫ってくるところでThe End.
結局、登場人物は皆死んでしまった・・・。
映画の舞台のチリははナスカプレートと南米プレートがせめぎ合う大地震でも有名な国。
チリ生まれの監督ニコラス・ロペスが暴力的ホラーマニアのイーライ・ロスにチリ地震で起きたことを話すうちに意気投合、映画化となったようです。
地震だけでも怖いのに本性丸出しの人間の方がよっぽど酷い、地震と言うのは天災と人災の複合災害とでも言いたかったのだろうか。
予算が無いので全編キャノンのEOS-Dで撮影したという、好き嫌いは別として、これほど救いようのない吹っ切れ方はB級映画ならではの本領発揮なのかも知れません。
Amazonプライムで見ました。
なかなか来るもののある映画でした。
割とオススメです。
他の方達も書いてあるように、地震も恐ろしいですが、人間はもっと恐ろしいと思います。
日本ではここまでの悪人はそうそうは居ない…とまでは言い切れませんが、途上国に行ったら、こんな連中が多いのだろうなと思いました。
それにしても、男気溢れるポヨがどぶろっくの毛の薄い人にしか見えないのは私だけではないはずです。